口コミを駆使して売上を上げろ!みんな大好きレビューのお話

 

突然ですが、読者の皆さんはECサイトで買い物をする際、何が決め手となって購入や決済まで至っていますでしょうか?
商品の特徴ですか?販売・運営している会社ですか?それとも販売価格?

昨今の日本におけるネットショッピングの利用率はコロナ禍以降ますます加速していますので、購入の意思決定をするまでの過程は人それぞれかと思います。
そんな中、上記に加えてもう一つ参考にされることが多いのは第三者目線の口コミ(レビュー)と言われており、筆者もそれを参考にするユーザーの一人です。
特に購入を検討している商品の画像を付けて投稿して頂いている方のレビューは本当に参考になりますよね。

今この記事を読んで頂いている方の中にも、ECサイトのレビューを参考にして購入される方も多いのではないでしょうか。

今回はそんなレビューにフォーカスしてお話していきたいと思います。

 

購入前にレビューを参考にするユーザーはこんなにもいる

冒頭でご説明した通り、ECサイトで購入する際にレビューを参考にするユーザーは、筆者を含め数多くいると言われています。
では実際にどれくらいのユーザーが参考にしているのか見ていきましょう。

オンライン上のレビューに関する調査は様々な会社で行われていますが、平均すると約80%以上のユーザーがECサイトで購入する際にレビューを参考にしていると言われています。
ユーザーの目線に立った際、良く挙げられるECサイトのデメリットとして、実際に商品を見ることができない、触れられない等という点がありますが、まさにこのデメリットをレビューという第三者目線の評価が補っているのだと考えることができますよね。

また冒頭でご説明した通り、ネットショッピングの利用者が増えている分、ユーザーがレビューを見る目も肥えてきていますので、レビューの件数や投稿されたタイミングも重要です。

まずは件数についてですが、やはり多い方がユーザーからの信頼度は高まります。
ある調査結果ではユーザーがレビューの評価点が僅差の商品を比較していた場合、多少評価が劣っていたとしても件数が多い方の商品を購入する方が2倍もいるとも言われています。
つまり、オンライン上で競合の商品よりも自分の商品のレビュー数が多く獲得できればそれだけで優位になるということですね。

また、ユーザーはレビューが投稿されたタイミングも見ており、約70%が直近6ヶ月以前のレビューは参考にしていないとも言われています。
レビューが投稿されるのを待つのではなく、常に書いてもらえるよう能動的に動かなければならないことも分かりますよね。

 

楽天市場でレビューを集める方法

では次に、どのようにレビュー件数を獲得していけば良いのかという点です。

ECモールの種類によってはできない施策ですが、楽天市場では購入してくれたユーザーがレビューを投稿してくれた場合、店舗運営側からプレゼントを贈ることが許されています。
許されているからこそ、しっかり感謝の気持ちを込めて何かしらのプレゼントは贈りたいものです。
これをレビューキャンペンーンという総称で実施されている店舗が多いです。

プレゼントを送る方法は大きく分けて2種類あり、メールか直接ユーザーの住所に届ける形になります。
楽天市場上で発行したクーポンをメールで送るのも良し、店舗側で簡単なノベルティ等を用意して購入者に直接送ることができれば尚良いですね。

少し話は変わりますが、読者の皆さんは楽天市場でどれだけのユーザーがレビューを投稿しているかご存知でしょうか?

上記のようなプレゼントがない場合、昨今の楽天市場では購入ユーザーの約1%しかレビューを投稿しないと言われています。
販売している商品や、プレゼントの種類によっても変動しますが、キャンペンーンを実施することで投稿率は5倍~15倍になることもあります。
ただ投稿されるのを待っている店舗と比較すると、レビュー件数を獲得できるスピードが格段に変わりますので、ぜひ実施することをオススメします。

 

良いレビューを見てもらうためには

レビュー件数が増えてくると、店舗に訪れたユーザーが購入を検討する材料も多くなるということになります。
ユーザーが何のデバイスで楽天市場を利用しているかにもよりますが、PCやスマートフォンのブラウザで利用している場合、そもそもレビューを表示させるボタンまでページをスクロールする必要があります。
アプリで利用している場合でも、何度かタップしなければなりません。
また、レビュー画面を店舗運営側から操作することはできませんので、良い評価も悪い評価も見える形となります。
最終的に購入を検討しているユーザーは、溜まっている多くのレビューを自ら見に行くことも往々にしてあるかと思いますが、店舗運営側としてはやはり良い評価を頂いているレビューを見て欲しいと考えるのは当然ですよね。

そんな時は、投稿されたレビューの中から読んで欲しいもの抜粋し、商品のランディングページにコンテンツとして入れることをオススメします。
ユーザーがランディングページを閲覧している=購入意欲が高まっている間に良い評価のレビューが目に入るように設計してあげれば購入に至る確率も高くなります。
ここでのポイントは、ただ良い評価のレビューを載せるのではなく、その中でも特に読んで欲しい一文を目立たせる等の工夫が必要だということです。
そうすることで更にユーザーの目に留まりやすくなるので有効的です。

 

いかがでしたでしょうか?
今回はレビューの重要性とその有効活用の方法について解説してきました。

楽天市場で売上を上げていくためには非常に重要なポイントとなるので、まだレビューについて何も手が加えられていない方はぜひ試してみてください!
それではまたの機会にお会いしましょう!

 

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