最終更新日:2026.9.12
楽天メルマガで成果を上げる運用ポイント10選!配信手順や成功事例も紹介
楽天メルマガは、楽天市場の出店者が既存顧客へ商品情報やクーポン、セール情報を届けられる販促施策です。新規集客だけでなく、一度購入したユーザーへの再アプローチやリピーター獲得にも活用できます。
一方で、楽天メルマガは配信すれば必ず成果につながるものではありません。「件名を変えても開封率が伸びない」「本文から商品ページへの送客につながらない」と悩む店舗担当者も多いのではないでしょうか。
本記事では、楽天メルマガの基本や種類、配信手順に加えて、開封率・送客率を高める運用ポイント10選を解説します。クーポンや会員限定特典の活用、顧客属性に合わせた配信、配信後の改善ポイントまで紹介しています。
楽天メルマガを売上改善につなげたい方は、配信前のチェックリストや成功事例も参考にしながら、自店舗の運用改善に役立ててください。
監修者
ジャグー株式会社 代表取締役米原 広兼
新卒で楽天グループ株式会社に入社し、ECコンサルタントとして
SOY(Shop of the Year)受賞店舗をはじめ多数の上位店舗を支援。
約2万人の社員の中から「楽天賞MVP」を受賞するなど、
高い実績と評価を獲得。
その後、大手企業のEC支援を行うコンサルティング会社を経て、
2020年にEC専門支援会社「ジャグー株式会社」を設立。
楽天市場やAmazonなど複数モールにおける売上拡大・運用最適化を総合的に支援している。
また、グループ会社にて自らもAmazonでの販売事業を展開。
自社ブランド製品はAmazonで「Amazonおすすめ」を多数獲得し、
販売開始から1年で月商1,000万円を突破するなど、売り手としても豊富な実績を持つ。
目次
楽天メルマガとは?
楽天メルマガは、楽天市場に出店している店舗が利用できる顧客とのコミュニケーションツールです。楽天市場内のR-Mailを利用し、販売商品の購入履歴があるユーザーや、メルマガ購読者に対して作成したメールを配信できます。
セールやキャンペーン情報のようなお得な情報はもちろん、会員限定クーポンや新商品情報など、購買意欲を高めるような情報を届けられるため、顧客との関係構築に有効な手段と言えるでしょう。
楽天メルマガが重要な理由
数ある販促ツールのなかでも、楽天メルマガが重要視されている理由は、個々のユーザーに合わせた、情報を配信できるからです。
たとえば、過去の購入履歴や閲覧履歴に基づいて、ユーザーの興味関心の高い商品情報や、お得なクーポンを配信できます。
特に、楽天市場では「楽天スーパーSALE」や「お買い物マラソン」など、多くのセールやイベントが定期的に開催されます。
イベントに合わせて、ユーザーが求めている商品情報をメルマガ配信によって、タイムリーに届けることで、購買意欲を高め、転換率の向上、ひいては売上アップにつなげられるでしょう。
さらに、楽天メルマガでは、開封率やメール内リンククリック率、転換率などの分析機能が充実しています。収集したデータを細かく分析すれば、効果的な配信時間帯や、ユーザーの反応が良いコンテンツ内容を把握し、より精度の高いメルマガ配信が可能です。
なお、メルマガの開封率は楽天全体で見ると平均20〜30%です。自社でメルマガを配信する際も、平均の数値を上回るための工夫を行いましょう。
楽天メルマガの配信料金・費用
楽天メルマガの利用料金は、配信したメール1通あたり1円という従量課金制となっており、月額費用はかかりません。そのため、メールの配信量や頻度、対象となるユーザー数によって費用が変動します。
たとえば、1ヶ月に2回、1,000人にメルマガを配信した場合、費用は「1円/通 × 2回 × 1,000人 = 2,000円」となります。
また、楽天市場では無料でメルマガを配信できるキャンペーンも用意されています。以下の条件を満たした場合、週1回メルマガを無料で配信可能です。
| 期間 | 毎週日曜0:00〜土曜23:59まで |
| セグメント | 楽天提供の「週1回無料配信対象のユーザーへ送信」リストを使用 ※「週1回無料配信対象のユーザーへ送信」の内訳 メールに対する反応6ヵ月以内orメール購読開始日3ヵ月以内 |
