【2025年最新】RPP広告の運用代行業者おすすめ5選!メリットや注意点選び方のポイントを徹底解説

RPP広告運用は楽天市場で成功するためには必須です。

楽天市場でのアクセス数の約40%が検索経由の流入のため、RPP広告を運用して検索結果の上位に自社商品を表示できれば、売上の大きな向上につながります

しかし「RPP広告が重要なのは知っているけれどじっくり運用する時間がない……」という方も多いのではないでしょうか。

事実、楽天のRPP広告運用には細かな設定や日々のメンテナンスが必須です。限られたリソースのなかで運用するのは難しいですよね。

そこで本記事ではRPP広告の運用代行を利用するメリットや注意点、選定のポイントなどを徹底解説します。

運用代行をうまく利用すれば、自社のリソースを抑えつつ最大限の成果をあげられます。

おすすめのRPP広告運用代行業者も紹介していますので、ぜひ最後まで読んで、広告運用の代行業者の選定に活用してください。

RPP広告については下記の記事で詳しく解説していますので、ぜひ合わせて確認してみてください。

関連記事:【2025年最新版】楽天RPP広告とは?設定方法や成果が出た運用のコツ9つを徹底解説

代表取締役米原広兼

監修者
米原 広兼

ジャグー株式会社 代表取締役

新卒で楽天グループ株式会社に入社し、ECコンサルタントとして
SOY(Shop of the Year)受賞店舗をはじめ多数の上位店舗を支援。

約2万人の社員の中から「楽天賞MVP」を受賞するなど、
高い実績と評価を獲得。
その後、大手企業のEC支援を行うコンサルティング会社を経て、
2020年にEC専門支援会社「ジャグー株式会社」を設立。
楽天市場やAmazonなど複数モールにおける売上拡大・運用最適化を総合的に支援している。

また、グループ会社にて自らもAmazonでの販売事業を展開。
自社ブランド製品はAmazonで「Amazonおすすめ」を多数獲得し、
販売開始から1年で月商1,000万円を突破するなど、売り手としても豊富な実績を持つ。

\RPP広告CVアップの鍵!/

目次

【比較表】RPP広告運用代行業者おすすめ5選

まず、RPP広告の運用代行を依頼できるおすすめの業者を以下5社を紹介します。

費用や特徴がさまざまなため、自社が目指す目標にあった業者を選びましょう。また、そのためには複数社を選定し比較検討することも重要です。

業者名費用特徴
ジャグー株式会社月額10万円〜(初期費用:0円)・RPP広告の運用額が年間10億円以上で経験とナレッジが豊富にある
・対策すべき品番選定やキーワードのアドバイスがある
・イベント時や週末の配信強化も対応可能
・月に1度の定例WEB会議を開催
・チャット等で日々やりとり可能
NE株式会社・スタンダードプラン:月額10万円
・プロフェッショナルプラン:月額20万円
・システムと人の手をハイブリットした運用
・日々のやりとりはメールやチャット、打ち合わせはZOOM利用
・契約期間は1ヶ月単位である
GMOコマース株式会社月額10万円〜(初期費用:5万円)・効果的な設定方法がわからず、運用の時間がない店舗の悩みを解決できる
・月次報告のレポートと次月の運用方針の説明
・契約期間は6ヶ月から設定できる
トゥルーコンサルティング株式会社月額8万円〜(月額広告費により費用が異なる)・検索上位を重要視すべき商品選定も行える
・広告費をなるべく必要としない運用を目指している
・目標を一緒に決められる
・毎月3社限定の無料相談会を実施している
株式会社ピュアフラット要相談(初期費用:0円)・楽天市場のスペシャリストによる運用代行が受けられる
・食品、美容品、雑貨に家電などあらゆる業界に対応している
※記載している情報は、変更される可能性があります。最新情報は各社の公式ホームページからご確認ください。

RPP広告運用代行とは?

RPP広告運用代行とは、その名の通り楽天市場に出店する店舗に代わりRPP広告運用を代行してくれるサービスです。

RPP広告は、Rakuten Promotion Platform(楽天プロモーションプラットフォーム)の略称で、楽天市場の検索結果ページの商品に表示される「PR」が付いた広告です。

RPP広告運用代行とは?

