
楽天市場では、年間を通じて多数のイベントが実施されています。
自社に合ったイベントをうまく活用すれば、売上を大きく伸ばすことも可能です。
しかし、
「イベントが多すぎて把握しきれない」
「結局どのイベントに注力すればいいのかわからない」
とお悩みの担当者の方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、運営担当者が知っておくべき楽天市場のイベントについて徹底解説します。
自社にあったイベントの選び方や、イベントを活用した売上向上の方法についても紹介します。
数多くの支援実績があるジャグー株式会社だからこそ解説できる楽天市場イベントの活用方法なので、イベントを活用して売上を伸ばしたいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

監修者
米原 広兼
ジャグー株式会社 代表取締役
2015年に楽天入社後ECコンサルティング部に所属
作業やアドバイスではなく実行支援の重要性を感じ2020年にEC支援会社のジャグーを創業。
支援企業の中でSOY受賞経験は9店舗。
目次
【2025年最新】楽天市場の主要イベントカレンダー
2025年に開催が予想される楽天市場の主要イベントを、以下にカレンダー方式でまとめています。
なお、2024年までの開催実績で予想しているため、実際に開催されるイベント内容や時期は異なる可能性がある点はご注意ください。
月 | 特定の月に開催されるイベント | 毎月開催されるイベント |
1月 | 超ポイントバック祭(終了済:1日〜3日) | ・お買い物マラソン・ワンダフルデー(1日) ・5と0のつく日(5日, 10日, 15日, 20日, 25日, 30日) ・ご愛顧感謝デー(18日) |
2月 | ・お買い物マラソン・ワンダフルデー(1日) ・5と0のつく日(5日, 10日, 15日, 20日, 25日) ・ご愛顧感謝デー(18日) | |
3月 | ・楽天スーパーSALE | ・お買い物マラソン・ワンダフルデー(1日) ・5と0のつく日(5日, 10日, 15日, 20日, 25日, 30日) ・ご愛顧感謝デー(18日) |
4月 | ・お買い物マラソン・ワンダフルデー(1日) ・5と0のつく日(5日, 10日, 15日, 20日, 25日, 30日) ・ご愛顧感謝デー(18日) | |
5月 | ・お買い物マラソン・ワンダフルデー(1日) ・5と0のつく日(5日, 10日, 15日, 20日, 25日, 30日) ・ご愛顧感謝デー(18日) | |
6月 | ・楽天スーパーSALE | ・お買い物マラソン・ワンダフルデー(1日) ・5と0のつく日(5日, 10日, 15日, 20日, 25日, 30日) ・ご愛顧感謝デー(18日) |
7月 | ・お買い物マラソン・ワンダフルデー(1日) ・5と0のつく日(5日, 10日, 15日, 20日, 25日, 30日) ・ご愛顧感謝デー(18日) | |
8月 | ・お買い物マラソン・ワンダフルデー(1日) ・5と0のつく日(5日, 10日, 15日, 20日, 25日, 30日) ・ご愛顧感謝デー(18日) | |
9月 | ・楽天スーパーSALE | ・お買い物マラソン・ワンダフルデー(1日) ・5と0のつく日(5日, 10日, 15日, 20日, 25日, 30日) ・ご愛顧感謝デー(18日) |
10月 | ・お買い物マラソン・ワンダフルデー(1日) ・5と0のつく日(5日, 10日, 15日, 20日, 25日, 30日) ・ご愛顧感謝デー(18日) | |
11月 | ・楽天イーグルス感謝祭・ブラックフライデー | ・お買い物マラソン・ワンダフルデー(1日) ・5と0のつく日(5日, 10日, 15日, 20日, 25日, 30日) ・ご愛顧感謝デー(18日) |
12月 | ・楽天スーパーSALE・楽天大感謝祭 | ・お買い物マラソン・ワンダフルデー(1日) ・5と0のつく日(5日, 10日, 15日, 20日, 25日, 30日) ・ご愛顧感謝デー(18日) |
楽天市場のイベントに参加する重要性とは?
楽天市場が開催するイベントへの参加は、売上向上とブランド認知を拡大するための重要な施策です。
特に楽天市場のユーザーは楽天ポイントを重要視しており、イベントではポイントを活用したキャンペーンが多数実施されます。
たとえば、楽天スーパーSALEでは多数の商品が割引価格で提供されるほか、ショップごとにポイントアップキャンペーンが実施され、購入金額に応じてポイントの還元率が高まります。
さらに、楽天市場のイベントはテレビCMやSNS広告を通じて広く告知されるため、普段楽天市場を利用しない新規ユーザーの流入も期待できます。
そのため、割引価格を設定する以外にもポイント倍率が高いイベント期間中は、ユーザーの購買意欲が大幅に向上するため、楽天市場のイベントへ参加すれば効率的に売上や認知を伸ばせるでしょう。
楽天市場の主要セールイベント
楽天市場の主要な以下6種類のセールイベントについて解説します。
- 楽天お買い物マラソン
- 楽天スーパーSALE
- 超ポイントバック祭
- 楽天イーグルス感謝祭
- 楽天ブラックフライデー
- 楽天大感謝祭
楽天市場では年間を通じて大規模なセールイベントを多数開催しています。
それぞれの特徴やメリットを把握して、自社に最適なイベントには積極的に参加しましょう。
楽天お買い物マラソン