| 頻度 | 週に1回まで |
メルマガ配信費用を広告費として考えた場合、配信にかかる費用は比較的安価に抑えられます。費用対効果の高い販促活動として、積極的な活用をおすすめします。
楽天メルマガの種類一覧

楽天メルマガには、配信先の端末やメールの表示形式に応じて複数の種類があります。主な種類は以下のとおりです。
| 種類 | 特徴 |
| PCテキストメール | ・PCユーザー向けに配信する、文字情報中心のシンプルなメール形式 ・装飾は少なく、テキストで情報を伝えたい場合に向いている |
| HTMLメール | ・画像や文字装飾を使えるメール形式 ・商品の魅力やセール情報を視覚的に伝えやすく、デザイン性を重視したメルマガに向いている |
| レスポンシブメール | ・PCやスマートフォン、タブレットなど、受信者の画面サイズに合わせて表示を調整できるメール形式 ・複数の端末で見やすいメルマガを作成したい場合に向いている |
| モバイルテキストメール | ・従来型の携帯電話向けに配信できる、テキスト中心のメール形式 ・文字情報を中心に案内したい場合に向いている |
| モバイルHTMLメール | ・従来型の携帯電話向けに配信できるHTML形式のメール ・画像などを使い、モバイルテキストメールよりも視覚的に情報を伝えられる |
PCテキストメール・HTMLメール・レスポンシブメールは、PCやスマートフォン向けのメールアドレスに配信する形式です。一方、モバイルテキストメール・モバイルHTMLメールは、従来型の携帯電話向けの配信形式として使われます。
商品の魅力を視覚的に伝えたい場合はHTMLメールやレスポンシブメール、文字情報を中心に簡潔に伝えたい場合はテキストメールを選ぶと良いでしょう。
楽天メルマガで成果を上げる運用ポイント10選
メルマガの売上の指標は以下の公式で表せます。
| メルマガの売上=送信数 × 開封率 × 送客率 × 客単価 |
4つの指標のなかで、メルマガ運用で大きく改善しやすいのは「開封率」と「送客率」の2点です。目安として、開封率は50%以上、送客率は5%以上を目指すと、一定の効果が出ている状態と判断しやすくなります。
そのため、まずは件名や配信タイミングを見直して開封率を高め、本文や商品導線を改善して送客率を上げることから取り組みましょう。
また、メルマガの運用効果を最大化するための具体的なポイントがまとめられた「チェックリスト」は以下からダウンロードできるので、こちらもあわせてご覧ください。
開封率を上げる方法・ノウハウ5選
開封率を上げる方法・ノウハウは以下の5つです。
順に解説します。
1.限定感・お得感・季節感のある件名にする
ユーザーに「今すぐ開かなければ損をするかも」と思わせるような、緊急性や希少性を演出した件名は、開封率向上に効果的です。
たとえば「数量限定」や「本日限り」「先着順」という言葉や「父の日」や「クリスマス」「お歳暮」など、季節感のある言葉と組み合わせれば、ユーザーの関心を引きやすいでしょう。
<季節感・お得感のある件名の例>
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上記のように、お得感と合わせて具体的な商品名や人気商品であることを伝えると、ユーザーの購買意欲を高められるでしょう。
2.目立たせたい文言を記号で強調する
件名のなかで特に伝えたい情報がある場合は、記号を使って強調してみましょう。【】や《》などの括弧で囲ったり「★」「♪」などのマークを効果的に使用したりすれば、ユーザーの目を惹きつけ、重要な情報だと認識させやすいでしょう。
<記号を使った件名の例>
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上記のように記号を使用すると、限られた文字数のなかでも伝えたい情報を強調し、ユーザーの関心を高められます。
3.必ず伝えたい情報は20文字以内に記載する
スマートフォンの受信ボックスでは、件名が20文字前後で省略されて表示されることがあります。そのため、必ず伝えたい情報は件名の前半に入れ、ユーザーが一覧画面で内容を判断できるようにすることが大切です。
