
Amazonセラーセントラルは、Amazonでの販売活動に必要な管理ツールです。セラーセントラルを使いこなすことで、Amazonで効率的に商品の出品や在庫管理ができます。
しかし、
「セラーセントラルの設定や機能がわからない」
「ログインできなくなったらどうしたらいいのか」
など、初めてセラーセントラルを使う担当者の方にとっては不安な点が多いのではないでしょうか。
本記事では、Amazonセラーセントラルの基本機能や操作方法を詳しく解説し、登録方法から特典情報まで網羅的にご紹介しています。
また、Amazonセラーセントラルを利用する際の「よくある質問」にも回答しているので、ぜひ最後までご覧ください。

監修者
米原 広兼
ジャグー株式会社 代表取締役
2015年に楽天入社後ECコンサルティング部に所属
作業やアドバイスではなく実行支援の重要性を感じ2020年にEC支援会社のジャグーを創業。
支援企業の中でSOY受賞経験は9店舗。
目次
Amazon セラーセントラルとは?
Amazonセラーセントラルとは、Amazonで商品を販売する事業者向けの管理ツールです。
セラーセントラルを活用すると主に以下の業務を一元管理できます。
- 商品登録
- 在庫管理
- 注文処理
- 売上分析
- 商品の受発注
- 返品処理
- FBAの管理
- 販売価格の設定
- ストアの作成
さらに広告の設定・管理や、ユーザーへのメッセージなどにも対応しているため、セラーセントラルを有効活用できれば、Amazonの運営を効率化できるでしょう。
Amazon セラーセントラルとベンダーセントラルの違い
Amazonの販売管理ツールには、セラーセントラルの他にも「ベンダーセントラル」というもう一つの主要な管理ツールがあります。
セラーセントラルは既述のとおりAmazonで商品を販売する事業者が使用する販売管理ツールであり、登録の条件なしで利用できます。
一方でベンダーセントラルは、Amazonに商品を卸す事業者が利用できるツールであり、Amazonからの招待を受けた事業者のみが利用できます。
なお、セラーセントラルとベンダーセントラルの違いは以下のとおりです。
特徴 | セラーセントラル | ベンダーセントラル |
利用条件 | なし(誰でも登録可能) | Amazonからの招待制 |
販売形態 | 事業者やメーカーが直接Amazonユーザーに販売 | 事業者やメーカーがAmazonに卸し、Amazonがユーザーに販売 |
料金(大口出品) | 月額4,900円(税別) | 維持費用なし |
料金(小口出品) | 商品あたり100円の手数料 | 費用なし |
販売手数料 | 別途発生 | 発生しない※商品価格の40%〜70%でAmazonに卸す必要あり |
Amazon販売における「セラー」と「ベンダー」の違いを理解して、自社のビジネスモデルに適した管理ツールを使用しましょう。
Amazon セラーセントラルでできること

ここからは、Amazonセラーセントラルでできる以下8つの業務について解説します。
- 商品登録:商品情報の登録・編集
- 注文管理:受注や発送、返品処理
- 在庫管理:在庫の補充・FBAの管理
- 価格管理:販売価格の設定
- ストア管理:ストアの作成と編集
- 広告管理:広告の設定・管理
- 売上分析:売上データの確認
- Amazonテクニカルサポートへの問い合わせ
それぞれの機能を理解して、セラーセントラルを効率よく活用していきましょう。
次から順に解説します。
1.商品登録:商品情報の登録・編集
Amazonセラーセントラルでは、商品情報の登録や編集が可能です。
商品情報の操作は、セラーセントラルのトップメニューバーから「カタログ」を選択し、「商品登録」にアクセスして行います。
商品情報の登録・編集では、Amazonで出品する商品の画像や説明などを登録し商品ページを作成できます。
また、一部の商品の出品に必要な申請も商品登録画面から操作が可能です。
2.注文管理:受注や発送、返品処理

注文管理は、受注から発送、返品処理までを一元的に管理できる機能です。
商品の注文確定後にセラーセントラルの「注文」タブから「注文管理」を選択すると、新規注文として表示され発送準備を進めることができます。
また、購入者からの返品リクエストも注文タブ内で確認でき、返品の承認や返金処理を行うことが可能です。
3.在庫管理:在庫の補充・FBAの管理

