最終更新日:2026.7.27
Amazon FBAとは?仕組み・手数料・メリットと黒字化のポイントを解説
Amazon FBAとは、商品の保管から注文後の梱包・発送、カスタマーサービスなどをAmazonに委託できるサービスです。
出品者の業務負担を軽減できるほか、条件を満たす商品はPrime対象となるため、購入機会の拡大も期待できます。
一方で、
「FBAの仕組みがよくわからない」
「手数料が高くて結局儲からないのでは」
「自己発送と比べてどちらが向いているのか」
と悩む出品者も多いでしょう。
本記事では、Amazon FBAの仕組みや自己発送との違い、メリット・デメリットに加えて、2026年7月時点の最新手数料や、FBAで黒字運営を目指すためのポイントを詳しく解説します。
FBAを利用すべきか迷っている方は、自社商品のサイズや販売価格、在庫状況、想定利益などと照らし合わせながら、導入判断や利益改善に役立ててください。
なお、Amazonで利益を上げるための具体的な施策については、以下記事で詳細を解説しているので合わせて確認してみてください。
関連記事:Amazon出店完全ガイド!出店の方法から成果を出す具体策まで解説
監修者
ジャグー株式会社 代表取締役米原 広兼
新卒で楽天グループ株式会社に入社し、ECコンサルタントとして
SOY(Shop of the Year)受賞店舗をはじめ多数の上位店舗を支援。
約2万人の社員の中から「楽天賞MVP」を受賞するなど、
高い実績と評価を獲得。
その後、大手企業のEC支援を行うコンサルティング会社を経て、
2020年にEC専門支援会社「ジャグー株式会社」を設立。
楽天市場やAmazonなど複数モールにおける売上拡大・運用最適化を総合的に支援している。
また、グループ会社にて自らもAmazonでの販売事業を展開。
自社ブランド製品はAmazonで「Amazonおすすめ」を多数獲得し、
販売開始から1年で月商1,000万円を突破するなど、売り手としても豊富な実績を持つ。
目次
Amazon FBAとは?基礎知識をわかりやすく解説
AmazonのFBAとは「フルフィルメント by Amazon」の略で、日本各地にあるAmazonの物流拠点(FC:フルフィルメントセンター)に商品を預けるだけで、商品の保管から注文処理、配送、返品対応も含めたカスタマーサービスまでAmazonが代行するサービスです。
FBAの導入後に出品者が行う作業は、以下の3つだけです。
- 商品登録
- 納品手続き
- Amazon FCへの発送
その後、Amazonは次の4つの作業を代行してくれます。
- 受注処理
- 商品梱包
- 購入者への配送
- カスタマーサービス
Amazon FBAを活用すれば、出品商品に「Primeマーク」を獲得できるほか、お盆や年末年始を含め24時間365日の受注や出荷に対応できます。
また、物流業務全般の大幅な業務効率化が図れるため、効率化した時間を商品開発などに注力することで売上の拡大につながります。
なお、類似サービスとして、楽天市場の「楽天スーパーロジスティクス(RSL)」やYahoo!ショッピングの「ヤマトフルフィルメント」があります。それぞれの詳細については、以下の記事をご覧ください。
関連記事:楽天スーパーロジスティクスとは?料金体系や活用事例・最強翌日配送にも関わるメリットを解説
関連記事:もう物流で悩まない!ヤマトフルフィルメントで実現する優良配送と売上向上
FBAと自己発送の違い
Amazonで商品を販売する場合、FBAの他に自己発送する方法があります。
どちらの配送方法を選ぶかによって、業務負担や購入者へのサービス内容が変わります。
両者の違いは以下の表のとおりです。
| 項目 | FBA | 自己発送 |
| 商品保管 | Amazonの倉庫 | 自宅や自社倉庫 |
| 梱包・発送 | Amazonが対応する (Primeマークが付く) | 出品者が対応する |
| 配送スピード | 翌日配送や指定日配送が可能 | 設定した配送方法・配送業者による |
| 購入者負担の送料 | Amazonの料金設定に準ずる (Prime会員は無料) | 出品者が設定できる |
| カスタマーサポート | Amazonが対応する | 出品者が対応する |
| 手数料 | FBA手数料(※)が発生 ※以下「FBAにかかる手数料」で詳しく解説 | 販売手数料、出品プラン料金、配送料・梱包資材費など |
自己発送は、梱包や発送、購入者対応を自社で行うため、受注数が増えるほど業務負担も大きくなります。
一方、FBAでは、注文後の梱包・発送やカスタマーサービスをAmazonに委託できます。条件を満たす商品にはPrimeマークが表示され、お急ぎ便などの配送特典の対象となる点もメリットです。
基本的にはFBAの活用が向いていますが、すべての商品に適しているわけではありません。家具や寝具、大型家電などの大きく重い商品は、手数料が高くなりやすいため、自己発送との費用比較が必要です。
また、消費期限・賞味期限が短い食品は、自己発送のほうが在庫ロスを抑えられる場合があります。商品のサイズ・重量や保管期間、販売数量を踏まえ、適した配送方法を選びましょう。
FBAを活用できない商材
一方、Amazon FBAで納品・保管できない商品が規定されており、以下のいずれかに該当する商品はFBAを活用できません。
| FBAの禁止商品(一例) |