過去に反応が高かった件名では、先頭の20文字以内に以下のような情報が含まれている傾向があります。
- あなた宛ての特別感
- 期日や締切
- 案内したい内容
たとえば「〇〇様【5/5(日)23:59】まで先着限定キャンペーンのご案内」のように、名前や期日を前半に入れると、自分に関係のある案内だと伝わりやすいです。
さらに、「先着限定キャンペーン」のように案内内容も続けて示すことで、開封後の商品ページやキャンペーンページへの送客にもつなげられます。
件名では、伝えたい情報をすべて詰め込むのではなく、最初に見える範囲で「誰向けの案内か」「いつまでか」「何の案内か」が伝わるように整理しましょう。
4.イベント開催時に配信する
イベント開催時は、ユーザーの購買意欲が高まっているため、メルマガの開封率向上も期待できます。主な楽天市場のイベントと開催日程は以下のとおりです。
| ベント名 | 開催日程 |
| ワンダフルデー | 毎月1日 |
| 5と0のつく日 | 毎月5・10・15・20・25・30日 |
| ご愛顧感謝デー | 毎月18日 |
| お買い物マラソン | 不定期開催(年15回前後) |
| 楽天スーパーSALE | 不定期開催(年4回) |
イベント期間中の配信はもちろん、イベント開始前や終了間際の配信も効果的です。開始前の配信で期待感を高めたり、終了間際の配信で駆け込み需要を狙ったりするなど、ユーザーの購買意欲をあと押しするメルマガ配信を心がけましょう。
楽天市場のイベントの概要や攻略法は以下記事で解説しています。施策の参考にしてみてください。
関連記事:活用すべき楽天市場のイベント攻略法!自店に合ったイベントの選び方を徹底解説!
また、イベント開催時のメルマガ配信時間帯は、22時頃がおすすめです。楽天市場からのメルマガ配信は18時〜19時頃に集中する傾向があります。そのため、この時間帯を避ければユーザーの受信トレイのなかで埋もれてしまうのを防ぎ、開封率向上を見込めます。
ジャグーでは最新の楽天市場販促カレンダーを作成しています。ぜひダウンロードしてメルマガ配信のスケジュール決めに活用してみてください。
5.ターゲットに合わせて配信日時を決める
メルマガの配信日時は、ターゲットの生活リズムや商材が必要とされるタイミングに合わせて決めることが大切です。自社商品を購入するユーザーが、1週間のうちいつ商品を検討しやすいのかをイメージしましょう。
たとえば、ユニクロのメルマガは、週末の期間限定セールに合わせて金曜日の朝7:00〜8:00頃に配信されるケースが多いです。セール開始のタイミングだけでなく、家族が家を出る前や通勤中に見てもらう狙いが考えられます。
商材や訴求内容ごとの配信タイミングの例は、以下のとおりです。
| 商材・訴求内容 | 配信タイミングの例 |
| アパレル・週末セール | 金曜朝、金曜夕方、セール開始直前 |
| 雨具・レインコート | 雨予報の前日、梅雨入り前、台風シーズン前 |
| 食品・日用品 | 昼休み前後、夕方〜夜の買い物前 |
| ギフト商品 | イベント日の2〜3週間前、直前のリマインド |
| ビジネス用品 | 平日の朝、昼休み、業務終了後 |
レインコートのように利用シーンが明確な商材は、雨の日や雨予報の前日など、必要性が高まるタイミングで配信すると反応が変わる場合があります。シーンに直面しているタイミングで訴求できれば、開封やメルマガ経由の購入につながりやすくなります。
最適な配信日時は店舗や商材によって異なるため、配信後は開封率や送客率を確認し、反応のよい曜日・時間帯を見つけていきましょう。
送客率を上げる方法・ノウハウ5選
送客率を上げる方法・ノウハウは以下の5つです。
- フックとなるコンテンツはファーストビューに記載する
- 可能な限り紹介する商品数を多くする
- クーポンや会員限定特典でクリックする理由を作る
- 購入履歴や顧客属性に合わせて配信内容を変える
- ヒートマップを活用してコンテンツを改善する
順に解説します。
1.フックとなるコンテンツはファーストビューに記載する