在庫管理では、Amazonで出品する在庫数のチェックや補充に加え、FBA(※)の管理が可能です。
出品者は自社で在庫を管理するか、FBAサービスを利用してAmazonに商品の保管と発送を任せるかを選択できます。
なお、FBAを利用することで在庫管理や発送の手間を省き配送スピードを向上させ、Amazon運営の効率化やユーザー満足度の向上を目指せます。
FBAについて知りたい方は、以下の記事で詳しく解説していますのであわせてご覧ください。
関連記事:Amazon FBAとは?儲からないは嘘?概要やメリット・黒字運営のポイントを徹底解説
※FBAとは「フルフィルメント by Amazon」の略で、日本各地にあるAmazonの物流拠点(FC:フルフィルメントセンター)に商品を預けて商品の保管から注文処理、配送、返品対応を含めたカスタマーサービスまでをAmazonへ代行依頼できる有料サービスです。
4.価格管理:販売価格の設定
Amazonセラーセントラルでは、販売価格の設定を「価格」タブから管理できます。
適正な価格設定のために競合他社の価格や市場動向などのデータを閲覧することも可能です。
また、価格の自動設定オプションを利用すればAmazon独自のルールに基づき価格を自動的に調整する機能も活用できます。

販売価格は利益に直結する重要な要素のため、セラーセントラルを活用したリサーチを行い自社商品の適正価格を見極めましょう。
5.ストア管理:ストアの作成と編集

Amazonセラーセントラルのストア管理機能では、Amazonブランド登録をした商品専用のストア作成や編集が可能です。
ストアの管理は、セラーセントラルのトップメニューから「ストア」タブを選択し、「ストアの管理」からアクセスします。
ストア管理では商品ページやブランドのイメージをカスタマイズし、ユーザーに向けた魅力的な店舗ページを作り上げることが可能です。
ストア管理で自社ブランドの世界観をアピールすれば、ユーザーが自社ブランドの価値を感じやすくなるため、Amazonでの販売競争を有利に進められるでしょう。
6.広告管理:広告の設定・管理

広告管理機能では、Amazon内でのさまざまなプロモーション活動を効果的に設定・管理することができます。
セラーセントラルのトップ画面左上のメニューバーから「広告」メニューにアクセスし、各種広告の設定やクーポンの発行などの機能を利用できます。
たとえば、スポンサー広告を利用するためのキャンペーンマネージャーでは、スポンサープロダクト広告やスポンサーブランド広告などのキャンペーンを作成・管理できます。
また、Amazon Vine 先取りプログラムやタイムセールなどの設定も「広告」メニューで操作可能です。
広告管理機能を有効活用することで、効果的なプロモーション戦略を実現し、売上向上につなげられるでしょう。
なお、Amazonで活用できる広告について以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひあわせてご覧ください。
関連記事:【2025年最新】Amazon広告運用完全ガイド!特徴・課題解決・成功の秘訣を解説
7.売上分析:売上データの確認