| ・日本の規格及び法律を満たしていない商品 ・室温で保管できない商品 ・動植物 ・危険物及び化学製品 ・出品に必要な届け出や許可取得などが行われていない商品 ・医療機器 ・医薬品 ・金券類 ・ゴールド、プラチナ、銀などの貴金属バー・インゴッド・地金 ・金貨・銀貨・銅貨・記念コイン ・古銭・古札 ・プログラムのポリシーによって出品が禁止されている商品 ・リコール対象の商品、または日本で販売が禁止されている商品 ・ネオジウム磁石および、その他の商品に影響を及ぼす恐れのある磁性商品 ・法令により所持等が禁止されている大麻由来製品。たとえばテトラヒドロカンナビノール(THC)が含まれている商品 ・カンナビジオール(CBD) が含まれている商品 |
上記は一例のため、詳細な規定はAmazonの公式ページ「FBA禁止商品」をご覧ください。
FBAを利用する場合、販売予定の商品がFBA禁止商品に該当しないか、事前にしっかりと確認しましょう。
Amazon運営でFBAが重要な理由
Amazon運営でFBAが重要な理由は主に次の2点です。
- 販売商品にPrimeマークが付与されること
- 有料会員はお急ぎ便やお届け日時指定便が無料で利用できること
FBA商品には、Primeマークが付与され、Primeマークの表示がない商品と比較するとCTR(クリック率)や転換率が高くなり、検索順位が上がりやすいとされています。
なぜなら、AmazonではFBA商品を検索結果で優先的に上位表示しているため、ユーザーに認知されやすいからです。
また、FBA商品はAmazonが発送者となるため、購入する際の安心材料となり購入の決め手になりやすい点が挙げられます。
このようにAmazonで売上向上を目指す場合は、Primeマークを獲得できるFBAの導入は重要と言えます。
FBAを導入する8つのメリット

FBAを導入するメリットは主に以下の8つです。
- 業務を委託し効率化が図れる
- 送料無料になり購買を促進できる
- 検索上位に露出されやすくなる
- カート獲得率の向上を見込める
- 決済方法の選択肢が増える
- 海外発送にも対応できる
- 1,000円以下の商品はFBA配送代行手数料が割安になる
- FBAマルチチャネルサービスを活用できる
順に解説します。
1.業務を委託し効率化が図れる
FBA最大のメリットは、受注から梱包、発送、顧客対応までの物流業務全般をAmazonに委託し効率化が図れることです。
その効率化した時間を商品の仕入れや販促活動に費やし、商品やサービスの向上を効率的に行えます。
また、FBAを活用すればAmazonの倉庫を使えるため自社で倉庫が必要なくなる、あるいは省スペースで運営できます。
たとえば、大型の家電商品を数十個と在庫を抱える場合、保管スペースの問題や、受注の都度運搬するコストは計り知れません。
そのため、特に商品数や種類が多い店舗は出荷商品を探す手間も省けることから、FBAを活用し業務効率化を図ることをおすすめします。
2.送料無料になり購買を促進できる
FBA商品はPrime対象となり、商品ページにプライムマークが表示されます。
Amazon Prime会員は配送料無料で購入できます。Amazon Primeは、年会費5,900円または月会費600円(税込)で、配送特典や動画配信などを利用できる会員制プログラムです。
送料は、ユーザーが商品を購入する際の判断材料の一つです。同じ商品が複数出品されている場合、プライムマークの付いたFBA商品は送料面で選ばれやすく、購買の促進につながります。
また、Amazon.co.jpが発送する対象商品は、Prime会員でなくても注文金額が3,500円以上で通常配送が無料です。一方、Prime会員は少額の商品でも配送料無料となるため、販売機会の拡大が期待できるでしょう。
プライムマークの取得方法やメリット、具体的な取得手順については、以下の記事で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。
関連記事:【2026年最新】Amazonプライムマークとは?5つの取得メリットと取得手順を解説
3. 検索上位に露出されやすくなる
Amazonでは、FBA商品を検索結果ページで優先的に上位表示する仕様としています。
この仕様は、Amazonが顧客満足度を重視しており、FBA商品の方が、迅速な配送や丁寧なカスタマーサポートといった点で、顧客満足度が高くなると判断しているからと言われています。
さらに、FBA商品はPrimeマークとあわせて「明日中⚫︎/⚫︎に無料配送」というように配送サービスの条件を表示させユーザーの購入を促進する効果もあるため、検索結果で上位表示されると、商品の露出機会が増え売上アップにつながりやすくなります。
4.カート獲得率の向上を見込める
FBA商品はカート獲得率の向上も見込めます。
同一商品に複数の出品者がいる場合、同一料金であればFBA商品の方がカートの選ばれやすい表示位置を獲得しやすくなります。
Amazonでは、1商品1ページというルールがあり、同一商品でカート表示のトップを獲得できれば売上に大きく影響します。
Amazon公式からカート獲得の方法は公開されていないものの、以前Amazon公式サイトに「FBAを導入したらカート獲得率が3倍に上がった」という出品者の声がありました。
そのため、FBAの導入によりカート獲得率が向上することで商品の売上アップが期待できるでしょう。
