今さら聞けない!?楽天市場の広告メニューまとめ

 

広告を使って集客したい!転換率を上げたい!
でもどの広告を使えば良いのか分からない…。
このようなお悩みを抱えるEC担当者の方は少なくありません。

そこで、本コラムでは楽天市場で使える広告メニューについて、1つずつ簡単に紹介していきます!
各広告の特徴、メリット、デメリット、掲載面を記載しているので、まずは広告を選ぶ上での概要把握に役立てていただければと思います。

 

楽天市場にはどんな広告があるの?

楽天市場の店舗向け管理画面「RMS」の「広告(プロモーションメニュー)」を見ると7種類に区分されています。
楽天トップページに露出されるもの、検索画面に露出されるもの、広告のメルマガを配信するもの、それぞれ特性があります。

広告メニューの種類

前述した7種類の広告メニューについて、それぞれの各広告の特徴、メリット、デメリット、掲載面を紹介します。

 

楽天市場広告

楽天市場のWeb、スマートフォン、アプリ面やメールで配信される、期間保証型の広告です。
シーズナブル広告、ジャンル広告、ノンジャンル広告、ニュース広告が該当します。
ギフト商品やタイムセール品など、”そのタイミングで”アピールしたい商品を選んで露出することができ、特集ページを自店舗の商品で独占することも可能です。
一方で良い広告枠(目立つ広告場所)で配信しようと思うと広告費が比較的高くなり(掲載費用が数十万となるケースも)、配信対象のセグメントも分けることができません。

 

 

【掲載面】

  • 楽天市場トップページ
  • 楽天市場ジャンルページ
  • 楽天市場特集ページ(楽天スーパーSALE・お買い物マラソン・シーズナル特集など)
  • メールマガジン内

 

検索連動型広告(RPP)

商品のプロモーションを主に商品検索結果にて行う広告です。
出品した商品が検索画面の上位(PCでは3枠、スマホでは5枠)に露出されるため、購買意欲の高いユーザーにアプローチして高い費用対効果が見込めます。
ただし露出先の多くが検索画面となるため、商品に関心度の低い(検索をしていない)ユーザーに対してアプローチがしにくい一面もあります。

 

【掲載面】

  • PC/スマートフォン検索ページ
  • 商品ジャンルページ、提携サイト等

 

特別大型企画(大型イベント広告)

楽天スーパーSALE、お買い物マラソンのイベントに合わせて配信される広告です。
掲載期間中はアクセス数と転換率の増加が見込めるため、イベントで売上の最大化を図ることができます。
ただし、掲載位置の良い広告枠は比較的高額であったり、そもそも競争率が高く購入できないことも珍しくありません。

 

 

【掲載面】

  • 楽天市場トップページ
  • 楽天市場特集ページ(楽天スーパーSALE、お買い物マラソンなど)

 

効果保証型広告(楽天CPA広告)

広告経由で発生した売上に対して費用が発生する広告です。
露出する商品は自動的にセレクトされますが、店舗側で露出させない商品を設定することも可能です。
広告の掲載だけでは費用が掛からず、店舗側での広告枠の選定、原稿編集、入稿作業も不要のため、少ない手間と低いリスクで配信することができます。
一方で、掲載面は指定することはできず、掲載される商品も選べないため店舗側の調整が難しい広告でもあります。

 

 

【掲載面】

  • 楽天市場ジャンルページ
  • 楽天市場特集ページ
  • 楽天グループサービス
  • 楽天メールマガジン

 

運用型クーポン広告(クーポンアドバンス広告)

自店舗の商品ページを閲覧したことのあるユーザーに対して、当該の商品に使えるクーポンを配信する広告です。
商品ページには来てくれたものの、離脱してしまったユーザーに対してリターゲティングができるため、RPP広告と組み合わせると効果的です。
ただし、クーポン獲得によって発生する費用、更にクーポン利用による値引きの費用を計算したうえで露出する商品の選定が必要となります。

 

 

【掲載面】

  • 楽天市場トップページ
  • ジャンルトップページ
  • RaCouponトップページ
  • 楽天市場サーチページ上部

 

おすすめニュース広告

ユーザーの閲覧・購買行動にあわせてメルマガを自動配信する広告です。
閲覧履歴などから購入を見込めそうなユーザーに向けて商品選定と配信を行う「楽天配信」と、
すでに商品を購入したユーザーに対して、購入後のフォローアップや再購入促進などのアプローチを行う「店舗配信」の2種類があり、
新規客とリピート客両方の獲得が見込めます。
ただし、アプローチ方法はメルマガのみのため宣伝機会は少ないという点、配信タイミングを選べない点はデメリットとなります。

 

【掲載面】

  • メールマガジン内

 

ターゲティングディスプレイ広告(TDA)

店舗が任意でユーザーセグメントを絞って露出させるバナー広告です。
セグメントは楽天ユーザーの年齢や性別、会員ランク、商品の購買・閲覧履歴などを細かく設定できるため、ターゲティングしたユーザーにとって関心の高い商品のバナーを表示させることができます。
注意すべき点として、この広告はユーザーが見ている画面に露出された時点で広告費が発生するため、アクセスを見込めないユーザーには露出されないよう精度の高いセグメント分けが必要となります。

 

 

【掲載面】

  • 閲覧履歴
  • ランキング
  • 商品レビュー
  • もっと見る
  • お気に入り
  • 購買履歴
  • 商品価格ナビ
  • お買い物完了ページ
  • 商品レビューページ
  • 一部イベントページ
    (楽天スーパーSALE、お買い物マラソン、5と0の付く日はポイント5倍 など)

 

 

いかがでしたか?

今回のコラムでは楽天プロモーションメニューについて簡単なまとめをお伝えしましたが、
実際に広告を有効活用するためには、それぞれの特徴をしっかり理解する必要があります。

各広告の詳細についてのコラムも随時アップしていきますので、どうぞお見逃しなく!


↓検索連動型広告(RPP)についての詳細は、こちらのコラムで解説中!

楽天RPPの特性と運用方法まとめ
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