画像出典元:楽天市場公式サイト
「楽天お買い物マラソン」は毎月1回以上行われる定番イベントで、複数のショップで税込1,000円以上の商品を”買いまわる”ことでポイント倍率が上がるイベントです。
楽天お買い物マラソンは年間を通して頻繁に開催され、毎月最低1回は開催されます。
前年までの開催頻度によると、月の前半と後半に分けて同月内で2回開催する場合もあります。
なお、楽天お買い物マラソンの特徴は、複数のショップで1,000円(税込)以上の買い物で、購入した店舗数に応じてポイント倍率が上昇します。
参加にはエントリーが必要ですが、購入したショップ数の数がそのままポイント倍率になり、最大10ショップ以上の購入で、購入した商品すべてのポイント倍率が10倍になります。
さらに、イベント期間中には「5と0のつく日」が必ず含まれており、これらの日には特に集客効果が期待できます。
また「5と0のつく日」の解説も後述していますのであわせてご確認ください。
楽天スーパーSALE

画像出典元:楽天市場公式サイト
「楽天スーパーSALE」は楽天市場のイベントのなかでも最も盛り上がるイベントのひとつです。
楽天スーパーSALEは、テレビCMや電車内広告など多様な媒体で広く宣伝され、楽天市場側の注力度も高いイベントです。
開催の目安は年に4回で、例年3月・6月・9月・12月と、3ヶ月に1度のペースで約1週間開催されています。
このイベントの特徴は「楽天スーパーSALEサーチ」という楽天スーパーSALE期間限定の検索機能が解放されることです。
楽天スーパーSALEサーチでは、通常販売価格から10%以上値引きされた商品のみを検索できるため、ユーザーの購買意欲を刺激して売上を伸ばしやすい機能と言えます。
なお、楽天スーパーSALEサーチについて知りたい方は、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひご確認ください。
関連記事:楽天スーパーSALEサーチで売上アップ!申請手順や7つの具体的な活用術含め徹底解説!
超ポイントバック祭

画像出典元:楽天市場公式サイト
「超ポイントバック祭」は、年に数回、不定期で開催されるイベントで、開催期間は過去の実績から2〜5日以内に終了しています。
超ポイントバック祭は、楽天ポイントの付与率が通常よりアップするイベントで、最大7倍のポイント還元されるため、ポイントを重視するユーザーのアクセスが大きく上昇します。
超ポイントバック祭の最大の特徴は、1店舗でのまとめ買いでも還元率がアップすることです。
「楽天お買い物マラソン」や「楽天スーパーSALE」でポイントをアップさせるには、複数店舗での買い物が条件ですが、超ポイントバック祭は複数店舗をまたがずとも、最大70,000円の買い物をすればポイント還元率が7倍まで増加します。
また、超ポイントバック祭の対象は全会員・全ショップであるため、イベント期間中は楽天市場へのアクセス数が大幅に増加します。そのため、新規顧客の獲得やアクセス数の増加、売上拡大のチャンスと言えるでしょう。
楽天イーグルス感謝祭