5.決済方法の選択肢が増える
FBA商品では、クレジットカードやAmazonギフトカードのほか、対象となる注文ではコンビニ・ATM・インターネットバンキング・電子マネー払いなどが利用可能です。
一方、自己発送商品の一部では、これらの支払い方法を選択できない場合があります。購入者が利用できる決済方法を増やすことで、希望する支払い方法がないことによる離脱を防ぎやすくなります。
なお、Amazon.co.jpの代金引換は2024年6月6日に終了しており、2026年7月現在はFBA商品でも利用できません。FBAマルチチャネルサービスの代金引換も、2024年9月20日に終了しているため注意が必要です。
6.海外発送にも対応できる
FBAでは追加料金なしで「FBA海外配送プログラム」を利用できます。
FBA海外配送プログラムは、FBA利用者なら追加料金なしで、面倒な手続きもなく67以上の国や地域からの購入を可能にします。
ただし、メディア商品(本、ミュージック、ビデオ・DVD、PCソフト)や食品・飲料、酒カテゴリに該当する商品はFBA海外配送プログラム対象外のため注意が必要です。
通関手続きや海外ユーザーからの問い合わせもAmazonが対応するため、将来的に越境ECに挑戦したいと考えている店舗は、FBAを導入しておきましょう。
7.1,000円以下の商品はFBA配送代行手数料が割安になる
Amazonでは、価格が1,000円以下の対象商品に、通常より低いFBA配送代行手数料が適用されます。
小型サイズと標準サイズの最小区分における手数料は、以下のとおりです。
| サイズ区分 | 寸法・重量 | 1,000円超の商品 | 1,000円以下の商品 |
| 小型 | 25cm×18cm×2.0cm以下、250g以下 | 288円 | 222円 |
| 標準 | 35cm×30cm×3.3cm以下、1kg以下 | 318円 | 252円 |
以前は、低価格かつ小型・軽量の商品を対象とする「FBA小型軽量商品プログラム」が提供されていましたが、同プログラムは2024年3月31日をもって終了しました。
2026年7月現在は、価格が1,000円以下の対象商品に対して、サイズ区分に応じた低価格のFBA配送代行手数料が適用されます。そのため、低価格帯の商品を販売する店舗は、商品のサイズや重量を確認した上でFBAを活用することで、配送代行手数料を抑えられる可能性があります。
ただし、販売手数料や在庫保管手数料などを含めると、利益が残らない場合もあります。単品販売で手数料負けする場合は、2個セットや3個セットで販売価格を上げるほか、自己発送への切り替えや出品の見直しも検討しましょう。
8.FBAマルチチャネルサービスを活用できる
FBAではAmazon以外のECサイトなどで購入された商品の発送もAmazonが代行する「FBAマルチチャネルサービス」が利用できます。
Amazon以外にも楽天市場やYahoo!ショッピングなど、複数の販路を持つ企業にとって在庫管理の一元化が可能です。また、これから販路拡大を目指す企業にとって配送の手間が減るため、他のECサイトへの進出が容易となります。
ただし、Amazon以外で購入された商品の出荷手続きが必要になる点や、販売後のカスタマーサービスは自社で行う必要がある点は押さえておきましょう。
FBAマルチチャネルサービスを活用すれば、販売チャネルをスムーズに拡大でき、EC全体の売上向上も期待できます。
FBAマルチチャネルサービスの料金体系や詳しいメリット、利用時の注意点は、以下の記事で解説しているので、あわせてご覧ください。
関連記事:【2026年】FBAマルチチャネルとは?料金体系やメリット・注意点をプロが解説
FBAを導入する際の3つの注意点
数多くのメリットがあるFBAですが、以下3つの注意点を踏まえて導入を検討しましょう。
順に解説します。
1.Amazonの納品ルールが適用される
ひとつ目の注意点は、Amazonの納品ルールで配送される点です。
FBAを導入すると、購入された商品はAmazonの梱包ルールに従い、Amazonのロゴが印字されたダンボールで発送されます(マルチチャネルサービス利用の場合は無地のダンボール)。
そのため、配送時に自社ブランディング用にダンボールの加工や、商品の細かなギフト設定が行えないことは把握しておきましょう。
2.倉庫内の商品管理がAmazonに託される
2つ目の注意点は、倉庫内の商品管理はAmazonに託されることです。
FBA商品を納品するとAmazonのFCで保管されます。FCでは24時間体制の警備が行われているため、ある程度は安心して管理を任せられますが、保管中や物流過程での商品の損失や紛失のリスクはゼロではありません。
また、FCへ保管中の商品状態を確認したい場合は、取り寄せる手数料が発生するのにも注意が必要です。
しかし、万が一FBA在庫商品の破損や紛失をした場合は「フルフィルメント by Amazonサービス条件」の規定に従って交換あるいは売上相当額をAmazonが補てんする対策がとられています。
そのためFBAを活用する際は、高額商品や取り扱いに注意が必要な商品は自己発送で対応するなど慎重な判断が必要です。
3.運営ノウハウが蓄積されない
3つ目の注意点は、自社で運営ノウハウが蓄積されにくいことです。
FBAを導入すると物流業務全般の業務効率化やカスタマーセンターの対応まで代行してくれる反面、店舗とユーザーの接点がほとんどなくなります。
