楽天市場のタグIDの設定方法とメリットまとめ

本ブログでは、楽天市場RMSでのタグIDの設定方法とタグID設定のメリットをお伝えしていきます。

皆様はタグIDと聞いてなんのことかイメージができますでしょうか?
商品登録の際に、必ず設定をする必要のあるディレクトリIDはイメージができると思います。
ディレクトリIDより、更に詳細の分類情報を設定する際に使用するのが、タグIDとなります。
ディレクトリIDは1つのみ選択が可能であるのに対して、タグIDは最大32個まで選択することが可能で、主に楽天市場のジャンルの絞込項目に連動します。

タグIDの設定方法

タグIDの設定画面には下記手順で進むことができます。
RMSトップ>店舗設定>商品管理>1商品編集 商品一覧・登録>編集>商品ページテンプレート・表示設定>商品属性情報

実際に下記画像の商品のタグIDを設定を想定しながら、設定方法を説明していきます。

商品名

松阪牛 A5 サーロインステーキ 200g×2枚【送料無料】ステーキ肉 サーロイン 肉 牛肉 誕生日 御中元 肉 お中元 ギフト お誕生日 松坂牛 ステーキ 和牛 黒毛和牛 松阪肉 父の日 贈答用 お取り寄せグルメ 母の日 お歳暮 ギフト 御歳暮

商品詳細

名称:松阪牛A5ランクサーロインステーキ
内容量:400g(200g×2枚)
産地名:三重県
賞味期限:冷凍保存にて30日間(商品に記載)
解凍後は当日中に調理してください。
保存方法:冷凍保存(-18℃以下)

黄色で色付けした6個と生産国の合計7個のタグIDを設定することができました。
タグIDの選択が完了したら、入力画面に反映のボタンをクリックし、更新ボタンで設定が反映されます。

タグID設定のメリット

ここまでで、タグIDの設定方法はご理解いただけたかと思います。
本項では、タグIDを設定するメリットについてご説明していきます。タグIDを設定するメリットは、大きく2つございます。

ジャンルの絞り込み検索でユーザーに見つけてもらうチャンス拡大

ジャンル検索とは、楽天市場でユーザーが、より自分の求めている商品を探すために価格帯や内容量、送料など、希望の条件を設定し、商品を絞り込む機能です。
この機能を利用するユーザーは、具体的に自分の求めている商品をイメージしたうえで検索していることが多いので、購買意欲が高い傾向にあります。
また、絞り込み内容に応じて、検索結果件数もどんどん減少していきますので、よりユーザーに自店舗の商品を見つけてもらいやすくなります。

例えば、楽天市場のジャンル検索で、すべてのジャンル>食品>精肉・肉加工品>牛肉の順で検索すると72,569件が表示されます。
7万件以上の競合商品から、自店舗の商品にアクセスをしてもらうとなると気が遠くなりますよね。

それが、牛肉>サーロインへジャンルを絞るだけで、検索結果が約10分の1の7,216件まで減少します。

そこから更に、サーロイン>松坂牛へ絞っていくと、検索結果は659件になります。
そこから、更に先程設定したタグIDの項目全てを選択すると検索結果は20件です。

7万件の中から探されるよりも、20件の中から探されたほうが、ユーザーの目に触れる機会が増えることは明白ですよね。

ランキングジャンルの絞り込み検索で

こちらも①の内容に近いのですが、ランキング内でも同様にジャンルによる絞り込みができることをご存知でしょうか。

例えば、食品>精肉・肉加工品でランキングを確認すると1000位までのランキングが表示されます。
たとえ、どんな順位でもランキング入賞は嬉しいですが、自店舗の商品ページに入賞歴を記載する際に、精肉・肉加工品ランキングで700位入賞と記載をしても、ユーザーの購買意欲の向上には訴求できないですよね。

そんな際には、ジャンル一覧より絞り込みを行い、より狭いカテゴリでのランキングを確認しましょう。
ランキングでも、先程設定したタグIDの項目全てを選択していくと表示されるのは3件のみとなり、最低でも3位以上の入賞となります。
入賞すれば、商品ページにも入賞歴を記載できるので、ユーザーの安心感などにも訴求することができ、転換率を高める効果も期待きますね。


まとめ

楽天市場に出店している店舗の中でも、タグIDの設定は軽視されがちな傾向にあります。
ひとつずつ設定をしていくことは、時間も労力も必要ですが、積極的にタグIDを設定して店舗運営に活用していくことをお勧めします。

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