最終更新日:2026.4.28

【2026年出品者向け】楽天お買い物マラソンとは?事前準備や売上UP施策を解説

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【2026年出品者向け】楽天お買い物マラソンとは?事前準備や売上UP施策を解説

楽天お買い物マラソンとは、楽天市場の「ショップ買いまわり」キャンペーンで、複数ショップで税込1,000円以上の買い物をするとポイント倍率が上がる仕組みです。

一方で、

「出品者は何を準備すべきかわからない」
「1,000円商品の設計やクーポン条件を間違えたくない」
「楽天スーパーSALEや5と0のつく日との使い分けがわからない」

と悩む担当者も少なくありません。

この記事では、楽天お買い物マラソンで出品者がすべき6つの事前準備開催中の売上施策4選失敗しやすいパターン終了後のリピーター獲得・分析施策まで詳しく解説します。

楽天お買い物マラソンを売上アップの機会として活用したい方や、出品者として準備・施策・振り返りの流れを整理したい方は、ぜひ最後までご覧ください。

監修者

代表取締役米原広兼

ジャグー株式会社 代表取締役米原 広兼

新卒で楽天グループ株式会社に入社し、ECコンサルタントとして
SOY(Shop of the Year)受賞店舗をはじめ多数の上位店舗を支援。

約2万人の社員の中から「楽天賞MVP」を受賞するなど、
高い実績と評価を獲得。
その後、大手企業のEC支援を行うコンサルティング会社を経て、
2020年にEC専門支援会社「ジャグー株式会社」を設立。
楽天市場やAmazonなど複数モールにおける売上拡大・運用最適化を総合的に支援している。

また、グループ会社にて自らもAmazonでの販売事業を展開。
自社ブランド製品はAmazonで「Amazonおすすめ」を多数獲得し、
販売開始から1年で月商1,000万円を突破するなど、売り手としても豊富な実績を持つ。

目次

楽天お買い物マラソンとは?出品者が知っておくべき基本

(画像出典元:楽天市場

楽天お買い物マラソンとは、楽天市場で定期的に開催される、ショップ買いまわりでポイントが最大10倍になる大型販促イベントです。

通常よりもポイントが溜まりやすい期間で購入者の購買意欲が高まりやすく、出品者にとっては新規顧客の獲得や売上拡大を狙える機会でもあります。

まずは、出品者が知っておくべき以下の基本を解説します。

訴求のズレや施策ミスを防ぐためにも、各ポイントを確認していきましょう。

買いまわりの仕組みとポイント倍率

楽天お買い物マラソンは、期間中に1ショップあたり税込1,000円以上の買い物をしたショップ数に応じて、ポイント倍率が上がるキャンペーンです。

買いまわり分は10ショップ達成で最大10倍(通常1倍+特典9倍)となり、11ショップ以上で購入しても倍率は変わりません。開催回によっては、ラクマ購入でさらに1倍が加わる場合もあります。

また「1,000円以上」には条件があります。送料やラッピング料は対象外で、クーポンは割引後金額、ポイント利用は利用前金額で判定されます。訴求文や価格設計を考える際は、このルールまで踏まえることが大切です。

獲得ポイントの上限とポイント計算

買いまわりで付与される特典ポイントには、開催回ごとに上限があります。上限は毎回同じとは限らず、7,000ポイントの回もあれば10,000ポイントの回もあるため、開催前にその回のルール詳細を確認することが欠かせません。

ショップ買いまわり以外のSPUやショップ個別のポイント施策は別枠で計算されるので、「全部まとめて同じ上限」とはならない点にも注意が必要です。

ポイント計算にも細かなルールがあります。主なポイントは以下のとおりです。

  • 計算対象は税抜金額
  • 送料やラッピング料は対象外
  • 付与ポイントの小数点以下は切り捨て
  • SPUやショップ個別施策は別計算

高額商品を訴求する際は、還元率だけでなく、上限に達したときの見え方まで踏まえて設計することが重要です。

エントリー必須や対象商品・期間限定ポイントなどの注意点

お買い物マラソンでは、エントリーの有無だけでなく、対象商品やポイント付与の条件まで確認しておく必要があります。

参加にはエントリーが必要ですが、ショップ買いまわり本体は期間中であればエントリー前の購入も対象になります。一方で、連動キャンペーンは「エントリー前の購入は対象外」のものもあるため、同じ感覚で判断しないほうが安全です。