ユーザーからのフィードバックが得られないため運営の課題が見つかりにくくなり、カスタマーサービスに関するノウハウを学ぶ機会が得られなくなります。
そのため、商品に対するユーザーレビューから顧客の声を収集し、商品・サービスの改善に繋げたり、SNSなどを通じて顧客との繋がりを築いておくことが大切です。
FBAのメリットを最大限に活用しながら、自社に必要なノウハウを蓄積していくことが、長期的なAmazon運営の成功につながるでしょう。
FBAにかかる手数料
FBAを利用するには、いくつかの手数料が発生します。
FBAの手数料は、大きく分けて以下の3つです。
なお、以下の手数料に販売手数料(※)が別途発生しますのでご留意ください。
順に解説します。
なお、出品時にかかる手数料に関しては以下記事で詳細を解説しています。
関連記事:Amazon出品方法完全ガイド!注意点や出品のポイントまで解説
配送代行手数料
FBA配送代行手数料は、注文商品のピッキングや梱包、購入者への発送、カスタマーサービス、返品対応などに対して、商品1点ごとに発生する費用です。
手数料は、商品のサイズ・重量・販売価格によって異なります。2026年7月現在の料金は、以下のとおりです。
| サイズ区分 | 寸法・重量 | 価格が1,000円を超える商品 | 価格が1,000円以下の商品 |
| 小型 | 25cm×18cm×2.0cm以下、250g以下 | 288円 | 222円 |
| 標準 | 35cm×30cm×3.3cm以下、1kg以下 | 318円 | 252円 |
| 3辺合計20cm以下、2kg以下 | 410円 | 344円 | |
| 3辺合計30cm以下、2kg以下 | 415円 | 358円 | |
| 3辺合計40cm以下、2kg以下 | 420円 | 371円 | |
| 3辺合計50cm以下、2kg以下 | 425円 | 379円 | |
| 3辺合計60cm以下、2kg以下 | 430円 | 391円 | |
| 3辺合計80cm以下、5kg以下 | 472円 | 427円 | |
| 3辺合計100cm以下、9kg以下 | 532円 | 466円 | |
| 大型 | 3辺合計60cm以下、2kg以下 | 589円 | 523円 |
| 3辺合計80cm以下、5kg以下 | 624円 | 558円 | |
| 3辺合計100cm以下、10kg以下 | 675円 | 609円 | |
| 3辺合計120cm以下、15kg以下 | 781円 | 715円 | |
| 3辺合計140cm以下、20kg以下 | 1,020円 | 954円 | |
| 3辺合計160cm以下、25kg以下 | 1,100円 | 1,034円 | |
| 3辺合計180cm以下、30kg以下 | 1,532円 | 1,466円 | |
| 3辺合計200cm以下、40kg以下 | 1,756円 | 1,690円 | |
| 特大型 | 3辺合計200cm以下、50kg以下 | 2,755円 | 2,689円 |
| 3辺合計220cm以下、50kg以下 | 3,573円 | 3,507円 | |
| 3辺合計240cm以下、50kg以下 | 4,496円 | 4,430円 | |
| 3辺合計260cm以下、50kg以下 | 5,625円 | 5,559円 |
※寸法は、梱包後の商品の長さ・幅・高さの合計です。
標準サイズのうち、3辺合計20~80cm・最大5kgの商品は、2026年4月1日からFBA配送代行手数料が商品1点あたり平均38円引き下げられました。
商品のサイズや重量によって手数料が異なるため、販売前にFBA料金シミュレーターで収益性を確認しておきましょう。
在庫保管手数料
在庫保管手数料は、Amazonフルフィルメントセンターで在庫が占有する体積と保管日数に応じて発生する費用です。
手数料は、「服&ファッション小物、シューズ&バッグ」と、それ以外の商品で異なります。
以下は、「服&ファッション小物、シューズ&バッグ」以外の在庫保管手数料です。
| 月 | 小型・標準 | 大型・特大型 |
| 1月~9月 | 5.676円 ×(商品サイズ[cm³]÷1,000cm³)× 保管日数 ÷ 当月の日数 | 3.278円 ×(商品サイズ[cm³]÷1,000cm³)× 保管日数 ÷ 当月の日数 |
| 10月~12月 | 10.087円 ×(商品サイズ[cm³]÷1,000cm³)× 保管日数 ÷ 当月の日数 | 6.984円 ×(商品サイズ[cm³]÷1,000cm³)× 保管日数 ÷ 当月の日数 |
以下は、「服&ファッション小物、シューズ&バッグ」の在庫保管手数料です。
| 月 | 小型・標準 | 大型・特大型 |
| 1月~9月 | 3.10円 ×(商品サイズ[cm³]÷1,000cm³)× 保管日数 ÷ 当月の日数 | 3.10円 ×(商品サイズ[cm³]÷1,000cm³)× 保管日数 ÷ 当月の日数 |
| 10月~12月 | 5.50円 ×(商品サイズ[cm³]÷1,000cm³)× 保管日数 ÷ 当月の日数 | 5.50円 ×(商品サイズ[cm³]÷1,000cm³)× 保管日数 ÷ 当月の日数 |
※上記はすべて税込価格です。
10月から12月は在庫保管手数料が高くなるため、年末商戦に向けて納品量を増やす場合は、販売見込みや在庫回転率を確認しておきましょう。売れ残った商品を長期間保管すると、在庫保管手数料に加えて長期在庫追加手数料が発生する場合があります。
