R-Mailの効果を高める方法まとめ

R-Mail とは、楽天市場の集客方法のひとつでメルマガを配信するための機能です。

楽天市場では通常1通あたり1円で配信が可能です。

購読者全員に一斉に配信することも可能ですが、「一回以上購入したことがある人」、「30歳以上のダイヤモンド会員の女性」など、さまざまな条件を指定して配信することも可能です。

購読者数が多い店舗はより多くのリターンを狙うことができますし、購読者数が少ない店舗にとっても今後のリピート獲得の足掛かりとなります。

今回は、R-Mailの機能やメルマガ配信の効果を最大限に引き出すための方法をお伝えします。

メルマガの効果を高める4大要素

はじめにメルマガの効果を最大限に引き出すための柱となる4大要素を紹介します。

下記要素の分母を増やしていくことによって売上へと繋がっていきます。

・配信数(文字通り配信したメルマガの送信数)

・開封数(ユーザーがメルマガを開封した回数)

・送客数(メルマガから店舗ページへアクセスした客数)

・転換数(商品が購入された数)

配信数の最大化

購読者を増やすには、まず店舗での新規購入者を増やし、メルマガを登録していただく方法と、メルマガ登録ページから登録していただく方法があります。

新規購入者を増やすためには1000円ポッキリ商品や低価格、高率ポイント還元などメリットが明確な型番商品などの入り口商品を作り、初回購入へ導き、配信可配リストの数を着実に増やしていきましょう。

また、週1回配信無料枠を活用することで、費用が掛からず配信数を増加させることができます。

開封数の最大化

開封率を高めるのには、件名と配信時間を意識しましょう。

まず、件名に有用性(50%オフ、メルマガ会員限定)、緊急性(本日限定、タイムセール)、具体性(商品の通称、訳あり商品)、魅力的(本日限定、〇〇様)の4項目をしっかり記載することが心がけましょう。

また、件名の文字数は一般的なメールアプリの表示上限に合わせて全角25文字以内を目安に設定しましょう。

配信時間については、商品のターゲット層ごとに変えていくことをおすすめします。

例えば、ビジネスパーソンなら平日の通勤時間にスマホチェックを行うことが多く、主婦なら、家族が出かけ家事がひと段落するお昼頃が最も開封率が高くなるといえるでしょう。

送客数の最大化

効率的に送客数を増やすためには、セグメント設定を行うことが重要です。

メルマガ配信のセグメントは、購入期間・サービス利用期間/購入回数/利用サービス/利用対象商品ID/メール購読開始日/メールに対する反応/ユーザー詳細アクション/会員ランク/都道府県/性別/年齢/誕生月/詳細属性と多岐にわたり絞り込みが可能です。

ターゲットに合わせてセグメントを設定し、より興味や関心が高いユーザーに配信していくことでROASも高めていくことができます。

RMSトップ>メール・SNSマーケティング>1メルマガ配信>リスト条件一覧・登録/削除 >リスト条件登録

転換数の最大化

転換数とは、訪問したユーザーの中から何人が購入に至ったかを表す数字です。

扱う商材にもよっても差がありますが、1%〜5%程度が平均的な転換率と言われております。

ここでは、楽天市場の店舗で転換数を伸ばすために必須となる回遊率についてお話していきます。

回遊率とは、Webサイトの訪問数に対するページビュー数(PV数)の割合を意味します。

PV数は、ユーザーが店舗内のページを閲覧した回数のことです。

下記の計算式で転換率を算出することができます。

回遊率 =「PV数」÷「訪問数」

楽天市場などのモールの場合、流入した顧客が店舗内の他の商品を見ずに、離脱してしまうことが多いです。

離脱を防ぐためには、ユーザーの行動を予測しながら導線設計を見直し、ユーザーが興味を持っている商品やその関連商品のバナーをユーザーの目線の先へ表示することが大切です。

RMSの回遊に関する数値を分析することで、どのページを作りこむべきかが明確になります。

直帰数と離脱率を意識して分析していきましょう。

ユーザーがどのような行動を取るかの仮説を立て、改善を繰り返していくことで、回遊率を高め転換数の向上に繋げていきましょう。

RMSトップ>データ分析>2アクセス・流入分析>商品ページ >回遊

まとめ

楽天市場でアクセス数や売上を伸ばすために、メルマガは非常に重要な施策の一つです。

RMSでユーザー属性やアクセス人数の推移、メルマガの開封率・総客数などを分析し、顧客のニーズに寄り添ったタイミング・内容でメルマガ配信を行い、R-Maiの効果を最大限に引き出していきましょう。

SHARE