特に押さえたい注意点は以下のとおりです。

  • エントリーは必須
  • 金券類や医療検査キットなど、一部は買いまわり対象外
  • 楽天ふるさと納税は2025年10月1日以降、買いまわり対象外
  • 特典ポイントはキャンペーン終了の翌月15日頃に付与
  • 付与されるのは期間限定ポイントで、期限は開催回ごとに確認が必要

通常ポイントは購入日から20日後、ショップ買いまわりの特典ポイントは対象キャンペーン終了の翌月15日頃に付与されます。

店舗側が訴求文を作る際は「いつ付くか」「いつまで使えるか」まで含めて、開催回ごとのルール詳細を確認しておきましょう。

他の楽天キャンペーンとの違い

楽天お買い物マラソンと混同しやすい他の主要キャンペーンには、それぞれ役割に違いがあります。

キャンペーン主な特徴
お買い物マラソン定期的に開催される買いまわり型イベント
楽天スーパーSALE買いまわりに加えて、半額商品や大型クーポンの訴求が強い大型セール
ブラックフライデー主に11月に開催される、買いまわりと値引き訴求を含む大型イベント
5と0のつく日毎月5・10・15・20・25・30日に開催される、エントリー必須の楽天カード連動施策
SPU楽天の対象サービス利用に応じて、楽天市場でのポイント倍率が常時上がる仕組み

楽天お買い物マラソン・楽天スーパーSALE・ブラックフライデーは、いずれも買いまわりによるポイントアップ施策を含むキャンペーンです。ただし、開催頻度や割引訴求の強さ、上限ポイントは同じではありません。

5と0のつく日は楽天カード利用と連動する日別施策で、SPUは常時ポイントアップの仕組みで、お買い物マラソンとは役割が異なります。

楽天市場で開催されるイベント全体を把握したい方は、以下の記事も参考にしてください。

関連記事:【2026年最新】活用すべき楽天市場のイベント攻略法!自店に合ったイベントの選び方を徹底解説!

楽天お買い物マラソンの開催スケジュールの傾向

楽天お買い物マラソンの開催スケジュールの傾向

直近の2026年4月のお買い物マラソンは、以下の日程で開催されました。

  • 第1弾:4月4日20:00〜4月10日1:59
  • 第2弾:4月14日20:00〜4月17日9:59
  • 第3弾:4月24日20:00〜4月27日9:59

お買い物マラソンは1ヶ月間で複数回開催されることがあります。出品者としては「毎月1回」と決めつけず、都度スケジュールを確認しながら販促計画を組むことが大切です。

終了時刻やエントリー期間は、各回のキャンペーンページに記載されたルール詳細を優先してください。

楽天お買い物マラソンで出品者が狙うべき3つの成果

楽天お買い物マラソンは、単に一時的な売上を作るイベントではありません。買いまわりによって比較検討中のユーザーが増えるため、商品設計や訴求の組み方次第で、普段とは違う成果を狙えます

特に狙うべき成果は、以下の3つです。

  1. 新規顧客の獲得
  2. 販売実績と転換率の向上
  3. リピーターの獲得

順に解説します。

1.新規顧客の獲得

お買い物マラソンでは、ユーザーが買いまわり先を探して複数店舗を比較します。通常時より試し買いのハードルが下がり、新規顧客との接点を作りやすいタイミングです。

特に入口商品やお試し商品の設計が重要です。税込1,000円の条件を外さないことはもちろん、送料やクーポン適用後の金額まで踏まえて整える必要があります。買いまわり目的の購入は単発で終わりやすいため、次回購入につながる導線まで前提に設計しましょう。

2.販売実績と転換率の向上

お買い物マラソン中は、比較検討中のユーザーが増えやすいです。商品ページの訴求や購入条件の見せ方が噛み合えば、通常時より成約につながる場面が増えます

特に意識したいポイントは、以下のとおりです。

  • 商品画像で魅力をひと目で伝える
  • 価格やクーポン条件をわかりやすく見せる
  • レビューや販売実績を目立つ位置で訴求する
  • 商品名や説明文を迷わせない内容に整える

こうしたポイントを押さえることで、販売実績の蓄積やCVRの改善につながります。

転換率について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

関連記事「楽天市場の転換率とは?業界別平均や売上改善の重要要素を元楽天ECCが徹底解説!