RPP広告は楽天市場で売上を伸ばすためにぜひ活用したい広告です。しかし配信先やターゲティング、入札金額などの設定が複雑で、専門的な知識がなければ効果的に運用することが難しい側面があります。

人的リソースやノウハウ不足のため、RPP広告を自社でうまく活用できない場合は、RPP広告に精通した運用代行業者に依頼するのがおすすめです。

また、広告だけでなく店舗運営全体を代行してくれる業者もあります。下記の記事で紹介していますので合わせて確認してみてください。

関連記事:【2025年最新】楽天市場の運営代行おすすめ12選!料金や選定ポイントも紹介

RPP広告を自社で運用する際の3大ハードル

楽天市場で売上を拡大するために効果的なRPP広告ですが、いざ自社で運用を始めると、思った以上に成果が出ない、運用が回らないといった課題に直面する企業は少なくありません。

ここでは、RPP広告を自社運用する際に特に大きな障壁となる「3つのハードル」を整理して解説します。

  1. 専門知識・ノウハウの不足
  2. 運用にかかる工数・リソースの不足
  3. 継続的な改善サイクルは回せない

順に解説します。

1.専門知識・ノウハウの不足

RPP広告は一見シンプルに見えますが、実際には「検索キーワードと商品の関連性」「入札単価の最適化」「効果測定と改善」など、高度な運用ノウハウが求められます。

単に出稿するだけではなく、広告表示のロジックやアルゴリズムへの理解がないと、クリックばかりが増えて肝心の売上につながらないケースも多発します。

2.運用にかかる工数・リソースの不足

RPP広告の効果を最大化するためには、日々のデータ分析と運用改善が欠かせません。

特に、商品登録や在庫変動の多いショップほど、適切な広告対象商品の選定や、除外設定、キーワードチューニングを細かく管理する必要があります。

しかし、自社のEC担当者だけで広告運用までカバーするのは、時間も手間も大きな負担となりがちです。

3.継続的な改善サイクルを回せない

RPP広告は「出稿して終わり」ではありません。出稿後も、どのキーワード・どの商品が成果に結びついているかを確認し、入札額や対象商品の見直しを継続的に行う必要があります。

ところが、自社運用ではどうしても「忙しくて検証が後回し」「データを見ても具体的な改善施策が思いつかない」といった状況に陥り、改善のPDCAサイクルが止まってしまうことが珍しくありません。

上記3つのハードルを乗り越えるためにも、多くの企業がRPP広告に精通した外部パートナーに運用代行を依頼しています。

適切な知識とリソースを持つプロに任せることで、より効率的に広告運用・売上拡大を目指すことが可能です。

RPP広告運用代行業者が行ってくれること

RPP広告運用代行会社が行ってくれること

RPP広告運用代行業者に依頼できる主な業務内容は次の5つです。

  1. 初期戦略設計・KPI設定
  2. キーワード選定と商品特定
  3. 入札戦略の設計・日々の広告管理
  4. パフォーマンス分析とレポーティング
  5. 効果を高めるための継続的な改善・設定調整

順に解説します。

1.初期設計戦略・KPI設定

RPP広告運用を成功させるには、最初の戦略設計が肝心です。

運用代行会社に依頼すれば、広告運用を開始する前の重要なステップである戦略設計やKPI設定についても、プロの視点からのサポートを受けることができます。

「自社でKPIを設定してみたけれど、これで良いか不安」「目標達成のために、具体的にどんな指標を追えば良いかわからない」という場合もあるでしょう。

代行業者に依頼すれば、自社の目標や商材に合わせて、より具体的で実現可能なKPI設定を支援してくれます。また、初期の広告配信における商品・キーワード選定などの支援も依頼可能です。

具体的には、以下のような初期戦略の策定や設定をサポートします。

業務分類サポート内容例
KPI設定サポート・広告キャンペーン全体の目標設定支援
・追跡すべき主要指標(ROAS・CVR・CTR・新規顧客獲得数など)の目標値設定サポート
初期の商品・キーワード戦略・広告で優先的に露出すべき商品の選定アドバイス
・初期段階で除外すべき商品の特定
・ターゲットユーザーが検索しそうなキーワードの洗い出しと選定
・キャンペーン、商品、キーワードごとの初期CPC(クリック単価)設定に関するアドバイス
・ランク別入札最適化の利用判断

初期設定は非常に重要ですが、広告運用は一度設定したら終わりではありません。ここで設定した内容を基に、日々の運用の中で継続的に分析・改善を行っていくことになります。