Amazonセラーセントラルでは、レポート管理機能を活用して売上データや支払い状況を確認できます。
具体的には「レポート」タブから「ペイメントレポート」や「ビジネスレポート」などを選択し、売上や手数料、純利益などの詳細なデータを閲覧できます。
たとえば、ペイメントレポートでは、売上から手数料を差し引いた純利益や支出の詳細を把握できます。
これらのデータを分析すれば、Amazonで売上を向上させるために販売戦略の見直しや、改善策を講じることが可能です。
8.Amazonテクニカルサポートへの問い合わせ
Amazonセラーセントラルでは「Amazonテクニカルサポート」への問い合わせも可能です。
テクニカルサポートへの問い合わせは、セラーセントラルの画面右上にある「ヘルプ」をクリックします。
次にページ下部の「サポートを受ける」を選択します。その後、問い合わせ内容に応じて「Amazon出品サービス」や「広告とストア」などのカテゴリを選んでください。
具体的な問題を選択すると、Eメール、電話、チャットのいずれかの方法でサポートに連絡できます。
なお、Eメールでの問い合わせは24時間受け付けており、通常24時間以内に返信があります。
また電話およびチャットでの問い合わせも9:00〜21:00の間で利用可能です。
Amazon運営に関する不明点は、セラーセントラルの「ヘルプ」からテクニカルサポートに問い合わせることで問題を解決できるでしょう。
Amazon セラーセントラル登録前に必要な準備物
Amazonセラーセントラルに登録するには以下の書類などの準備が必要です。
必要項目 | 詳細 |
Amazonアカウントまたは有効なメールアドレス | アカウント作成がまだの方はこちらから出品者用のAmazonアカウントを作成できます。 |
本人確認書類 | 行政機関が発行した顔写真付きの身分証明書(例:パスポートや運転免許証)※マイナンバーカードは審査に利用できません |
取引明細書 | 過去180日以内に発行された取引明細書(例:ガス・電気・水道料金などの請求書) |
クレジットカード情報 | 出品手数料の支払いに使用する有効なクレジットカード |
銀行口座情報 | 売上金の振込先となる銀行口座の情報 |
電話番号 | 連絡用の有効な電話番号 |
登記簿謄本(法人の場合) | 法人として登録する場合、会社情報を確認できる登記簿謄本 |
上記の必要書類などを事前に用意しておけば、Amazonセラーセントラルへの手続きがスムーズに行えるでしょう。
なお、詳細は、Amazon公式サイトからも確認できます。
参考:Amazon出品用アカウント登録手順|Amazon公式サイト
Amazon セラーセントラル登録手順【画像付き】
ここからは、Amazonセラーセントラルに登録するための手順を画像付きで解説します。
法人と個人事業主では登録する際に「ビジネス情報入力」の手順が異なります。
それぞれの手順の概要を以下にまとめていますので該当する手順を確認しましょう。
登録手順 | 法人の場合 | 個人事業主の場合 |
1. ビジネス情報入力 | 登記簿謄本に基づく法人番号 ・所在地 ・電話番号 ・メールアドレスを入力(連絡先は担当者番号でも可) | 登録不要(登記簿謄本が不要のため) |
2. 出品者情報入力 | 国籍・出生国・生年月日・氏名・役職を入力(身分証は運転免許証かパスポート必須) | 住所・SMS受信可能な電話番号を含む個人情報入力 |
3. クレジットカード登録 | 出品手数料支払い用カードを登録 | 法人と同様 |
4. ストア情報設定 | ユーザー表示用店舗名を決定(後日変更可能) | 商品カテゴリーとストア詳細を設定(店舗名変更可能) |
5. 本人確認書類提出 | 運転免許証またはパスポートをアップロード(マイナンバーカード不可)(約3営業日後に審査結果通知) | 法人と同様(約3営業日後に審査結果通知) |
まず出品者用のAmazonアカウントでログインしたら「業種の選択」からはじめます。
業種は以下を参考に選択しましょう。
・国有企業(法人)→公務員の方
・上場企業(法人)
・非上場企業(法人)
・チャリティ(法人)→NPO法人など
・個人→個人・個人事業主の方

出典:Amazon出品用アカウント登録|Amazon公式サイト
その後、「法人」と「個人事業主」それぞれの手順で登録していきます。
法人の登録手順
法人の場合は「登記簿謄本」をご用意の上、以下の手順でセラーセントラルを登録していきます。
- ビジネス情報の入力
- 出品者情報の入力
- クレジットカード情報の入力
- ストア情報の入力
- 本人確認書類のアップロード
順に解説します。
1.ビジネス情報の入力
まずは「ビジネス情報」の入力です。
登記簿謄本に記載の法人番号や所在地、電話番号、メールアドレスなどの情報を正確に入力します。
なお、登録する電話番号は登記簿謄本に記載の番号ではなく担当者の連絡先でも問題ありません。

出典:Amazon出品用アカウント登録手順:法人の場合|Amazon公式サイト
2.出品者情報の入力
次は「出品者情報」の入力です。
以下画像を参考に国籍や出生国、生年月日から担当者の氏名や役職、連絡先などを入力していきます。
なお、身分証は「運転免許証」か「パスポート」を選択します。また「マイナンバーカード」はAmazon出品で身分証として認められないため注意しましょう。

出典:Amazon出品用アカウント登録手順:法人の場合|Amazon公式サイト
3.クレジットカード情報の入力
次は「クレジットカード情報」の入力です。
請求先情報から、出品手数料の支払いに使用する有効なクレジットカードを登録します。