3.リピーターの獲得

お買い物マラソンで初めて購入した顧客は、単発購入で終わりやすい傾向があります。そのため、イベントを一過性の売上で終わらせず、次回以降の購入につなげる設計が欠かせません。

購入後のフォローや次回使える特典やLINE登録などへの導線を組み合わせると、再接点を作れます。新規獲得で終わらせず、次につなげる動きまで設計できると、イベントのたびにリピーターを増やせるでしょう。具体的な施策は後半で解説します。

楽天お買い物マラソンで出品者がすべき6つの事前準備

楽天お買い物マラソンで出品者がすべき6つの事前準備

ここからは、楽天お買い物マラソンで出品者が事前にしておきたい準備を6つ紹介します。

  1. 販促カレンダーを組む
  2. 入口商品とフック商品を整える
  3. 販促費を踏まえて利益ラインを決める
  4. 在庫とクーポン条件を見直す
  5. ページ周りをイベント仕様にする
  6. メルマガ・LINE・SNSで集客導線を整える

準備の抜け漏れを防ぎながら、ひとつずつ確認していきましょう。

1.販促カレンダーを組む

楽天お買い物マラソンでは、開催前に販促カレンダーを組んでおくことが重要です。

開催情報が直前に出る回もあるため、告知、広告、在庫対応をその都度進めると、設定漏れや差し替え忘れが起こりやすくなります。

先に整理しておきたいのは、以下の内容です。

  • 告知文のひな形を作る
  • バナー差し替え用の素材を用意する
  • クーポン設定の条件を決めておく
  • 広告の見直し項目を整理する

開催前・開催中・終了後の流れに沿って販促カレンダーに落とし込んでおくと、開催日が出た段階で「いつ・何を・誰がやるか」をすぐ動かせます。

直前に慌てないためにも、日付を差し替えれば使える状態まで先に整えておきましょう。

2.入口商品とフック商品を整える

買いまわり需要を取り込むには、入口商品とフック商品を事前に整えておくことが欠かせません。

価格帯だけで入口商品を決めると、思ったように買いまわり対象にならない場合があります。送料やラッピング料は判定対象に含まれず、クーポンは適用後の金額で判定されるためです。

特に注意したい点は、以下のとおりです。

  • 送料込みで1,000円を超えても、送料やラッピング料を除いた金額が1,000円未満なら対象外になりうる
  • クーポン適用後に999円以下になると、対象外になりうる
  • 入口商品は、条件を割らない価格設定にしておく必要がある

買いまわり需要を取り込むには、見た目の安さだけでなくルールを踏まえた商品設計まで詰めておくことが大切です。

3.販促費を踏まえて利益ラインを決める

楽天お買い物マラソンでは、売上が伸びても利益が残らなければ意味がありません。

特典ポイントには上限があるため、後半はポイント訴求だけでは伸びにくくなり、価格や商品価値で選ばれる場面も出てきます。

そのため、以下のように商品ごとの役割を先に分けておくことが大切です。

入口商品集客を担う
本命商品利益を確保する
セット商品粗利を調整する

商品ごとの役割を整理しておくと、売上だけが増えて利益が残らない状態を防げます。粗利の試算を税抜ベースでそろえると、値引きやポイント施策を入れたあとも利益が残るか判断しやすくなります。

4.在庫とクーポン条件を見直す

入口商品で流入が増えても、在庫切れや条件がわかりにくいと離脱につながります。

特にお買い物マラソンではクーポン適用後の金額や送料の扱いで誤解が起こりやすいため、事前の見直しが欠かせません。

先に確認したい点は、以下のとおりです。

  • 目玉商品の在庫を十分に確保する
  • クーポン適用後でも1,000円を下回らない条件にする
  • 送料別商品の場合は、商品代で判定される前提で価格を設計する
  • 商品ページやバナー、FAQに条件を補足する

条件が複雑なままだと、せっかく集めた流入を逃します。買いまわり対象として選ばれるには、価格だけでなく、条件のわかりやすさまで整えておくことが重要です。

5.ページ周りをイベント仕様にする

お買い物マラソンでは、商品ページやバナーの見せ方も事前に整えておく必要があります。

「最大◯倍」のように曖昧な表現にすると、店舗独自のポイント施策と楽天公式キャンペーンが混同して伝わりやすく、誤解の原因になります。

ページ内では、店舗独自施策の倍率と公式キャンペーンの倍率を分けて見せましょう。条件も断定しすぎず、必要に応じて「詳細は公式キャンペーンページで確認」と添えておくと安全です。