画像出典元:楽天市場公式サイト
「楽天イーグルス感謝祭」は、毎年10月〜11月のプロ野球リーグ戦の終了に合わせた日程で開催されているイベントです。
楽天イーグルス感謝祭の特徴は、楽天お買い物マラソンと同様の仕組みで、購入したショップ数に応じてポイント還元の倍率が上がることです。
また、野球に関連したイベントのため、野球関連グッズや特に楽天イーグルス関連の商品を取り扱っているショップではファンの注目度が高まりやすく、特別なプロモーションを実施すれば、さらに売上の向上を期待できるでしょう。
楽天ブラックフライデー

画像出典元:楽天市場公式サイト
「楽天ブラックフライデー」は2017年から始まったイベントで、例年11月下旬に4日程度の期間で開催されるイベントです。
楽天ブラックフライデーでは多くのショップで割引商品が出品されるほか、楽天スーパーSALEやお買い物マラソンと同様、複数の店舗をまたいで商品を購入するとポイント還元率がアップします。
また、年末商戦と重なる時期に開催されるイベントのため、ユーザーの購買意欲が高まり通常よりもアクセス数や売上を大きく伸ばすチャンスです。
楽天大感謝祭

画像出典元:楽天市場公式サイト
「楽天大感謝祭」は12月中旬から下旬にかけて開催されるクリスマス前最後のイベントとして賑わいを見せるイベントです。
楽天大感謝祭の特徴は、複数ショップの買い回りによって最大10倍のポイント還元率が適用され、さらにポイント付与上限が最大10,000ポイントまで引き上げられることです。
イベント期間中は、多くのショップでもポイントアップキャンペーンや特別価格の商品が提供されるため、楽天スーパーSALEと並び重要なイベントという位置付けになっています。
ユーザーにとって通常時では得られない多くのポイントを獲得できるチャンスであり、年末商戦最後の楽天イベントのため、購買意欲がピークとなり大幅な売上アップに貢献するでしょう。
楽天市場のセール以外のイベント
ここからは、前述したセールイベントほどの集客は見込めないものの、特に楽天ポイントを重視するユーザーに人気が高い以下5つのイベントやキャンペーンについて解説します。
- 5と0のつく日は楽天カードの支払いでポイント4倍
- ワンダフルデー
- 勝ったら倍キャンペーン
- ご愛顧感謝デー
- 火曜日と木曜日(プレミアムカード限定)
順に解説します。
5と0のつく日は楽天カードの支払いでポイント4倍

画像出典元:楽天市場公式サイト
「5と0のつく日」は、その名のとおり毎月5と0のつく日に楽天カードを利用することで、ポイントが4倍になるキャンペーンです。
5のつく日 | 5日, 15日, 25日 |
0のつく日 | 10日, 20日、30日 |
そのため、対象の日を目がけてプロモーションや特別なオファーを実施することで、ユーザーのアクセスが集中するタイミングを利用した売上拡大を狙うことが可能です。
ワンダフルデー

画像出典元:楽天市場公式サイト
「ワンダフルデー」は毎月1日に開催され、キャンペーンにエントリーすることで楽天市場のすべての買い物がポイント3倍に増える企画を実施しています。
さらに、対象ショップ限定で1,000円OFFクーポンが発行されており、ほかにもさまざまな割引やポイントアップ企画が提供されるため、多くのユーザーが注目するキャンペーンです。
また、ワンダフルデーはショップの買い回りをしなくてもポイント還元率がアップするため、少量購入を希望するユーザーのニーズに応えることができます。
勝ったら倍キャンペーン

画像出典元:楽天市場公式サイト
「勝ったら倍キャンペーン」は、野球チームの「楽天イーグルス」とサッカーチームの「ヴィッセル神戸」が試合に勝った後にキャンペーンページにエントリーして商品を購入することで、ポイントが最大3倍還元されるキャンペーンです。
各チームのファンはもとより、楽天市場の全会員が対象のキャンペーンのため、キャンペーンの対象となる各試合の翌日に、ユーザーのアクセスが集まりやすくなります。
そのため、両チームが買った翌日は、店舗の売上拡大を狙うチャンスと言えるでしょう。
なお、本キャンペーンの詳細や対象の試合は以下の公式ページで確認できます。
ご愛顧感謝デー

