【楽天市場】自店舗ページへのアクセス経路まとめ

楽天市場で売上をあげるための3大要素、アクセス数、転換率(CVR)、客単価(AOV)のうち、最初に対策が必要になる要素はなんだと思いますか?

それは当然、アクセス数です。
どれだけ転換率をあげる施策をしても、どれだけ客単価をあげる施策をしても、ユーザーが店舗に全く訪れなければ、それらの施策はすべて無意味となってしまいます。
アクセス数を増やす施策こそが、売上拡大のベースになります。

本ブログでは、ユーザーが店舗ページへどのような経路でアクセスするのかについてお伝えしていきます。
様々な経路を理解することで、今後の対策強化に活用していただければと思います。

検索

・キーワード検索

楽天市場で、ユーザーが商品を探す際に最も利用されるのがキーワード検索です。
名前の通り、楽天市場の検索窓へキーワードを入力して検索することを指します。
全体の80%以上のユーザーが、キーワード検索を利用して商品を探すと言われております。
商品名・キャッチコピー最適化、ディレクトリID最適化、タグ設定、カタログID設定などの対策をしっかり行うことが重要です。

併せて、ユーザーが検索したキーワードに連動して、ユーザーの検索結果に広告が掲載される、検索連動型広告「楽天RPP広告」の活用もおすすめです。楽天RPP広告については、詳しくは下記ブログをご参照ください。
「楽天RPPの特性と運用方法まとめ」

・絞り込み検索

絞り込み検索とは、楽天市場でキーワード検索をしたユーザーが、より自分の求めている商品を探すために価格帯や内容量、送料など、希望の条件を設定し、更に表示商品を絞り込む機能です。
この機能を利用するユーザーは、具体的に自分の求めている商品をイメージしたうえで検索していることが多いので、購買意欲が高い傾向にあります。絞り込み検索で商品を表示させるためには、あらかじめ商品ごとにRMSで詳細設定を行う必要があります。

楽天市場広告

楽天市場広告は、楽天市場のWeb、スマートフォン、アプリ面やメールで配信される、期間保証型の広告です。
掲載場所や掲載期間により、広告料金も変わってきます。
主にジャンルイベントやシーズナル等の広告があります。決まった広告枠を購入して掲載するもので、楽天内純広告と呼ばれています。
楽天スーパーセールやお買い物マラソンなどのイベントに合わせて掲載することで、爆発的なアクセスへと繋がります。
ただし、検索により流入したユーザーではないので、それほど購入意欲の高くないユーザーも多く訪れます。

ランキング

楽天市場では、毎日更新されるデイリーランキングがあります。
このデイリーランキングは、前日の楽天市場内での売上高と販売数をもとに評価されています。
ランキングは、初めて楽天を利用するユーザーにも見られやすいページで、「楽天市場で今何が売れているのか」というトレンドとして見られるページでもあります。
このデイリーランキング以外にも、リアルタイムランキングやジャンル別ランキングなど、様々なランキングがあり、多くのユーザーがランキングの動向を確認しています。

楽天スーパーアフィリエイト

アフィリエイトパートナーが、楽天スーパーアフィリエイトに登録されている商品を自分のサイトやブログに掲載し、その広告経由でユーザーが商品を購入した場合、売上の一部が報酬として、アフィリエイトパートナーに還元されるサービスです。
楽天スーパーアフィリエイトのメリットとしては、楽天市場以外の不特定多数の場所へ紹介され、優良記事やPRが長期的に残るケースがあるため、新規やライトユーザーを獲得しやすい点が挙げられます。
また、費用も成果報酬となっており無駄な広告費を抑えることができます。

R-SNS

楽天市場のガイドラインでは、出店者が運営しているSNSであっても、外部へのリンクを禁止しています。
しかし、R-SNSへ加入することで 、店舗ページやメルマガにLINEやInstagramなどのSNSアカウントのリンクバナーを設置することが可能になります。
フォロワーが「いいね」や「シェア」などを行ってくれる事で、情報がより広く拡散され、メルマガを受信していないユーザーや、楽天市場への訪問頻度が低いユーザー層のアクセスが期待できます。

R-Mail

R-Mail とは、楽天市場の集客方法のひとつでメルマガを配信するための機能です。
楽天市場では通常1通あたり1円で配信が可能です。
購読者全員に一斉に配信することも可能ですが、「一回以上購入したことがある人」、「30歳以上のダイヤモンド会員の女性」など、

さまざまな条件を指定して配信することも可能です。
様々なSNSが普及したこの時代でも、EC市場のメルマガにおいてはまだまだ有効な集客施策です。詳しくは下記ブログをご参照ください。
「R-Mailの効果を高める方法まとめ」

直接参照

直接参照とは、参照元の情報が取れなかったアクセスを意味します。
具体的なアクセス経路としては、ブックマークやお気に入り、URLの直入力、R-Mail経由などになります。店
舗ページをブックマークしているリピーターが多いと、直接参照数も多くなる傾向があります。
直接参照からの流入に関しましては広告掲載費用がかからずに獲得できるアクセスなのでベースの売上を上げるためにはとても重要になります。
直接参照経由のアクセスも獲得できるように、顧客育成やお気に入り登録促進なども進めていきましょう。

まとめ

今回は、楽天市場で売上を伸ばしていくうえで、非常に重要な指標となる「アクセス」の経路ついて取り上げました。
どれだけ店舗ページや商品ページを作り込んだとしても、ユーザーに見てもらう機会がなくては売上には繋がりません。
アクセス経路をしっかり理解し、現在力を入れていない経路については、積極的に施策を実施してみてはいかがでしょうか。

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