自社だけで細かな戦略設計やKPI設定を行なうリソースがない、あるいはプロの知見を取り入れたいという場合には、運用代行業者に初期段階から相談してみましょう。

2.キーワード選定と商品特定

RPP広告で成果を出すには「どのキーワード」で検索された際に「どの自社商品」を効果的に表示させるか、という戦略が鍵です。

運用代行業者に依頼すれば、広告効果を最大化するためのキーワード戦略と商品選定を任せられます。

具体的には、過去の販売データや検索データを分析し、購買意欲の高いユーザーが使用するであろうキーワードを選定します。過去の運用ノウハウが蓄積されている運用代行だからこそ、成果につながるキーワードを短期間で選定できるのです。

さらに、どの商品に広告予算を集中させるべきか、あるいは広告配信から除外するべきかなどの「商品選定」も重要です。収益性の高い商品や戦略的に露出を増やしたい商品を見極め、キーワードと連携させることで、ROAS(広告の費用対効果)向上を目指します。

3.入札戦略の設計・日々の広告管理

運用代行業者は、設定された広告予算内で最大の効果を発揮できるよう、緻密な入札戦略を設計・実行します。

目標とするROAS(広告費用対効果)やCPA(顧客獲得単価)に応じて、キーワードや商品ごとに最適な入札単価を調整し、広告の掲載順位を最適化します。

また、広告は一度設定したら終わりではありません。

競合の動向や市場の変化に合わせて、日々の入札単価調整や配信状況の確認が不可欠です。自社では対応が難しい日時の細かな調整も含め、プロが日々の広告管理を行なうことで、機会損失を防ぎ、広告効果の維持・向上を目指します。

4.パフォーマンス分析とレポーティング

広告効果を最大化するには、配信結果を分析し、次に活かすことが重要です。運用代行業者では、広告の配信結果を詳細に分析し、わかりやすいレポートとして共有してくれます。

CTRやCVR、ROASなどの重要な指標を測定し「どの広告が、どれだけ売上に貢献したのか」「課題はどこにあるのか」を見える化します。

レポートは月次や週次など定期的に提出され、現状の成果と課題、今後の改善策について説明があることが一般的です。専門家の分析に基づいたレポートがあれば、広告運用の透明性が保たれ、安心して運用状況を把握できるでしょう。

5.効果を高めるための継続的な改善・設定調整

RPP広告の効果は、市場や競合の状況、季節要因などによって常に変動します。そのため、一度設定した内容を見直し、継続的な改善を行うことが重要です。

運用代行業者ではパフォーマンスレポートの分析結果に基づき以下のような具体的な施策を実行します。

  • 広告効果が低いキーワードの除外
  • 効果の高いキーワードへの入札強化
  • 市場トレンドに合わせた新規キーワードの追加 など

特に、楽天スーパーSALEやお買い物マラソンなどの大型イベント時には、通常時とは異なる戦略的な調整が必要です。蓄積されたノウハウを活かし、イベント特性に合わせた設定変更や配信強化を行い、売上向上のサポートをします。

RPP広告運用代行を利用する3つのメリット

RPP広告運用代行を利用するメリットは次の3つです。

  1. RPP広告運用のプロに任せられる
  2. コア業務へリソースを集中できる
  3. 目的に沿った最適な運用が実現できる

順に解説します。

1.RPP広告運用のプロに任せられる

RPP広告は運用が複雑かつ競合の多いため、プロに任せられる点はメリットと言えます。

特にRPP広告は売上を上げるための重要な要素である「アクセス数」を伸ばす役割を果たすため、広告運用をプロに任せれば最短で売上向上の成果につながります。

また、自社内にRPP広告運用のノウハウが不足している場合は、人材育成から始めなければならず、ナレッジの共有から成果が出るまでに時間がかかるため、売上目標を迅速に達成するためにも運用代行の利用がおすすめです。

2.コア業務へリソースを集中できる

RPP広告の運用に必要な業務を代行してもらうことで、そのリソースを別の業務にあてられるのもメリットのひとつです。

RPP広告では毎日の設定更新や広告効果の分析など、多くのリソースを割く業務があります。

それらの業務を運用代行業者に任せることで削減したリソースを、商品開発や販売戦略の構築、顧客サービスの向上など、コア業務にあてることで売上アップにつながります。

RPP広告運用代行は、単に広告運用業務を代行するだけでなく、企業全体の業務効率化に貢献するサービスと言えるでしょう。

3.目的に沿った最適な運用が実現できる

RPP広告のプロ目線で企業の目的に応じた運用ができるのもメリットと言えます。

たとえば「RPP経由の売上の最大化」や「RPP経由での売上創出による自然検索順位の向上」を目的に自社でRPP広告を運用する場合、ノウハウが不足した状態で運用しても、方向性を間違えて目的からずれてしまう可能性があります