出典:Amazon出品用アカウント登録手順:法人の場合|Amazon公式サイト
4.ストア情報の入力
次は「ストア情報」の入力です。
Amazon内でユーザーに表示される店舗名を決めます。
なお登録後も変更可能ですが、名称が決まっていれば初期設定時に正式名称を入力しておきましょう。

出典:Amazon出品用アカウント登録手順:法人の場合|Amazon公式サイト
5.本人確認書類のアップロード
最後に「本人確認書類」のアップロードです。
用意した本人確認書類をアップロードして「送信」ボタンを押下すると登録作業は完了です。
なお、既述したとおりマイナンバーカードは本人確認書類では利用できないため、運転免許証かパスポートをアップロードしましょう。
登録完了後、3営業日ほどで審査結果がメールで通知されます。

出典:Amazon出品用アカウント登録手順:法人の場合|Amazon公式サイト
個人事業主の登録手順
個人事業主の場合は、以下の手順で登録していきます。
- 出品者情報の入力
- クレジットカード情報の入力
- ストア情報の入力
- 本人確認書類のアップロード
個人事業主は登記簿謄本の用意が不要であり「ビジネス情報の入力」以外は、法人の場合と手順はほとんど同じです。
次から登録手順を解説します。
1.出品者情報の入力
まずは「出品者情報」の入力です。
国籍や出生国、生年月日や氏名、住所などの必要事項を入力します。
なお、ワンタイムパスワードを取得する必要があるため「SMS(ショートメール)」か「電話」を選択して、電話番号を入力しましょう。

出典:Amazon出品用アカウント登録手順:個人事業主の場合|Amazon公式サイト
2.クレジットカード情報の入力
次は「クレジットカード情報」の入力です。
法人の手順と同様に、出品に必要な手数料などの支払いに有効なクレジットカード情報を登録します。

出典:Amazon出品用アカウント登録手順:個人事業主の場合|Amazon公式サイト
3.ストア情報の入力
次は「ストア情報」の入力です。
Amazonで出品する商品カテゴリーやストアの詳細情報を設定します。
ストア名はあとからでも変更可能です。

出典:Amazon出品用アカウント登録手順:個人事業主の場合|Amazon公式サイト
4.本人確認書類のアップロード
最後に「本人確認書類」をアップロードして登録作業は完了です。
本人確認書類は、マイナンバーカード以外の運転免許証やパスポートを用意しましょう。
本人確認書類のアップロードが完了したら「送信」ボタンをクリックして、約3営業日後に通知される審査結果のメールを待つだけです。

出典:Amazon出品用アカウント登録手順:個人事業主の場合|Amazon公式サイト
Amazon セラーセントラルにログインできない3パターンの対処法
ここまでAmazonセラーセントラルへの登録手順を解説しましたが、登録後にログインできなくなるケースがあります。
ここからはセラーセントラルへログインできない以下3つのパターンの対処方法をご紹介します。
- パターン1.アカウント停止の場合
- パターン2.アカウント乗っ取りの可能性がある場合
- パターン3.2段階認証のトラブル
順に解説します。
パターン1.アカウント停止の場合
Amazonセラーセントラルのアカウントが停止された場合、Amazonからの通知メールを確認しましょう。
アカウント停止でログインができない場合は、Amazonの規約やガイドラインに違反している場合があるため、通知メールを確認してアカウント停止の理由や再開のための手順を確認します。
再度ログインするためには、通知メールに記載された内容を正確に把握し必要な対応を迅速に行うことが重要です。
パターン2.アカウント乗っ取りの可能性がある場合
メール通知がない場合は、出品アカウントが乗っ取られた可能性があります。
ログインできない原因が、パスワードの変更や入力ミスでないことがはっきりしている場合は、まずAmazonセラーセントラルの「ヘルプ」から「テクニカルサポート」へ連絡し、状況を報告しましょう。
またクレジットカード会社に連絡し、決済情報の不正利用の有無を確認することも重要です。
パターン3.2段階認証のトラブル
Amazonセラーセントラルでは「2段階認証」の設定が必須なため、認証を解除してしまうとログインできなくなります。
2段階認証の未設定でログインできない場合は、まずログイン画面で再設定を試みましょう。
また再設定時に認証コードが届かない場合は、登録されている電話番号やメールアドレスを再度確認してみてください。
Amazonセラーセントラルを利用する際に知っておくべき2つのこと