メルマガを開封したユーザーが最初に目にする「ファーストビュー」は、送客率を左右する重要な要素です。ユーザーにとって魅力的な情報をファーストビューに掲載すると、メルマガを最後まで読んでもらえ、商品ページをクリックしてもらえる可能性が高まります。
セール情報やクーポン情報など、ユーザーにとってメリットが大きい情報はファーストビューにわかりやすく掲載しましょう。
逆に、長文の挨拶文や、企業情報など、ユーザーにとって重要度の低い情報は、ファーストビューに配置するのを避け、メルマガの下部に記載します。
ユーザーがメルマガを開封してすぐに「このメルマガは読む価値がある」と思えるような、興味関心を惹きつける情報をファーストビューで効果的に伝えましょう。
2.可能な限り紹介する商品数を多くする
メルマガで紹介する商品点数が多ければ多いほど、ユーザーの興味を引きつける可能性が高まります。「何か掘り出し物があるかもしれない」「自分の好みに合う商品があるかもしれない」と思わせられれば、商品ページへの送客率が向上するでしょう。
商品点数が多い場合は、カテゴリ分けやランキング形式などを活用し、ユーザーが求める情報にたどり着きやすいような工夫も重要です。
3.クーポンや会員限定特典でクリックする理由を作る
メルマガ本文では、商品を紹介するだけでなく、クーポンや会員限定特典を組み合わせることが大切です。ユーザーにとって明確なメリットがあると、商品ページや特集ページへ遷移する理由を作りやすくなります。
たとえば、以下のような訴求が考えられます。
- 今だけ使える期間限定クーポン
- メルマガ会員限定の割引特典
- 先着順で利用できるキャンペーン
- 購入者限定の再購入クーポン
「お得だから今見ておきたい」「自分だけに届いた案内だから確認したい」と感じてもらえれば、本文内のリンクをクリックしてもらえます。送客率を高めるには、商品情報だけでなく、ユーザーが行動するきっかけまで設計しましょう。
4.購入履歴や顧客属性に合わせて配信内容を変える
楽天メルマガでは、すべてのユーザーに同じ内容を送るのではなく、配信対象やユーザーの関心に合わせて訴求内容を調整することが重要です。興味の薄い商品情報ばかり届くと、開封されにくくなったり、配信停止につながったりする可能性があります。
たとえば、過去に購入した商品と関連する商品や、季節に合わせたおすすめ商品を案内できれば、ユーザーにとって必要な情報として受け取られやすいです。
リピーターには再購入を促すクーポン、休眠顧客には限定特典を案内するなど、配信対象に合わせて内容を変えるのも有効です。
購入履歴や顧客属性をもとに、可能な範囲で配信内容を出し分けることで、開封率やクリック率の改善につなげられます。
5.ヒートマップを活用してコンテンツを改善する
ヒートマップとは、Webサイト上のどの部分にユーザーの視線が集まっているのかを、色の濃淡で可視化するツールです。HTMLメールとHTMLモバイルメールのみですが、楽天メルマガにもヒートマップ機能が搭載されています。
メルマガのヒートマップデータを見ると、ユーザーの反応の良いコンテンツと悪いコンテンツが把握できます。たとえば、クリック率の高いバナーや商品リンクは、ユーザーの目に留まりやすく、興味関心を惹きつける要素を持っていると考えられるでしょう。
ヒートマップで得られたデータは、次回以降のメルマガ作成に積極的に活用しましょう。
クリック率の高いコンテンツはより目立つ位置に配置したり、反応の薄いコンテンツは改善を検討したりするなど、ユーザーの行動に基づいた改善策を講じると、メルマガ効果の最大化が可能です。
また、楽天市場で売上を伸ばすために実践したい具体策は、以下の記事で詳しく解説しています。あわせてご確認ください。
関連記事:【2026年保存版】楽天市場で売上アップ!売れる店舗が必ず実践する具体策16選
楽天メルマガの成果を高めるには店舗全体の改善も重要
楽天メルマガは、件名や配信タイミング、本文内の導線を工夫することで商品ページへの送客につなげられます。ただし、売上を伸ばすには、クリック後の商品ページやクーポン設計、楽天SEO、広告、イベント施策との連動も重要です。