その他手数料
FBAには、配送代行と在庫保管以外にも、さまざまなサービスが存在し、それぞれ手数料が設定されています。
ここからは次の代表的な手数料について解説します。
順に解説しますが、商品のカテゴリや重量・サイズ・保存期間などによって、細かく手数料が決まっており内容が複雑なため、「FBA料金シミュレーターを活用して費用を計算してみよう」までスキップしていただいても問題ございません。
FBA商品ラベル貼付けサービス
FBA商品ラベル貼付サービスは、出品者に代わってAmazonが商品ラベルを貼り付けるオプションサービスです。
ラベル貼付作業を省けるため、取扱商品が多い店舗や、納品作業の負担を減らしたい店舗に向いています。
利用するには、主に以下の条件を満たす必要があります。
- 特大型に分類されていないこと
- すべてのコンディションを満たせること
- FBA禁止商品やFBAのポリシーで制限された商品、または高額商品ではないこと
- スキャン可能なバーコード(GCID、UPC、EAN、JAN、ISBN)が1つ使用されていること、および、パッケージに記載されているすべての他のバーコードが隠されていること
商品1点あたりの手数料は、以下のとおりです。
| 商品サイズ区分 | 商品ラベル貼付サービスの手数料 |
| 小型・標準サイズ | 22円 |
| 大型サイズ | 51円 |
FBA梱包サービス
FBA梱包サービスは、対象商品のビニール袋包装やテープ留め、エアキャップなどの梱包準備をAmazonに委託できるオプションサービスです。
梱包作業の負担を減らせるため、取扱商品が多い店舗や、FBAへの納品作業を効率化したい店舗に向いています。ただし、すべての商品や梱包方法が対象になるわけではありません。
利用するには、主に以下の条件を満たす必要があります。
- 小型・標準・大型サイズの商品であること
- 商品ごとにスキャン可能なバーコード(ISBN、UPC、EAN、JAN)が付いていること
- バーコードに破れや汚れがなく、読み取れる状態であること
- 商品がAmazonの定めるFBA梱包サービスの対象であること
梱包方法別の手数料は、以下のとおりです。
| 梱包方法 | 小型・標準サイズ(商品1点あたり) | 大型サイズ(商品1点あたり) |
| ビニール袋での梱包 | 28円 | 99円 |
| テープによる梱包 | 24円 | 60円 |
| エアキャップ(商品ラベル貼付サービスを含む) | 88円 エアキャップ:66円 商品ラベル貼付:22円 | 154円 エアキャップ:103円 商品ラベル貼付:51円 |
また、FBA梱包サービスと商品ラベル貼付サービスを併用した場合の手数料は、梱包カテゴリごとに以下のとおりです。
| 商品あたりの手数料 | 小型/標準サイズ | 大型サイズ | ||||
| 梱包カテゴリ | 梱包準備 | 商品ラベル貼付 | 合計 | 梱包準備 | 商品ラベル貼付 | 合計 |
| 破損しやすい商品・ガラス | 66円 | 22円 | 88円 | 103円 | 51円 | 154円 |
| 液体製品(ガラス容器以外) | 28円 | 22円※ | 28~50円 | 99円 | 51円※ | 99~150円 |
| アパレル、繊維、ビロード、織物の商品 | 28円 | 22円※ | 28~50円 | 99円 | 51円※ | 99~150円 |
| 粉末、粒、顆粒を含む商品 | 28円 | 22円※ | 28~50円 | 99円 | 51円※ | 99~150円 |
| ベビー&マタニティ | 28円 | 22円※ | 28~50円 | 99円 | 51円※ | 99~150円 |
| 穴開きパッケージの商品 | 28円 | 22円※ | 28~50円 | 99円 | 51円※ | 99~150円 |
| 小型サイズ商品 | 28円 | 22円※ | 28~50円 | 該当なし | 該当なし | 該当なし |
※上記はすべて税込価格です。
FBA梱包サービスを利用する場合でも、商品の種類や状態によって必要な梱包方法や利用可否が異なります。納品前に、Amazon公式の梱包要件と対象条件を確認しましょう。
納品不備受領作業手数料
納品不備受領作業手数料とは、適切なラベル貼付や梱包が行われていない商品について、Amazonが受領に必要な作業を行う際に発生する手数料です。
FBAでは、フルフィルメントセンター内の作業を効率化し、商品を正確に管理するため、納品に関するルールが定められています。商品ラベルの貼り忘れや梱包不足などがあると、Amazonがラベル貼付や袋詰めなどの作業を行い、商品1点ごとに手数料を請求します。
主な納品不備受領作業手数料は、以下のとおりです。
| 問題グループ | 問題 | 問題発生率 | コーチングレベルに基づく納品不備受領作業手数料 | ||
| 軽微 ユニットあたりの料金 | 悪化 ユニットあたりの料金 | 重大 ユニットあたりの料金 | |||
| ラベル未貼付-商品関連 | 商品ラベルがありません | 商品レベル | 51円 | 81円 | 81円 |
| 納品不備商品の梱包-商品関連 | テープでの梱包 | 商品レベル | 51円 | 81円 | 81円 |
| 納品不備商品の梱包-袋詰め | ビニール袋での梱包 | 商品レベル | 92円 | 102円 | 102円 |