画像出典元:楽天市場公式サイト
「ご愛顧感謝デー」は、毎月18日に開催され、開催日にちなんで「いち(1)ば(8)の日」とも言われています。
ご愛顧感謝デー(いちばの日)は、楽天市場を利用するユーザーの会員ランクによってポイント倍率が以下のとおり変化するキャンペーンです。
会員ランク | ポイント付与倍率 |
ダイヤモンド会員 | 4倍 |
プラチナ会員 | 3倍 |
ゴールド会員 | 2倍 |
ご愛顧感謝デー(いちばの日)は、エントリーのみで簡単にポイント倍率が上がるため、ワンダフルデーと同様にユーザーにとって参加しやすいキャンペーンです。
また、店舗にとっても毎月決まった日に開催されるため、売上拡大を狙いやすいイベントと言えるでしょう。
火曜日と木曜日(プレミアムカード限定)
楽天プレミアムカードやブラックカード保有者限定ですが、火曜日と木曜日に楽天市場で買い物をするとポイントが+1倍になるキャンペーンも実施しています。
火曜と木曜だけを狙った施策だと、ターゲットとなるユーザーは絞られますが、たとえば毎月実施している「5と0のつく日」や「お買い物マラソン」などのイベントと併用したキャンペーンや特別オファーを企画すれば、一般ユーザーも含めた売上アップを狙った施策を実施できます。
結局どのイベントに注力すべき?自社に合ったイベントの選び方を解説
ここまでの内容で、主なセールイベントやキャンペーンについて概要を把握いただけたのではないでしょうか。
しかし、楽天市場は数多くのイベントやキャンペーンがあり、すべてのイベントに同様のリソースは割けない、とお困りの方も多いのではないでしょうか。
そこで、楽天市場の運用実績が豊富な我々ジャグーがおすすめする、企業や店舗別の注力すべきイベントの選び方を以下3つの観点からご紹介します。
- ショップ規模に合わせたイベントの選び方
- 取り扱い商材に合わせたイベントの選び方
- ターゲット層に合わせたイベントの選び方
ショップの規模や扱う商品、狙うユーザーターゲットによって注力すべきイベントが異なるため、ぜひ参考にして効率よく売上アップを目指してください。
ショップ規模に合わせたイベントの選び方
まずは「ショップの規模」に合わせたイベントの選び方です。
ここで紹介するショップの規模は以下の3つに分けています。
- 小規模ショップ(月商500万円未満)
- 中規模ショップ(月商500万円〜1,000万円)
- 大規模ショップ(月商1,000万円以上)
それぞれの規模別で注力すべきイベントとその理由は以下のとおりです。
項目 | 注力すべきイベント | 理由 |
小規模ショップ | ・お買い物マラソン ・ワンダフルデー ・5と0のつく日 ・ほか毎月開催するイベント | ・毎月開催のため、定期的な集客につながる ・参加費用が比較的安価で、小規模ショップでも参加しやすい ・ユーザーとの接点を増やしリピーター獲得につなげやすい |
中規模ショップ | ・楽天スーパーSALE ・超ポイントバック祭 ・小規模ショップ向けのイベント | ・大型イベントで売上拡大を狙う ・イベントに合わせてクーポン発行やポイント付与などのキャンペーン実施で集客効果を高められる |
大規模ショップ | ・すべてのイベントを網羅 | ・イベントごとに異なるターゲット層に合わせた商品展開やプロモーションを実施が可能 ・年間を通して安定した売上を確保できる |
取り扱い商材に合わせたイベントの選び方
次に「取り扱い商材」に合わせたイベントの選び方です。
ここで紹介する、取り扱う商材は以下の4つに分けています。
- 単価の低い商品
- 単価の高い商品
- 季節性のある商品
- 新商品
それぞれの商材別で注力すべきイベントとその理由は以下のとおりです。
項目 | 注力すべきイベント | 理由 |
単価の低い商品 | ・お買い物マラソン | ・複数店舗で購入するほどポイント倍率が上がるため、まとめ買いを促進できる |
単価の高い商品 | ・楽天スーパーSALE ・超ポイントバック祭 | ・高額商品を割引販売する際に効果的・購買意欲の高いユーザーにアプローチできる |
季節性のある商品 | ・楽天スーパーSALE ・楽天大感謝祭 | ・季節の変わり目に合わせて需要が高まる時期に開催されるため、販売促進につながる |