一方で、メルマガの効果測定や店舗全体の改善を自社だけで継続するのは簡単ではありません。改善の優先順位に迷う場合は、楽天市場の運用支援に詳しい会社へ相談するのも一つの方法です。
ジャグーでは、楽天市場の店舗運用や販促施策の設計を支援しています。
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楽天メルマガを活用する4つのメリット

楽天メルマガを活用するメリットは以下の4つです。
順に解説します。
1.低コストでの配信ができる
楽天メルマガは、1通あたりわずか1円という低価格で配信できるため、コストを抑えながら顧客との継続的なコミュニケーションを図れます。さらに、条件はあるものの週1回の無料配信枠もあり、無料枠を活用すれば費用をかけずにメルマガ配信を行えるのです。
低コストでのメルマガ配信は、CPA(顧客獲得単価)の改善に貢献します。
たとえば、1万人にメルマガを配信し、そのうち0.1%のユーザーが商品を購入した場合、注文数は10件、配信費用は10,000円となり、CPAは1,000円です。
商品やサービスの利益率にもよりますが、他の広告と比較しても、高いROAS(費用対効果)を得られる可能性があります。
2.ユーザーとの関係強化ができる
楽天メルマガは、個々のユーザーに適した情報を配信できるため、ユーザーとのエンゲージメントを高め、長期的な関係を構築していくために有効なツールと言えます。
たとえば、過去の購入履歴に基づいて「以前ご購入いただいた商品に関連する新商品の案内」や、メルマガ会員限定のクーポンを発行するなど、1to1のコミュニケーションを通して特別感を演出すれば、顧客ロイヤルティの向上につながるでしょう。
また、顧客の興味関心に合わせた情報を継続的に配信していくと、信頼関係を築き、ブランドへの愛着を深めることも期待できます。顧客にとって有益な情報や、読み物として楽しめるようなコンテンツを織り交ぜることで、メルマガを「受け取ってうれしいもの」と感じてもらい、店舗とユーザーの良好な関係構築につなげられます。
3.プッシュ型の営業ができる
ECサイトにおける販売活動は、どうしても「待ち」の姿勢になりがちです。しかし、売上を向上させるには、積極的に顧客へアプローチする「プッシュ型営業」が欠かせません。
一般的にプッシュ型の営業活動は、広告掲載やテレアポなど、コストがかさむイメージがあるでしょう。しかし、楽天メルマガを活用すれば、低コストで効率的なプッシュ型営業を実施できます。
新商品情報やセール情報はもちろん、クーポンやキャンペーン情報などのユーザーに有益なコンテンツを盛り込めば、ユーザーの購買行動をあと押し可能です。
楽天メルマガは、低コストで簡単に商品やサービスの魅力を伝えられるため、プッシュ型営業を行う上で有効な手段と言えるでしょう。
4.リピーターの獲得につながる
楽天市場で安定した売上を確保するためには、既存顧客をリピーターへ引き上げることが欠かせません。楽天メルマガは、リピーターを獲得する有効な手段です。
たとえば、過去に自社商品を購入したユーザーに対して、新商品の案内やお得なキャンペーン情報を配信すると、再購入を促したり、ブランドを思い出してもらえたりします。
また、季節やイベントに合わせた商品紹介や、ユーザーの属性に合わせてパーソナライズされたメール配信なども効果的です。
ただし、毎回のように商品紹介やセール情報ばかりのメルマガを送っていると、ユーザーにとっては単なる「広告メール」としか認識されず、購読解除されてしまうおそれがあるため配信内容には注意が必要です。
ユーザーが本当に求めている情報や、役に立つ情報をバランス良く配信し、店舗と顧客の良好な関係性を築きながら、リピーター獲得を目指すのがおすすめです。
また、最終購入日から半年以上経過したユーザーを一般的には休眠顧客と言いますが、一度自社の休眠顧客数を確認し、全体購入数に対して高い割合を占めている場合は、メルマガ配信をおすすめします。
楽天メルマガの配信手順
楽天メルマガ(R-Mail)の基本的な配信手順は以下のとおりです。
順に解説します。
1.配信するメールの種類を選び、原稿を作成する