| 納品不備商品の梱包-エアキャップ | エアキャップでの梱包 | 商品レベル | 92円 | 122円 | 122円 |
Amazonでは、過去120日間の納品における問題発生率を問題グループごとに測定し、問題履歴に応じて「軽微」「悪化」「重大」のコーチングレベルを割り当てます。
同じ問題グループの不備が繰り返されると、コーチングレベルが引き上げられ、問題の種類やレベルに応じた手数料が発生するため注意が必要です。
納品不備が発生すると、余計な手数料がかかるほか、問題内容の確認や再発防止の対応が必要になる場合があります。商品ラベルやバーコードの状態、袋詰め、テープ留め、エアキャップなどの梱包要件を確認してから、フルフィルメントセンターへ納品しましょう。
長期在庫追加手数料
長期在庫追加手数料は、Amazonフルフィルメントセンターでの保管期間が271日以上の商品に対して発生する手数料です。保管期間と、在庫が占有する体積に応じて計算されます。
Amazonでは毎月15日に在庫期間を確認しており、その時点で保管期間が271日以上の商品には、以下の手数料が適用されます。
| 確認日 | 保管期間 | 長期在庫追加手数料 |
| 毎月15日 | 271~300日 | 16.662円(10cm×10cm×10cmあたり) |
| 毎月15日 | 301~330日 | 17.475円(10cm×10cm×10cmあたり) |
| 毎月15日 | 331~365日 | 18.085円(10cm×10cm×10cmあたり) |
| 毎月15日 | 366日以上 | 27.431円(10cm×10cm×10cmあたり) |
2026年4月15日からは、保管期間が12か月を超えるすべての商品に対して、商品1点あたり月額20円の最低長期在庫追加手数料が適用されています。
長期在庫追加手数料を抑えるには、販売状況に合わせて在庫数を調整することが重要です。
売れ行きが鈍い商品については、価格や広告施策の見直し、返送・所有権の放棄なども検討し、在庫の長期滞留を防ぎましょう。
返送・所有権の放棄手数料
Amazonフルフィルメントセンターに保管されているFBA在庫について、返送または所有権の放棄を依頼する場合、商品1点ごとに手数料が発生します。
商品リニューアルや販売終了、過剰在庫などの理由でFBA在庫の返送または所有権の放棄を依頼する際は、商品のサイズと重量に応じて、以下の手数料がかかります。
| サイズ区分 | 重量 | 商品1点あたりの手数料 |
| 小型・標準サイズ | 0~200g | 60円 |
| 201~500g | 90円 | |
| 501~1,000g | 130円 | |
| 1,001g以上 | 200円+1,000gを超えた分の1,000gにつき100円 | |
| 大型・特大型 | 0~500g | 100円 |
| 501~1,000g | 150円 | |
| 1,001~2,000g | 200円 | |
| 2,001~5,000g | 350円 | |
| 5,001g以上 | 600円+5,000gを超えた分の1,000gにつき100円 |
2026年4月1日以降に作成された返送・所有権の放棄依頼では、各商品が実際に処理されたタイミングで、商品ごとに手数料が請求されます。
長期間保管された在庫には、返送・所有権の放棄手数料とは別に、長期在庫追加手数料が発生する場合があります。販売状況を定期的に確認し、売れ行きが鈍い商品は、価格や広告施策の見直し、返送、所有権の放棄などを早めに検討しましょう。
FBA料金シミュレーターを活用して費用を計算してみよう
FBAの利用を検討する際は、事前にFBA料金シミュレーターで費用を試算しましょう。FBA料金シミュレーターは無料で利用でき、FBAと自己発送にかかる手数料や利益を商品ごとに比較できます。
今回は、販売期間を1か月とし、以下の条件でFBAと自己発送の費用を比較します。
- ジャンル:小型家電(空気清浄機)
- 販売価格:12,980円
- 仕入価格:10,000円
- 商品サイズ:3辺の合計が80cm以上100cm以内
- 仕入れ数:50個
- 販売個数:40個
- 在庫個数:10個(売れ残った数)

シミュレーション結果は以下のとおりです。
| 項目 | FBA | 自己発送(出品者出荷) |
| ひとつあたりの出荷費用(100サイズ) | 675円 | 1,530円(※) |
| 在庫保管手数料(一月) | 847円 | 0円(所有倉庫保管) |
| 純利益 | 33,353円(6.42%) | 0円(0.00%) |
この条件では、FBAと自己発送で比較すると、利益額に33,000円以上の差が開きました。
要因は自己発送の出荷費用が高額であったことです。
ただし、FBAでは売れ残った在庫に対して在庫保管手数料が発生します。配送費用だけで判断せず、商品原価やAmazonの販売手数料、在庫保管手数料を含めて、最終的な利益を比較しましょう。
FBAの利用手順7ステップ

FBAを導入する際に「難しそう」「手続きが複雑そう」というイメージを持たれるかもしれません。
そこでここからはFBAの利用開始までの流れを7つのステップに分けて、わかりやすく解説していきます。
あらかじめ手順を把握しておけば簡単に利用できますのでぜひご覧ください。
- セラーセントラルでFBAをセットアップする
- 商品登録をする