目を引くだけでなく、条件まで正しく伝わる見せ方に整えることが大切です。

6.メルマガ・LINE・SNSで集客導線を整える

開催前にメルマガ・LINE・SNSの告知内容を整えておくと、新規流入だけでなく既存顧客への再アプローチにも役立ちます

終了時刻やエントリー条件の誤記は問い合わせや不信感につながるため、事前の整理が欠かせません。

メルマガやLINEで開催予告を出す際は、エントリーが必要な施策を公式リンクへつなげましょう。5と0のつく日を告知する場合も、日別エントリーが必要な点までセットで案内することが大切です。

SNSでも目玉商品だけでなく条件を簡潔に添えておくと、誤解を防ぎながら集客につなげられます。

LINEを活用した再アプローチや配信設計について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

関連記事:【出店者向け】楽天×LINE公式アカウントで売上UP!活用法を徹底解説

楽天お買い物マラソンで失敗しやすい4つのパターン

楽天お買い物マラソンで失敗しやすい4つのパターン

出品者が押さえておきたい楽天お買い物マラソンの失敗しやすいパターンを4つ紹介します。

  1. 同一ショップ購入の扱いを誤解して訴求する
  2. ポイント上限を無視して高額商品を押し出す
  3. 送料・クーポン条件を複雑にして離脱を招く
  4. 利益を削りすぎて次回施策の余力を失う

順に解説します。

1.同一ショップ購入の扱いを誤解して訴求する

同一ショップ購入の扱いを誤って伝えると、ユーザーの誤解につながります。

お買い物マラソンでは、同じショップで何回購入してもショップ数は増えませんが、複数回の購入を合算して税込1,000円以上になれば1ショップとしてカウントされます。

「同じ店で買っても増えない」とだけ伝えると、買う意味がないように受け取られかねません。反対に「買えば買うほど増える」と読める表現も誤認につながります。

商品ページや告知では「ショップ数は増えないが、合計1,000円以上なら1ショップとして数えられる」と、分けて伝えることが大切です。

2.ポイント上限を無視して高額商品を押し出す

高額商品をポイント訴求だけで押し出すと、期待とのズレが生まれやすくなります。

お買い物マラソンの特典ポイントには開催回ごとの上限があり、購入金額が大きくても還元がそのまま伸びるとは限りません

開催回によって、上限ポイントは次のように異なります。

  • 2026年4月:7,000ポイント
  • 2026年2月:10,000ポイント

上限に達したあとは、追加購入の判断材料がポイントから価格や保証、商品そのものの価値に移ります。高額商品を訴求する際は、還元率だけでなく、価格や保証、セット内容まで含めて伝えましょう。

3.送料・クーポン条件を複雑にして離脱を招く

送料やクーポンの条件を複雑にすると、離脱だけでなく買いまわり条件の誤認が起こる場合もあります。

お買い物マラソン中のユーザーは複数店舗を比較しているため、条件がひと目でわからない店舗はあと回しにされやすいためです。

特に注意したいのは、クーポン適用後の金額です。見た目では1,000円を超えていても、クーポン適用後に条件を下回ると買いまわり対象から外れる可能性があります。

送料の扱いも含めて、商品ページやバナー、FAQで条件をわかりやすく伝えておくことが大切です。

4.利益を削りすぎて次回施策の余力を失う

楽天お買い物マラソンは、その回だけ売れれば良いイベントではありません。

大切なのは、今回の売上を作りながら、次回以降も続けて施策を回せる利益を残すことです。

毎回大きな値引きや広告費を積むと、その場の売上は作れても、次の改善施策に使える原資が残りにくくなります。お買い物マラソンは継続して活用する場面が多いため、1回ごとに無理を重ねる運用は長続きしません。

売上だけで判断せず、次回も動ける利益設計になっているかまで確認しておくことが重要です。

楽天お買い物マラソン開催中に売上を伸ばす施策4選

楽天お買い物マラソン開催中に売上を伸ばす施策4選

開催中は、ただ参加するだけでは売上は伸びません。流入が増えるタイミングに合わせて訴求の出し方や広告配分を調整し、購入につながる導線をその場で整えることが重要です。

ここでは、楽天お買い物マラソン開催中に出品者が実践したい施策を4つ紹介します。

  1. ポイント変倍とクーポンを組み合わせて訴求する
  2. 初日・5と0のつく日・最終日に合わせて打ち手を変える
  3. RPP広告で露出を強化する
  4. まとめ買い・セット商品で転換率を高める

順番に確認していきましょう。

1.ポイント変倍とクーポンを組み合わせて訴求する

楽天お買い物マラソン開催中は、商品ごとにポイント変倍とクーポンを使い分けることが大切です。すべての商品に同じ施策を当てるのではなく、狙いたい売り方に合わせて訴求を変えましょう。

