OEMメーカー発D2Cブランドが、製品企画からの徹底支援で月商3倍・初の通期黒字化を達成
プロジェクト概要
本プロジェクトは、大手アパレルブランドのOEM生産(受託製造)を本業とするインナーメーカー様における、自社D2Cブランド(楽天市場店)の支援事例です。
確かな製造技術をお持ちである一方、「売れる商品企画」や「EC販売戦略」のノウハウが不足しているという課題に対し、販売代行のみならず上流工程である「製品企画」から参画いたしました。
市場調査に基づいた新商品の開発から、日々の店舗運営、物流・CS対応に至るまでを一気通貫で支援し、ブランドの収益化を目指しました。
| 業界 | インナーメーカー(D2C/本業:OEM工場) |
|---|---|
| 商材 | レディースインナー、季節系インナー |
| 目的(KGI) | 1. AW(秋冬)シーズン月商3,000万円 2. 広告比率10%未満 |
| 主要KPI | 主力SKUごとの売上高達成率 |
| 支援範囲 | 1.製品企画・開発支援 2.コンサルティング 3.運用代行 4.CS・受発注対応 |
施策の概要/ご相談の背景
クライアント様は長年OEM工場として高品質な製品を供給されてきましたが、自社企画のD2Cブランドに関しては売上が伸び悩んでいました。最大の障壁となっていたのは、社内に「製造のプロ」はいても「EC販売のプロ」がおらず、どのような製品を作ればモールで売れるのか、製品化後の販売戦略をどう描くべきか、といった知見が不足していた点です。
そのため、明確な戦略がないまま商品を投入せざるを得ず、認知拡大のために広告費を投じても効果が出ないという悪循環に陥っていました。広告比率は18%前後で推移しており、売上の柱となる主力商品をどう作り、どう育てるか、根本的な課題からの脱却が急務とされていました。
| 主な課題 |
| ・EC専任者が不在で、製品企画から販売戦略までの方針が定まっていなかった ・主力商品が不在のため、売上のベースラインが不安定だった ・ブランド認知が低く、広告の費用対効果が合わずに赤字傾向が続いていた |
ジャグーへ依頼した決め手
一般的なECコンサルティング会社や運営代行会社とは異なり、「製品企画」の段階から深く関与できる点が採用いただいた決め手となりました。
「何を作るべきか」という段階から相談したいというご要望に対し、市場調査データに基づいた「根拠ある生産計画(商品スペック、投入時期、生産数量)」をご提案できたことが高く評価いただきました。また、企画後のモデル撮影、ページ制作に加え、手間のかかる受発注やカスタマー対応までを丸ごと任せられる「一気通貫の支援体制」もご評価いただいたポイントです。
さらに、経営判断を迅速化するための「日次損益管理ツール」の提供により、投資のアクセルとブレーキを精緻に判断できる環境を提示できた点も、信頼獲得の大きな要因となりました。
| 選定時に評価いただいたポイント |
| ・製品企画から参画し、調査データに基づく具体的な商品開発提案があったこと ・撮影、制作、受発注、CS対応まで、バックオフィス含めた一気通貫の支援体制 ・「いつ・何を・どれだけ作るべきか」という生産計画へのコミット ・日次で利益を見える化し、投資判断をサポートする管理体制 |
支援内容と成果
支援開始にあたり、現状の数値データを徹底的に分析し、課題の特定と優先順位の設計を行いました。戦略設計から運用まで実行した結果、以下成果を創出できました。
| 定量成果 | ・月商が1年間で3倍成長 ・提案された新製品が初年度で最高月商1,500万円を創出 ・広告比率が18%→10%まで低下 ・D2C事業で初めての年間収益が黒字化 |
|---|---|
| 定性成果 | ・日次損益表を作成したことで、広告の良し悪しや割引による利益が出ているかが見える化され、施策の精度が高まった ・主力商品が育成できたことで、売上高のベースが安定し、次の主力商品の開発と育成に時間を回せるようになった ・楽天市場の売上が向上したことで、他モールへの展開を視野に入れるようになった |
支援のスタートにあたり、まず最初に着手したのが楽天市場内における徹底的な競合調査とトレンド分析です。単に売れているものを探すのではなく、「市場での需要は高いにもかかわらず、供給が追いついていない商品は何か」を特定することに注力しました。
この調査データを基点として、勝算のある新商品の企画を立案しました。具体的には、生地の選定から機能性の訴求ポイントに至るまで詳細なアドバイスを行い、さらには「いつ、どれだけの量を投入すべきか」という、生産数や投入時期を含めた緻密な販売計画を策定しております。
また、こうした販売戦略の裏側で、バックヤード業務の整備も同時に進行させました。急激な受注増にも耐えうる体制を整えるべく、受発注システム(OMS)の初期設定を行い、攻守両面での準備を完了させました。
そして、商品が完成してからは、その魅力を最大限に伝えるためのクリエイティブ制作へと移行いたしました。ターゲット層に響くモデルの手配から撮影、ページ制作までを一貫して実施しております。
そして販売開始後は、弊社独自のツールを用いた「日次での損益管理」を導入して利用いただいたおかげで、「今日は利益が確保できているため広告出稿を強化する」「割引率が高い日は逆に広告を抑制して利益を守る」といった、状況に応じた柔軟かつ精密なコスト調整が可能となり、無駄な支出を徹底的に排除することに成功しました。
結果、1年間で月商は3倍にまで成長しました。特に弊社が企画提案した新商品は、販売初年度にして最高月商1,500万円を記録する大ヒットとなり、ブランドの中核へと成長しています。

また、日次損益管理による広告運用の適正化により、以前は18%あった広告比率は10%まで低下に成功しました。売上伸長と利益率改善が同時に進み、D2C事業開始以来初となる年間収益の黒字化を達成しました。

確固たる主力商品が育ったことで売上のベースラインが安定し、現在は「次の柱」となる新商品の開発にリソースを割ける好循環が生まれています。楽天市場での成功体験により、現在は他モールへの展開も視野に入り始めており、事業は新たなフェーズへと進んでいます。

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特に、LTV分析ツールや楽天検索順位自動チェックツール、競合の商品販売数分析ツールなどの独自開発システムを活用した緻密なデータ分析に基づく「売れる仕組み作り」を得意としており、数多くの店舗を月商拡大へと導いてきた実績があります。
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