楽天市場でユーザーが商品ページにアクセスするルートには、「検索」「ランキング」「RPP広告」「アフィリエイト」など様々なものがあります。
集客ルートを知って、ユーザーのアクセス率を向上させていくことが売り上げを伸ばすポイントで
楽天市場の集客ルートでも重要と言われている「楽天市場内の検索」に連動して表示される検索連動型広告「楽天RPP広告」について説明していきます。
目次
楽天RPP広告とは?
楽天RPP広告とは検索連動型の広告で、その名前の通り楽天市場内の検索結果の上位部分に表示される広告です。
Googleでいうところのリスティング広告とほぼ同じイメージです。
実際に楽天市場で「化粧水」と検索すると、下記ページが表示されます。
赤色枠で囲んだエリアがRPP広告枠で、商品名の横に「PR」と表示され、PCでは検索結果の上位3枠、スマートフォンでは上位5枠が楽天RPP広告枠となります。
▼PC
▼スマートフォン
楽天RPP広告のメリット
検索上位に表示できる
新商品や販売実績が少ない商品は、商品名対策のみでは検索上位に表示されにくいため、検索連動型の広告を活用することでより多くのユーザーとの接点を設けることができます。
少ない広告予算で出稿することができる
広告費用体系はクリック課金です。広告表示のみでは広告費は発生せず、クリックしてリンク先のページにジャンプした時点で初めて広告費が発生します。
楽天RPP広告の最低予算は5,000円からと、少ない予算で始めることができます。
約5分で設定が完了
RMSトップ>広告・アフィリエイト・楽天大学>1.広告(プロモーションメニュー)>検索連動型広告(RPP)>ページ上部タブの「キャンペーン」をクリックし、キャンペーン名、ステータス、継続月予算、CPCの4項目のみ入力をすれば、これで24時間以内に広告の掲載が始まります。
1クリックされる度にかかる単価を設定します。
CPCを高く設定すればするほど検索結果上位に表示されやすくなります。
また、通常のリスティング広告とは違い画像やテキストの審査もありません。
RPP広告の注意点
除外設定をしないと全商品が対象となってしまう
デフォルトの設定では店内全商品が対象となっているため、転換率や利益率が低い商品など、RPP広告の対象外にしたい商品は個別で除外設定をする必要があります。
詳細の条件を指定するにはCSVを用いた設定が必要
商品ごとのキーワード指定とCPC、除外商品の登録を行う場合はCSVフォーマットをダウンロードして編集、アップロードする必要があります。
上位枠への表示は常に変動する
通常のリスティング広告と同じく、上位枠は常に変動します。
自社の商品が表示されているかをこまめに確認し、その都度CPCやキーワードの見直しが必要です。
まとめ
楽天市場でユーザーが商品ページにアクセスするルートには、様々な広告があります。
その中でもRPP広告は費用や設定など、それぞれの状況に応じて設定できるため、新規出店で広告費をかけにくい店舗や、新商品、販売実績の少ない商品などにはRPP広告の活用をおすすめします。