まずは、メルマガの種類を選びます。PCテキストメール、HTMLメールなど、ユーザーの閲覧環境や、伝えたい情報に合わせて最適なものを選択しましょう。
種類を選んだ後、メルマガの件名と本文を作成します。ユーザーの興味を引く魅力的な件名と、購買意欲を高める効果的な本文作成を心がけましょう。
2.配信先リストから送り先を選ぶ
楽天RMSに蓄積された顧客データに基づいて、メルマガの配信先を絞り込みます。購入履歴、会員ランク、年齢層、地域など、さまざまな条件でリスト抽出が可能です。
リスト抽出で設定できる条件は以下のとおりです。
| ユーザーのアクション | 購入期間 購入回数 利用サービス 利用対象商品ID メール購読開始日 メールに対する反応 ユーザーの詳細アクション |
| ユーザーの属性 | 会員ランク 都道府県 性別 年齢 誕生月 詳細属性 |
ターゲティング精度を高められれば、より効果的なメルマガ配信を実現できます。
3.作成したメールを送信する
作成したメールの内容を最終確認し、問題がなければ送信します。送信日時も指定できるため、予約配信も可能です。配信後は、開封率やクリック率などの数値を分析し、今後のマーケティングに役立てましょう。
楽天メルマガを活用する際の注意点

楽天メルマガを活用する際の注意点は以下の3点です。
順に解説します。
配信しても必ず読まれるわけではない
ユーザーの受信トレイには、日々、企業からのメルマガをはじめ、さまざまなメールが届きます。そのため、せっかく配信したメルマガも、他のメールに埋もれてしまったり、開封されることなく削除されてしまう可能性もあります。
メルマガを読んでもらうためには、ユーザーに「開きたい」と思わせるような件名をつけることが重要です。さらに、ユーザーにとって有益な情報や、魅力的なコンテンツを提供し、最後まで読んでもらえる可能性を高めなければいけません。
DMに比べて開封率が低い
ダイレクトメールと比較して、メルマガは開封率が低くなる傾向にあります。メルマガは「数あるプロモーションメールの一つ」と認識されやすく、重要視されない場合が多いのです。
開封率を高めるためには、ユーザーの興味やニーズに合致した内容を配信しましょう。そのためには、ユーザーの属性や購買履歴などを分析し、一人ひとりにパーソナライズしたメルマガを作成するのも有効です。
開封率を高める方法の詳細は「開封率を上げる方法・ノウハウ5選」で解説します。
また、開封率を高めるには、LINE公式アカウントとの併用もおすすめです。LINEはメルマガよりも開封率が高いため、より効率的にお得な情報を配信でき、自社商品の購入につながる可能性を広げられます。
LINE公式アカウントとR-SNSについては、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:【出店者向け】楽天×LINE公式アカウントで売上UP!活用法を徹底解説
関連記事:楽天市場のR-SNSとは?Instagram(インスタグラム)やLINEの活用方法も具体的に解説!
ユーザーの反応を数値だけで判断しにくい
楽天メルマガでは、開封率やクリック率といったデータは収集できますが、数値だけではユーザーが実際にメルマガをどのように感じ、どの情報に興味を持ったのか、という詳細な反応までは把握できません。
たとえば、開封率は高くても、実際に購入につながっていなければ、メルマガの内容がユーザーのニーズと合致していない可能性があります。
メール内リンクのクリック率に関しても、どの商品リンクがクリックされたのか、どの情報に関心が高かったのかを分析しなければ、効果的な改善は難しいでしょう。
メルマガの送客率を高める方法は「送客率を上げる方法・ノウハウ5選」で解説します。
楽天メルマガ配信前のチェックリスト
メルマガ配信前のチェックリストを6項目をご紹介します。
上記の項目を意識してメルマガを作成し、開封率や送客率の向上を目指しましょう。
楽天メルマガ運用の成功事例
弊社が楽天メルマガ運用をサポートし、成果のあがった事例を2つ紹介します。
成功事例①|配信タイミングの見直しでメルマガ経由売上UP
アパレルカテゴリの出店者様では、支援前から月に2回、月初と中旬にメルマガを配信していました。