たとえば、以下のように使い分けます。

新規流入を狙いたい商品クーポンでお得感を打ち出す
比較検討中の商品ポイントアップで購入を後押しする
まとめ買いを促したい商品複数購入クーポンを使う

ただし、買いまわりの入口商品では、クーポン適用後に税込1,000円を下回ると、買いまわり対象から外れる可能性があります。お得感を強めるだけでなく、条件を割らない設計まで含めて調整することが重要です。

2.初日・5と0のつく日・最終日に合わせて打ち手を変える

お買い物マラソン期間中は、毎日同じ訴求を続けるより、山場に合わせて打ち手を変えた訴求が有効です。主なタイミングごとの動きは、以下のとおりです。

タイミング主な打ち手
初日開催告知を強めて早い段階で流入を集める
5と0のつく日楽天カード利用とあわせたお得感を訴求する
最終日終了時刻を明記して駆け込み需要を取りにいく

ただし、5と0のつく日は毎回お買い物マラソンと重なるとは限りません。さらに、日ごとのエントリーも必要です。重なる回は訴求を強める価値がありますが、必ず使える前提で組まないようにしましょう。

3.RPP広告で露出を強化する

RPP広告は、楽天市場の検索結果などに商品を表示できる検索連動型の広告です。

クリック課金型なので、開催中の流入を取りこぼさないための露出強化策として使えます。RMSに登録された商品をもとに配信され、検索結果をはじめ楽天内外の掲載面に表示されます。

開催中は売れ筋商品や伸ばしたい商品に入札を寄せると、イベント流入の受け皿を広げることが可能です。

すべての商品を同じ強さで回すのではなく、反応が出ている商品に配分を寄せるほうが無駄を抑えやすく、売上にもつなげられます。

RPP広告について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

関連記事:【2026年】楽天RPP広告とは?設定方法や成果が出た運用11のコツを解説

4.まとめ買い・セット商品で転換率を高める

開催中は、まとめ買いしやすい商品設計にしておくと、転換率や客単価の改善につながります

特に、消耗品の複数本セットやギフトの組み合わせ、送料無料ラインに届く価格設計は、追加購入のあと押しになります。

ただし、店内でのまとめ買いと買いまわりは別の仕組みです。同じショップ内で購入点数が増えても、買いまわりのショップ数が増えるわけではありません。

商品ページやバナーでは、「まとめ買いでお得」と「買いまわり対象」の見せ方を分けておくことが重要です。

店内施策としてまとめ買いを促しつつ、買いまわりとの違いも正しく伝えられると、誤認を防ぎながら売上につなげられます。

楽天お買い物マラソン終了後にやるべきリピーター獲得・分析施策

楽天お買い物マラソンは、開催中の売上だけで終わらせないことが大切です。

終了後に数字や施策を振り返り、次回購入や次回開催につながる動きを作れるかどうかで、イベントの成果は大きく変わります。

お買い物マラソン終了後に出品者が取り組みたい施策を4つ紹介します。

順に見ていきましょう。

アクセス数・転換率・客単価・新規率を確認する

終了後は、売上だけでなく内訳まで確認しましょう。どの数字が弱かったかによって、見直すべき箇所は変わります。主な見方は以下のとおりです。

指標見直したいポイント
アクセス数RPP広告の配分、メルマガ・LINEの告知タイミング、イベントページやバナーの露出量
転換率商品画像、価格訴求、クーポン条件の見せ方、商品ページ内の説明
客単価セット商品の有無、まとめ買い訴求、送料無料ラインまでの導線
新規率入口商品の価格帯、お試し商品の有無、新規向け訴求の打ち出し方

どの数字が弱かったかを分けて確認すると、次に手を入れるべきポイントが見えてきます。

売れた商品と反応が弱かった施策を整理する

お買い物マラソン終了後は、売上全体だけでなく、どの商品と施策が成果につながったかまで整理します。

たとえば、以下のような点を確認します。

  • 1,000円前後の入口商品と本命商品のどちらが動いたか
  • 単品とセット商品のどちらが売れたか
  • どのクーポンが使われ、どのクーポンは反応が弱かったか
  • RPP広告経由で売れた商品は何か
  • 広告費をかけた商品が利益まで残せたか