Amazonセラーセントラルを利用する際に知っておくべき以下の2点を解説します。
セラーセントラルの操作方法や利用料金に関わるため、利用前に把握しておきましょう。
- Amazonの出品プランは2つ(大口と小口)
- Amazonで出品する際にかかる費用
順に解説します。
1.Amazonの出品プランは2つ(大口と小口)
ひとつ目は、出品プランが「大口出品」と「小口出品」の2種類があるということです。
大口出品プランと小口出品プランの違いや適している事業者は以下のとおりです。
特徴 | 大口出品 | 小口出品 |
月額費用 | 4,900円(税別) | 無料 |
販売手数料 | 無料 | 商品1点あたり100円(税別)の基本成約料 |
オプション機能 | 広告や販売データ分析ツールの利用可能 | なし |
適している事業者 | ・多数の商品を取り扱う事業者 ・販売促進を積極的に行いたい方 | ・少量の販売を行う事業者 ・初めてAmazonで販売を開始する方 |
どのプランを選ぶかでセラーセントラルで管理する項目も異なるため、Amazonで運営する規模や販売戦略に応じて適切な出品プランを選択しましょう。
ちなみに、以下に当てはまる事業者は、大口出品をおすすめします。
- 毎月50点以上商品を販売する
- 商品の広告を出したい
- 検索結果の上位や商品詳細ページに商品が掲載されるようにしたい
なお、各プランの詳しい内容は以下の記事で紹介していますので、ぜひあわせてご覧ください。
関連記事:【2025年最新版】Amazon出店完全ガイド!出店の方法から成果を出す具体策まで解説
2.Amazonで出品する際にかかる費用
2つ目に把握すべき点は、出品プランの費用以外にAmazonで商品を出品するために必要な費用です。
Amazonで出品するには上記の出品プランの費用に加えて、販売手数料やその他の費用が発生します。
具体的には、以下の費用が発生します。
- 販売手数料
- カテゴリー別の成約料
- 配送料
- その他手数料
- FBA利用時の費用
それぞれの費用の概要は以下のとおりです。
費用項目 | 内容 | 参考 |
販売手数料 | ・最低30円から商品代金の5〜15%で設定 ・商品カテゴリーにより変動する ・手数料のもとになる商品代金には配送料やギフト梱包料を含む | ・事前に取り扱う予定商品の販売手数料のチェックする ・Amazon公式サイトで確認できる |
カテゴリー別の成約料 | ・メディア商品(本、ミュージック、DVD、ビデオ)に適用する ・80〜140円(日本で販売する場合)・出品プランに関わらず発生する | ・販売する国によって手数料が異なる |
配送料 | 自己発送の場合: ・カテゴリーごとに決定 ・購入者負担 FBAの場合: ・商品代金2000円以上で無料 ・2か所以上の配送は配送先ごとに計算 | ・大口出品プラン利用者は一部自社決定できる ・Amazonプライム会員は条件次第で無料 |
クーポン償還手数料 | ・クーポン利用商品1点につき60円で設定される | ・ユーザーがクーポンを使用した際に発生する |
FBA利用時の費用 | ・FBA配送代行手数料 ・在庫保管手数料 ・長期在庫保管手数料・その他手数料 | ・商品のサイズや重量、保管期間によって異なる |
Amazonセラーセントラルを利用する際は、これらの費用を考慮して、出品プランや販売戦略を検討しましょう。
なお、これらの費用に関しても以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:【2025年最新版】Amazon出店完全ガイド!出店の方法から成果を出す具体策まで解説
Amazon新規出品者向けの4通りの特典情報