弊社が支援に入り、「楽天スーパーSALE」や「お買い物マラソン」などの大型イベント初日や、期間中の「5と0のつく日」など、ユーザーの購買意欲が高まりやすいタイミングにメルマガ配信を行うように変更しました。
その結果、メルマガ経由の売上は、支援前と比較して約200%増加するという成果につながりました。
イベント開催日は、ユーザーが多くのショップからメルマガを受け取るため、競合が多い期間ではありますが、購買意欲の高いユーザーにアプローチできる絶好の機会とも言えます。
〈成功のポイント〉
| 大型イベントの初日やイベント期間中さらにお得な日に合わせて配信を行う配信日程の枠が早めに埋まりやすいため、前もって配信内容を制作しておく |
成功事例②件名にユーザーの名前を挿入し開封率UP
メルマガの種類によっては、件名の先頭にユーザー(お客様)の名前を挿入できます。

件名にユーザーの名前を挿入し、開封率が5〜10%向上した事例があります。
名前が記載されていると「自分宛のメッセージ」と認識されやすく、メールに対する興味や関心が増しやすいのです。
特に40〜50代のユーザーは、パーソナライズされたコミュニケーションに対して親しみを感じやすく、購買行動に移りやすい傾向にあります。そのため、自社のターゲット層が40〜50代の場合はぜひ試してみていただきたい施策です。
〈成功のポイント〉
| メールの件名の先頭にユーザーの名前を挿入し「自分宛てに送られている」感を高める特に40〜50代のユーザー層に効果的 |
楽天メルマガを活用して顧客との関係強化を!
楽天市場で売上を向上させ、ファンを獲得していくには、楽天メルマガの運用が欠かせません。メルマガは費用対効果の高い販促ツールのため、積極的な活用をおすすめします。
特に「成果が上がる楽天メルマガの運用ノウハウを紹介」の内容は、すぐにでも実践できるノウハウですので、再度読み返し、魅力的なメルマガ作成の参考にしてみてください。

楽天の売上最大化ならジャグーにお任せください。 楽天市場では、単なる商品登録や広告運用だけでなく、楽天独自のアルゴリズムに基づいたSEO対策や、イベント(お買い物マラソンやスーパーSALE)を連動させた戦略的なプロモーションが不可欠です。
ジャグーでは、店舗の現状分析から競合調査、ページ制作、広告運用、さらにはリピーター施策に繋がるメルマガ・R-SNSの活用まで、一気通貫でサポートいたします。
特に、LTV分析ツールや楽天検索順位自動チェックツール、競合の商品販売数分析ツールなどの独自開発システムを活用した緻密なデータ分析に基づく「売れる仕組み作り」を得意としており、数多くの店舗を月商拡大へと導いてきた実績があります。
RPP広告の最適化など、楽天市場の運用に関するご相談があればお気軽にお問い合わせください。
また、R-Mailのメルマガ自動配信機能について下記の動画で解説しています。こちらもぜひ確認してみてください。
楽天メルマガに関するよくある質問
楽天メルマガは、基本料金は無料ですが、配信数に応じて1通あたり1円(税別)の配信料がかかります。
ただし、楽天提供の送信リストを利用する場合は、条件を満たすことで週1回無料で配信できます。
配信コストを抑えたい場合は、無料配信の条件や対象リストを確認した上で、セール情報やクーポン案内など反応を得やすい内容に絞って配信すると良いでしょう。
楽天メルマガの登録者を増やすには、ユーザーに登録するメリットを伝えることが大切です。
セール情報やクーポン、新商品のお知らせ、購入者向けのお役立ち情報などを届けることで、メルマガを受け取る理由を作れます。
「登録者限定」「先行案内」「お得な情報を配信」など、登録後に得られるメリットをわかりやすく示すと、ユーザーに登録してもらいやすくなります。
配信停止や解除を防ぐには、ユーザーにとって関心のある情報を適切な頻度で届けることが重要です。
興味のあるユーザーに興味のある情報を届けられるよう、購入履歴や反応を見ながら配信内容を見直しましょう。
セール情報ばかりを頻繁に送ると、ユーザーに負担を感じさせる場合があります。開封率やクリック率、配信停止の状況を確認しながら、内容や配信頻度を調整することが大切です。