ここまで整理しておくと、次回はどの商品を前面に出すか、どの施策に予算を寄せるかを決めやすくなります。

サンキュークーポンやLINE導線で再来店につなげる

楽天お買い物マラソンで獲得した新規顧客を、単発購入で終わらせない工夫をしましょう。

購入後の接点を用意しておくと、次回イベントや関連商品の購入につなげられます。

たとえば、次のような導線があります。

  • サンキュークーポンを配布して次回購入のきっかけを作る
  • LINE友だち追加へ案内して継続的に情報を届ける
  • フォローメールで関連商品や次回イベントを案内する

購入直後から次の接点までを設計しておくことで、イベント後の再来店を促しやすくなります。

サンキュークーポンの活用方法を詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

関連記事:楽天サンキュークーポンでリピーター増!7つの活用ポイントを徹底解説

次回イベントに向けて改善点を残す

楽天お買い物マラソンは、毎回ゼロから準備すると負担が大きくなります。次回の準備を短縮するためにも、今回の運用で得た気付きは記録として残しておきましょう。

特に残しておきたいのは、以下の内容です。

  • 次回も候補にしたい売れ筋商品
  • 反応がよかったクーポン条件
  • 広告を強めると動きやすかった日
  • 告知文やバナーで反応がよかった訴求
  • 在庫切れや条件誤認などのミス

こうした記録があると、次回は商品選定や告知準備を早く進められます。毎回同じ失敗を繰り返さないためにも、終了後のメモまで含めて運用しましょう。

楽天お買い物マラソンを活用して売上アップにつなげよう

楽天お買い物マラソンで成果を出すには、基本ルールを押さえた上で、事前準備・開催中の施策・終了後の振り返りまで一連で設計することが重要です。

単発の売上で終わらせず、次回以降にもつながる運用にできるかがポイントになります。

ただ、商品設計、広告運用、ページ改善、クーポン設計、分析までを自社だけで回すのは簡単ではありません。楽天市場で継続的に成果を伸ばしたいなら、実行まで伴走できる支援先を活用する方法もあります。

ジャグーでは、楽天市場のコンサルティング、運営代行、広告運用代行まで一貫して対応しています。楽天市場での売上拡大と利益改善を両立したい方は、ぜひ一度ジャグーにお問い合わせください。

ジャグーの楽天市場総合支援サービス
Jagooは、EC戦略・運用のプロフェッショナルです。これまで数多くの大手ブランドを支援してまいりました。
単なる作業代行だけではなく、売上拡大・利益拡大はもちろん、継続し続けられる「仕組み化」に至るまでコミットします。
ECの立ち上げ・運用は下記よりぜひご相談ください。

楽天お買い物マラソンに関するよくある質問

Q.毎月必ず参加すべきですか?

毎月必ずフルで参加する必要はありません。商品特性、利益状況、在庫状況に合わせて、参加度合いを調整するほうが現実的です。

お買い物マラソンは継続的に開催されますが、毎回すべての施策を強めると、利益や運用負荷が重くなります。入口商品で流入を取りたい回、在庫を優先して守りたい回など、目的に応じて強弱をつけることが大切です。

Q.楽天スーパーSALEとどちらを優先したほうがいいですか?

商材によって優先度は変わります。値引き訴求が強い商材は楽天スーパーSALE買いまわり入口商品や試し買い商品は楽天お買い物マラソン、と考えると整理しやすいでしょう。

まずは自店の商品が「大きな値引きで動くのか」「試し買いで動くのか」を見極めた上で、主軸にするイベントを決めましょう。

楽天スーパーSALEで売上を伸ばしたい方は、以下の記事を参考にしてください。

関連記事:楽天スーパーSALEサーチで売上アップ!申請手順や7つの具体的な活用術含め徹底解説!

Q.集客施策はポイントとクーポンのどちらが向いていますか?

ポイントとクーポンの主な使い分けは、以下のとおりです。

施策向いているケース
ポイント・比較検討中の商品をあと押ししたい場合
・還元率を見せて購入の決め手を増やしたい場合
クーポン・新規流入を増やしたい場合
・値引きのお得感をひと目で伝えたい場合
・まとめ買いを促したい場合

ポイントは還元感を出しやすく、クーポンは値引きのわかりやすさに強みがあります。商品単価、利益率、目的に応じて使い分けましょう

Q.広告を強化するベストなタイミングはいつですか?

楽天お買い物マラソン中に広告を強化するなら、開始直後と終了前を優先するのが基本です。開始直後は初動を作りやすく、終了前は駆け込み需要を取り込みやすいためです。

さらに、5と0のつく日が重なる回は、楽天カード利用によるあと押しも見込めます。そのため、お買い物マラソンと重なった日だけ広告を強める運用も有効です。

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