Amazonには新規セラー向けの特典があります。
ここからは、以下4通りの出品者向けに受け取れる特典を紹介します。
- Amazonブランド登録で認定された出品者向け
- FBA(フルフィルメントbyAmazon)を利用する出品者向け
- Amazonスポンサープロダクト広告を利用する出品者向け
- Amazonクーポンを利用する出品者向け
順に紹介します。
1.Amazonブランド登録で認定された出品者向け
Amazonブランド登録を行い認定された出品者は、以下の入手条件を満たすことで特典を受け取ることが可能です。
特典 | ブランド売上の最大787.5万円分の還元 | Amazon Vineプログラムで使える30,000円のクレジット |
入手条件 | 最初の購入可能なASINを出品してから6か月以内にブランド所有者として認定された新規ブランドであること | ・左記と同様 ・その後90日以内にAmazon Vineに商品を登録 |
特典内容の詳細 | ・ブランド売上の最初の750万円から10%還元 ・その後は最大1億5,000万円になるまで売上の5%分を還元 | 商品1点をAmazon Vineに無料で登録して、最大30件の信頼できるレビューを獲得(30,000円相当) |
なお、Amazonブランド登録を行うには、出品する商品を商標登録する必要があります。商標登録には申請から登録までに半年〜1年程度時間がかかるため計画的に準備を進めましょう。
2.FBA(フルフィルメントbyAmazon)を利用する出展者向け
FBA(フルフィルメントbyAmazon)を利用する出品者には、以下の入手条件で特典が提供されます。
項目 | 詳細 |
入手条件 | 購入可能な最初のASINを出品してから90日以内にFBA倉庫に納品する |
特典内容 | ・FBAを利用する商品100点(大口は50点)を120日間(約4ヶ月間)無料で保管 ・FBAを利用する商品100点(大口は50点)の返送も180日間(約半年間)無料 ・FBAパートナーキャリアサービスの利用でFBA納品配送料が15,000円割引 |
はじめから50点以上の多くの商品を扱う場合は、大口出品プランとFBAの組み合わせにより、これらの特典を活用したAmazonでの販売を開始しましょう。
3.Amazonスポンサープロダクト広告を利用する出品者向け
Amazonスポンサープロダクト広告を利用する新規出品者が以下の入手条件を満たすことで特典が提供されます。
項目 | 詳細 |
入手条件 | 購入可能な最初のASINを出品してから90日以内にスポンサープロダクト広告のキャンペーンを開始する |
特典内容 | スポンサープロダクト広告のクリック課金型広告で、7,500円分のクレジットを獲得 |
出品したばかりの商品をユーザーに効果的に認知してもらう方法としてスポンサープロダクト広告は有効なため、ぜひ受け取りたい特典です。
なお、Amazonで活用できる広告について以下の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
関連記事:【2025年最新】Amazon広告運用完全ガイド!特徴・課題解決・成功の秘訣を解説
4.Amazonクーポンを利用する出品者向け
最後に紹介するのは、Amazonでクーポンを利用する出品者向けの特典です。
Amazonでは出品者が商品ごとに割引クーポンを提供できるサービスがあり、以下の入手条件を満たすとクーポン発行に利用できるクレジットを獲得できます。
項目 | 詳細 |
入手条件 | 最初の購入可能なASINを出品してから90日以内にクーポンを作成している |
特典内容 | クーポンのクレジットとして7,500円分を獲得 |
この特典を活用すれば、ユーザーに対して価格面で魅力的なプロモーションを提供できるでしょう。
Amazon セラーセントラルの利用でよくある質問(FAQ)
ここからはAmazonセラーセントラルを利用する際にある、以下6つのよくある質問に回答していきます。
まずは以下の質問と回答の概要を確認して気になる内容は各項目から詳しく確認してみてください。
よくある質問 | 回答の概要 |
1. 複雑なPC操作は必要ですか? | ・複雑な操作は不要 ・シンプルな操作画面で基本的な操作が可能 ・初心者でも簡単に操作可能 |
2. アカウントが停止されるリスクはありますか? | ・規約やガイドライン違反でアカウント停止になる場合がある |
3. Amazonセラーセントラルを解約する方法はありますか? | 解約手順は以下のとおり 1. セラーセントラルにログイン 2. 設定から「出品用アカウント情報」をクリック 3. アカウント管理から「アカウントを閉じる」をクリック 4. 解約用フォームに入力し、リクエストを送信 |
4. Amazonへ問い合わせする方法は? | ・セラーセントラル内の「ヘルプ」ページからテクニカルサポートへ問い合わせ可能 ・連絡方法は「電話・Eメール・チャット」 |