新商品 | ・超ポイントバック祭 | ・新商品を積極的にPRできる ・高ポイント還元によって購買を促進できる |
ターゲット層に合わせたイベントの選び方
最後に紹介するのは「ターゲット層」に合わせたイベントの選び方です。
ここで紹介するターゲット層は以下の2つに分けています。
- 新規顧客獲得
- 既存顧客のリピート促進
それぞれのターゲット層別で注力すべきイベントとその理由は以下のとおりです。
項目 | 注力すべきイベント | 理由 |
新規顧客獲得 | ・楽天スーパーSALE ・超ポイントバック祭 | ・幅広い層にリーチできる ・認知度向上と新規顧客獲得につながりやすい |
既存顧客のリピート促進 | ・お買い物マラソン ・ワンダフルデー | ・既存顧客向けのクーポン発行やポイントアップキャンペーンなどの実施で、リピート購入を促進できる |
楽天市場のイベントで売上を伸ばすための3つのポイント
具体的に楽天市場のイベントをうまく活用して売上を伸ばすためのポイントを以下3つに分けて解説します。
- 【イベント前】各イベントの特色を理解し戦略を立てる
- 【イベント中】自社イベントとの相乗効果を狙う
- 【イベント後】ユーザーへのアフターケアを忘れない
順に解説します。
1.【イベント前】各イベントの特色を理解し戦略を立てる
イベント前は、イベントの理解と戦略の立案に注力しましょう。
楽天スーパーSALEやお買い物マラソンなどのイベントは、開催時期やポイントの倍率が異なるため、事前に各イベントの特色を理解し、戦略的に準備することが重要です。
たとえば、楽天スーパーSALEは例年では3ヶ月に1度開催され、ポイント倍率が高く広くプロモーションが行われる一方で、お買い物マラソンは毎月複数回開催され、ショップ数に応じてポイント倍率が増加する特徴があります。
そのため、毎回同じ施策を実施するのではなく、イベントの特色にあった戦略を立てることが重要なのです。
2.【イベント中】自社イベントとの相乗効果を狙う
イベント開催中は、楽天市場全体のイベントに自社イベントを合わせて相乗効果を狙うのがポイントです。
楽天スーパーSALEやお買い物マラソンなどの大型イベント期間中は楽天市場へのアクセスが大幅に増えるため、イベント期間中に自社独自のイベントを実施すれば、検索順位やCVR(コンバージョン率)の向上を狙いやすくなります。
たとえば、事前に売れ筋商品をピックアップしておき、普段よりも割引をした特別価格でプロモーションを実施したり、広告配信の入札単価の上方修正したりするなど、ユーザーの目に留まり、CVRの向上が狙える施策の実施が効果的です。
そのため、特にユーザーのアクセスが集中する大型イベントに自社イベントを連動させることで、売上を最大限に伸ばせるでしょう。
なお、楽天市場で主要な広告である「楽天RPP広告」について以下の記事で詳しく解説しているため、広告の活用方法としてあわせてご覧ください。
関連記事:【2025年最新版】楽天RPP広告とは?設定方法や成果が出た運用のコツ9つを徹底解説
3.【イベント後】ユーザーへのアフターケアを忘れない
イベント終了後は、ユーザーへのアフターケアを忘れないようにしましょう。
イベント終了後は、リピート購入の獲得やブランドロイヤリティを向上させるチャンスです。
たとえば、イベント終了後にクーポンやタイムセールを提供して、ユーザーの興味を引ければ、イベント後もCVRを維持しやすく店舗の信頼性も高めることができます。
楽天イベントでは、短期的な売上アップだけでなくユーザーとの関係構築を目指すためにも、イベント終了後のユーザーに対するアフターケアを忘れずに実施しましょう。
まとめ|楽天市場のイベントを活用して効果的に売上を伸ばそう
楽天市場には1年を通して多数のイベントがありますが、自社が注力すべきイベントを見極めて活用できれば、効果的に売上を伸ばすことができます。
しかし、どのイベントに注力すれば良いか判断に迷ってしまうという担当者の方は、ぜひお気軽にジャグーへご相談ください。
ジャグー株式会社では、楽天市場の豊富な運用経験から出店者様に対し、専門的なサポートを行っています。
また、売上の改善や社内運用の仕組み化など、戦略から販売までを一気通貫したEC支援をご提供します。
楽天市場のイベントに限らず、楽天運用全般に関するご相談があればお気軽にお問い合わせください。