- 「Amazonへ納品」で発送する在庫を選択する
- 商品ラベルを印刷して貼り付ける
- 輸送箱の情報を入力して梱包する
- 出荷通知を送信し、輸送箱ラベルを貼り付ける
- 配送業者へ引き渡し、追跡情報を確認する
順に解説します。
1.セラーセントラルでFBAをセットアップする
Amazon FBAを利用するためには、出品者用アカウントを作成し、管理画面である 「セラーセントラル」にログインしFBAをセットアップします。
手続きを進める際に次の7つの情報を揃えておきましょう。
- インターネット環境
- 電話番号
- メールアドレス
- クレジットカード
- 銀行口座
- 有効期限内の顔写真入りの身分証明書
- 直近180日以内に発行された各種取引明細書1部
他にも、購入者用のアカウントを作成していない方は、まず購入者用アカウントを作成し、ログインした状態で出品者用のアカウントを作成してください。
なお、出品者用のアカウントは本人確認が主な登録作業となるため、画面に沿って上記の必要書類を使いながら本人確認まで進めていきましょう。
出品者用アカウントを作成したあとは、セラーセントラルへのログインです。
WEB検索で「セラーセントラル ログイン」などで検索しログイン画面へ移行します。
すでに作成した出品者アカウントのメールアドレスとパスワードを入力します。
すると2段階認証画面に遷移し、登録した電話番号宛に送信されるワンタイムパスワードを入力します。
すると、セラーセントラル画面に遷移すれば、セットアップは完了です。

その後、収益の受取口座情報の登録などが必要な場合がありますが、設定項目はアカウントごとに異なるため、セラーセントラルの画面に従って操作を進めていきましょう。
なお、Amazonセラーセントラルの基本機能や操作方法については以下記事で詳しく解説しているので、合わせて確認してみてください。
関連記事:Amazonセラーセントラル完全ガイド!登録方法から特典まで解説
2.商品登録をする
次は商品の登録です。
FBA商品を販売するには、販売したい商品の出品手続きと価格設定を行います。また、Amazonで取り扱いのないオリジナル商品を販売する場合は、商品カタログへの登録が必要です。
Amazonですでに取り扱いのある商品登録の手順は以下のとおりです。
- 「在庫」の商品登録をクリックする
- 検索窓で商品を検索し「この商品を出品」をクリック
- 詳細表示で価格やフルフィルメントチャネルなどを登録する
オリジナル商品の登録は、検索窓の下にある「Amazonで販売されていない商品を追加します」から設定しましょう。
3.「Amazonへ納品」で発送する在庫を選択する
商品登録が完了したら、セラーセントラルの「Amazonへ納品」から納品プランを作成します。
「Amazonへ納品」の画面で、FBAへ納品するSKUと数量を指定しましょう。商品の梱包形態や、梱包準備・商品ラベル貼付を行う担当者なども設定します。
主な設定項目は以下のとおりです。
- 納品するSKUと数量
- 商品の梱包形態
- 梱包準備を行う担当者
- 商品ラベルを貼り付ける担当者
- 発送元住所
同じ商品の梱包情報を繰り返し使用する場合は、梱包テンプレートを設定しておくと、次回以降の納品作業を進めやすくなります。
4.商品ラベルを印刷して貼り付ける
商品ラベルの貼付が必要な場合は、「Amazonへ納品」の画面からラベルを印刷し、対象の商品に貼り付けます。
商品とラベルが一致していることや、バーコードを読み取れる状態であることを確認しましょう。商品によってはメーカーのバーコードを使用できる場合もあるため、画面に表示される案内にしたがって準備を進めてください。
5.輸送箱の情報を入力して梱包する
続いて、発送する商品を輸送箱へ梱包します。
複数の商品を同じ輸送箱に入れる場合は、輸送箱ごとに、どの商品を何点入れたかを登録しましょう。実際の梱包内容と登録内容を一致させることが重要です。
商品の梱包が完了したら、画面の案内にしたがって輸送箱に関する情報を入力し、次の工程へ進みます。
6.出荷通知を送信し、輸送箱ラベルを貼り付ける
商品の梱包情報を登録したら、配送方法や配送業者、出荷日などを確認して出荷通知を送信します。
その後、輸送箱ラベルを印刷し、対応する輸送箱に貼り付けましょう。輸送箱が複数ある場合は、ラベルを取り違えないよう注意が必要です。
7.配送業者へ引き渡し、追跡情報を確認する
輸送箱ラベルの貼付が完了したら、設定した配送業者へ荷物を引き渡します。
発送後は、セラーセントラルから配送状況や納品の進捗を確認しましょう。追跡情報の入力が必要な場合は、配送業者から発行されたお問い合わせ伝票番号などを登録します。
商品がフルフィルメントセンターへ到着したあとは、納品ステータスを確認し、受領処理が進んでいるかを確認してください。
FBAは儲からない?黒字化するための運用ポイント
Amazon運営をする上で、FBAは欠かせないサービスであることがご理解いただけたでしょうか。
実際に2020年9月にAmazonが行った調査によると、FBAを導入した出品者のうち74.9%が売上増加を実感しているというデータがあります。
しかし、FBAは儲からないという声が一定数あります。
次からは、FBAを導入しても儲からないと言われる理由や、 FBAを活用して黒字運営をするためのポイントを解説していきます。
FBAで儲からないと言われる理由は?