5. Amazon販売全般の相談はどこでできますか? | ・テクニカルサポートに加え、Amazonセラーフォーラム(販売事業者の情報交換コミュニティ)がある |
6. Amazonセラーセントラルはスマートフォンで操作できますか? | ・スマートフォンで操作可能 ・専用アプリ「Amazon Seller」をインストール ・iOS版とAndroid版あり ・基本機能を外出先でも利用可能 |
次から質問ごとに詳しく解説していきます。
1.複雑なPC操作は必要ですか?
Amazonセラーセントラルでは複雑なPC操作は必要ありません。
商品登録や価格調整などの基本的な操作は、シンプルな操作画面で行うことができるため、セラーセントラルを初めて使う方でも簡単に操作できます。
2.アカウントが停止されるリスクはありますか?
Amazonの規約やガイドラインに違反するとアカウントが停止される可能性があります。
アカウント停止の主な原因として挙げられる以下の行為は絶対にしないようにしましょう。
- アカウント開設時の虚偽申告
- Amazonの規約やポリシー違反
- カスタマーレビューの不正操作
アカウント停止を防ぐためには、Amazonのポリシーを遵守し、高品質なサービスを提供することが重要と言えます。
3.Amazonセラーセントラルを解約する方法はありますか?
Amazonセラーセントラルの解約は以下の手順で行います。
Amazonセラーセントラルの解約方法 |
1.セラーセントラルにログイン 2.設定から「出品用アカウント情報」をクリック 3.アカウント管理のタグより「アカウントを閉じる」をクリック 4.解約用フォームに入力し、リクエストを送信する |
なお解約前に未出荷の注文がないことやアカウントの残高がゼロであること、購入者とのすべての取引が完了していることを確認しましょう。
また、一度解約すると販売実績は復元できないため、販売休止をする際は解約手続きまでするかを慎重に判断しましょう。
4.Amazonへ問い合わせする方法は?
Amazonへの問い合わせは、セラーセントラル内の「ヘルプ」ページからテクニカルサポートへ連絡する方法があります。
テクニカルサポートへの連絡方法は以下のとおりです。
連絡方法 | 対応時間 | 備考 |
電話 | 9時~21時 | コールバック形式(通話料無料) |
Eメール | 24時間受付 | 通常24時間以内に返信 |
チャット | 9時~21時 | – |
5.Amazon販売全般の相談はどこでできますか?
Amazonの販売に関する全般的な相談は、テクニカルサポートに問い合わせする他にも、Amazonの販売事業者がお互いに質問や情報交換ができる「Amazonセラーフォーラム」の利用が効果的です。
Amazonに関する運営の悩みや相談は、同業者と意見交換することで問題解決のヒントを得られる可能性があるため、ぜひ有効活用しましょう。
6.Amazonセラーセントラルはスマートフォンで操作できますか?
Amazonセラーセントラルは、スマートフォンからも操作可能です。
お使いのスマートフォンに専用アプリ「Amazon Seller」をインストールすれば、商品管理や在庫確認、注文状況のチェックなど、基本的な機能を外出先でも利用できます。
なおアプリは、iOSおよびAndroidの両方に対応しており、App StoreやGoogle Playからダウンロードできます。
Amazon Sellerアプリのダウンロードリンク |
iOS版: App Store Android版: Google Play |
まとめ|Amazonセラーセントラルの使い方をマスターしてAmazonで出品してみよう!
Amazonセラーセントラルを使いこなせば、Amazonで出品する商品の管理や広告の運用、ストア作成やレポートの分析まで対応して、効率的にAmazonを運営できるでしょう。
セラーセントラルへの登録は「Amazon セラーセントラル登録前に必要な準備物」で紹介している必要書類を用意しておけば、簡単に登録できます。
またAmazonへの新規出品者には豊富な特典も用意されているため、販路拡大のためにもセラーセントラルの使い方を覚えて、Amazonで自社商品を出品してみましょう。
しかし、
「Amazonの利用は初めてのため出品する手順がわからない」
「Amazon運営のノウハウがなく利益を出せるか不安」
という方は、ぜひお気軽にジャグーにご相談ください。
ジャグー株式会社では、AmazonをはじめとしたECモールの豊富な経験と実績をもつコンサルタントが専門的なサポートを行っています。
Amazonセラーセントラルの操作支援だけではなく、Amazon運営全体の売上改善や社内運用の仕組み化など、戦略から販売までを一気通貫したEC支援をご提供します。
ECサイトの運営代行サービスも提供しているため、EC全般に関するご相談は、ぜひジャグー株式会社へお気軽にお問い合わせください。
