楽天市場の定期購入で売上基盤を作る!おすすめの設定方法をご紹介

 

ECビジネスにおいて、売上の基盤を作ることは非常に重要なことです。
例えば定期購入という販売方法を利用して定期的に一定の売上が入る仕組みを作ると事業としても安定し、利益も確保しやすくなりますよね。

楽天市場では、楽天が提供するシステムを用いることで定期購入商品を作成することが可能となります。
ただし、店舗で取り扱う商品によって向き不向きがあり、特に相性がよいジャンルは化粧品やサプリメント、ドリンクなどがあげられます。

また、昨今ではふるさと納税関連の商品(野菜や果物、お米など)も定期購入商品として展開されている店舗も増えてきていますので、相性がよければぜひ利用したいシステムです。

今回はそんな楽天市場の定期購入に関する概要とおすすめの設定方法についてご説明させていただきます。

楽天市場の定期購入商品について

はじめに、楽天市場の定期購入商品についての説明です。

楽天市場の定期購入商品とは、ユーザーが指定したお届け間隔にあわせて自動的に楽天市場側で注文を確定し、その情報をもとに商品をお届けする販売方法です。

たとえば、ミネラルウォーターやサプリメントなど繰り返し利用する商品を定期購入商品として登録すれば、ユーザーは一度定期購入の申し込みをするだけで繰り返し同じ商品が届くようになります。

 

 

【定期購入システムを利用するために必要な費用】

  • 月額5,000円のシステム利用料
  • 定期購入経由の売上に対して2%の手数料

 

上記の費用面に加えて自動的に注文が確定するので在庫状況に気を配る必要はありますが、安定した売上を作ることができる点やリピート率を高めることができるなどのメリットがありますので、うまく活用していきたいですね。

次は具体的な申請方法を見ていきましょう。

 

申請方法とおすすめの設定

定期購入システムの申請はRakuten RMSから行うことができます。

「店舗様向け情報・サービス > 2 オプション機能利用申込・解約」をクリック。

 

 

「定期購入・頒布会購入」から申請が可能です。

 

 

審査を通過すると、商品登録画面に定期購入商品のボタンが出現しますので、ここから登録する形となります。

 

 

これで定期購入商品を登録できるようにはなりましたが、行っていただきたい設定が一つあります。
それは「自動延長設定」です。
自動延長設定とは、最終回の定期購入商品の注文が確定した段階で、終了した購入サイクルの購入申し込み情報が自動で更新される機能のことをいいます。

これを設定しなければ、せっかく継続していただいたお客様も、自分の意思ではなく勝手に解約されてしまい、クレームに繋がる可能性もあるので忘れずに設定しておきましょう。

「店舗設定> 6 基本情報設定>予約・定期購入・頒布会の設定」をクリック。

 

 

「自動延長の設定」から設定しましょう。

 

ここまで設定が終了したら、定期購入の対象とする商品を登録して準備完了となります。

しかし、定期購入はただ商品を登録するだけでは申し込みは増えにくいです。
最後に定期購入を開始するにあたっておさえるべきポイントをご紹介します。

 

定期購入を始めたらやるべきこと

まずはじめに、店舗を訪問したお客様は定期購入があることを知らないケースがほとんどです。

そのため、通常商品に定期購入商品のバナーを設置するなどして知らせる必要があります。
お客様の目に入る場所にバナーを設置し、定期購入の存在を告知しましょう。

次に大事なポイントは実際に申し込みしてもらうことです。
定期購入商品は通常商品と比べるとやはり購入されにくい傾向にあります。
だからこそ通常商品と差別化し、申し込みしていただけるような仕掛けをつくることが重要なのです。  

【定期購入申し込みのハードルを下げる仕掛け】

  • 通常商品よりも価格を下げる
  • 通常商品よりもポイントを多く付与する
  • おまけを付与する

 

上記に共通している点は、通常商品よりも定期購入商品の方がお得だということです。
これに加えて定期購入商品のお試し商品(通常商品)を用意し、まずは商品を知ってもらう状態を作るとさらに効果が高まる可能性があります。
ぜひ上記の仕掛けとあわせて検討してみてください。 

まとめ

今回は楽天市場における定期購入についてご説明させていただきました。
定期購入の申し込みを増やすことができれば安定して売上を作ることが可能となります。

定期購入はお客様と長くお付き合いをするきっかけにもなりますので、冒頭でご紹介したジャンル以外にも消耗品などを取り扱っている方は施策の一つとして取り入れてみてはいかがでしょうか。

それではまたの機会にお会いしましょう!

 

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