FBAで儲からないと言われる主な理由は、次の3つです。
- 大口出品プランの月額登録料がかかる
- FBA手数料が利益を圧迫する
- フルフィルメントセンターへの納品送料がかかる
大口出品プランでは、販売個数に関わらず月額4,900円(税抜)の登録料が発生します。
販売数が少ない場合は、商品1点あたりの固定費負担が大きくなり、利益を圧迫する可能性がある点に注意が必要です。
また、FBAでは配送代行手数料や在庫保管手数料が発生します。
配送代行手数料は商品のサイズや重量によって異なるため、利益率の低い商品では負担が大きくなりやすいでしょう。売れ残り商品を長期間保管すると、在庫保管手数料に加えて長期在庫追加手数料がかかる場合もあります。
さらに、商品をフルフィルメントセンターへ送る納品送料も出品者の負担です。FBAを利用する際は、仕入原価や販売手数料、広告費まで含めて最終利益を計算しましょう。
FBAで黒字化するために必要な4つのポイント
では、FBAで黒字化を達成するためには何が必要なのでしょうか。
FBAで利益を上げるためのポイントを次の4つに分けて解説します。
これらの運営ポイントを意識することで、FBAで発生するコストを最小限に抑えつつ、売上を最大化し黒字化を達成できるでしょう。
FBA料金シミュレーターを活用する
販売する商品の利益見込みを確認するためには、上記「FBA料金シミュレーターを活用して費用を計算してみよう」で解説したFBA料金シミュレーターを活用しましょう。
FBA料金シミュレーターは、Amazonが無料で提供しているツールで、FBA手数料の見積もり額を簡単に計算できるツールです。
商品金額やサイズ、品数によってはFBAを利用するよりも、自己発送した方が送料を含めた手数料の総額が安くなる場合もあります。
FBAは業務効率化ができる便利なサービスですが、さまざまな手数料を考慮し、特に慣れてない商品や、はじめて取り扱う商品はFBA料金シミュレーターで利益計算をしてからFBAを活用するか検討しましょう。
FBA料金シミュレーターの詳しい使い方や入力項目、試算結果の見方については、以下の記事で解説しているので、あわせてご覧ください。
関連記事:FBA料金シミュレーターを徹底活用!正確な手数料計算で利益を最大化
取扱商品のリサーチをする
FBAで黒字化を達成するためには、販売する商品の入念なリサーチが重要です。
具体的には、価格推移や競合相手数、商品の需要の有無を調べます。
商品リサーチはAmazonで調べるのが良いでしょう。気になる商品のページを確認すると一定期間内の販売数量や、商品説明欄の下部で価格推移を確認できます。
また、競合を調べる場合もAmazonの商品ページ出品者欄を確認し、販売力の強いAmazonや大手メーカーを避け、個人の出品者が多い商品を狙うのが良いでしょう。
商品リサーチは、時間と手間のかかる作業ですがFBAを活用した黒字化を狙うためには売れ筋商品を見つけることが何よりも重要です。
FBAへの送料を抑える
FBAで商品をフルフィルメントセンターへ納品する際は、配送コストも確認しましょう。送料を抑える方法の一つが、Amazonとヤマト運輸が連携して提供する「FBAパートナーキャリア・ヤマトオプション」です。
セラーセントラルで同オプションを選択すると、ヤマト運輸の基本運賃と比べて最大77%割引の特別運賃を利用できます。
納品配送料の例は、以下のとおりです。
| サイズ | 距離 | FBAパートナーキャリア特別運賃 | 基本運賃 |
| 140サイズ | 関東-関東 | 608円 | 2,630円 |
| 140サイズ | 関東-関西 | 857円 | 2,780円 |
| 160サイズ | 関東-関東 | 762円 | 3,020円 |
| 160サイズ | 関東-関西 | 1,121円 | 3,160円 |
配送用伝票とFBA輸送箱ラベルを1枚で出力できるため、印刷作業の効率化にもつながります。セールスドライバーによる集荷のほか、ヤマト運輸の営業所から発送することも可能です。
なお、危険物や特大型商品を含む納品は、FBAパートナーキャリアの対象外です。利用できる配送方法や料金は納品内容によって異なるため、セラーセントラルで確認しましょう。
利益の出る商品を選ぶ
FBAを活用した黒字化を目指すためには「利益の出る商品」を選べるかどうかにかかっています。
黒字化にならない原因は、販売商品の利益率に問題を抱えている可能性があります。
利益の出る商品選びで重要なポイントは以下の6つです。
- 利益計算をする
- 単価が高い商品を扱う
- 回転率の良い商品
- 販売手数料を抑えられる商品
- 商品はまとめて仕入れる
- 広告運用やSEOを意識する
利益率の高い商品を見つけるためには、上記で解説した商品のリサーチや手数料の分析が重要です。
市場のトレンドや競合状況、ユーザーニーズなども分析し収益が見込める商品を見つけましょう。
Amazon FBAを活用して効率的に売上を伸ばそう
Amazon運営で業務効率化を図り売上拡大を行うためにはFBAの活用がおすすめです。
「Amazon FBAを利用しているのに儲からない」という場合は、利益の出る商品をリサーチし、FBA料金シミュレーションで手数料を計算して戦略的に運営することで黒字化を目指していけるでしょう。
しかし「FBAを活用して利益が出せるか不安」「自己発送とどちらがお得なのかわからずFBA活用に踏み出せない」という方は、ぜひお気軽にジャグーにご相談ください。
ジャグー株式会社では、ECモールの豊富な経験と実績をもつコンサルタントが専門的なサポートを行っています。

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