しかし、RPP広告運用の経験豊富な代行業者に依頼すれば、プロ目線で自社の目的に沿った広告運用を効率的に実行できるでしょう。

そのため、RPP広告の運用に不安がある場合は、運用代行業者に依頼してプロのノウハウを活用しましょう。

RPP広告運用代行を利用するときの4つの注意点

RPP広告運用代行は多くのメリットがある一方、事前に注意すべき点もいくつかあります。

主な注意点は以下の4つです。契約前にしっかり確認し安心してサービスを利用しましょう。

  1. 運用代行の費用が発生する
  2. 社内にRPP広告の運用ノウハウが蓄積されにくい
  3. RPP広告を利用する目的を明確にしなければ効果が見込めない
  4. 広告効果が必ずしも保証されるわけではない

順に解説します。

1.運用代行の費用が発生する

ひとつ目の注意点は、代行費用が発生することです。

RPP広告に限らず、広告運用代行には広告費とは別に運用手数料が発生します。

一般的に運用代行業者へ支払う費用は以下のとおり「初期費用」と「運用手数料」に分けられ、運用手数料は固定の場合か変動の場合かで金額が異なります

項目費用の相場
初期費用0円〜5万円
運用手数料固定化変動で異なる(概算は広告費の20%〜30%/月)

また、RPP広告の場合は広告費によって広告運用に割くリソースが異なり、代行費用が変わる場合があるため依頼前に確認しておきましょう。

事前に複数の代行業者の料金体系や費用内訳を比較検討し、自社の予算に見合った業者を選ぶことが重要です。

2.社内にRPP広告の運用ノウハウが蓄積されにくい

2つ目の注意点は、社内にRPP広告の運用ノウハウが溜まりにくくなる点です。

運用代行を利用すれば業務効率化となり、別業務へリソースをあてられるメリットがある一方で、多くの場合広告運用の一切を任せることになります。そのため、社内に広告運用のノウハウが蓄積されずに、自社の担当者のスキルが上がりにくいというデメリットがあります。

特にRPP広告のような運用型広告は、運用経験やノウハウの蓄積によりROAS(費用対効果)が大きく影響するため、今後自社でRPP広告運用を行いたい店舗は、運用代行業者からスキルやノウハウの共有を依頼したり、定例MTGに自社担当者を参加させたりしましょう

ジャグー株式会社では、RPP広告の運用方針や調整方法を依頼主に公開しているため、運用代行を依頼しながら社内へのノウハウの蓄積が可能です。

       
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また、社内にノウハウを蓄積したい場合は楽天運営のコンサルティングを依頼するのもおすすめです。

楽天のコンサルについては下記の記事で詳しく解説していますので、ぜひ合わせて確認してみてください。

関連記事:【2025年最新】楽天市場のコンサルティング会社12選を徹底紹介!比較ポイントも解説

3.RPP広告を利用する目的を明確にしなければ効果が見込めない

3つ目の注意点は、RPP広告の利用目的を明確にしないと運用代行業者でも成果を出せないことです。

RPP広告はクリック課金型のため、ユーザーがクリックした際に費用が発生する広告です。

ただし、アクセス数が増加しクリックされても購入されなければ売上は上がりません。そのため広告を利用する際に、目的を明確にしないまま運用代行を依頼しても効果が見込めません

RPP広告を利用するときは、以下のような目的を参考に検討しましょう。

目標内容
売上目標来月までに売上を20%アップさせたい
新規顧客獲得毎月100人の新規顧客を獲得したい
自然検索順位の向上指定商品の自然検索順位をTOP10以内にキープできるようにする
無駄な広告費の削減RPP広告を利用する中で、効果の低い品番への投資を抑えて広告効果を最大化をする

RPP広告の利用目的は運用代行を依頼する前に社内で明確にしておくことが重要です。

また、運用代行業者によっては、利用目的も一緒に相談することが可能なため、まずは代行業者へ相談するのも方法のひとつです。

4.広告効果が必ずしも保証されるわけではない

運用代行を利用しても、必ずしも期待通りの効果が保証されるわけではありません。

広告の成果は、市場のトレンドや競合他社の動き、季節性、景気状況など、さまざまな外部要因の影響を受けます。

どんなに優れた戦略や緻密な運用を行っても、予期せぬ要因で目標達成が難しくなる場合もあります。

運用代行はあくまで「成果を最大化するためのサポート」であり、成功を約束するものではない、という点は理解しておきましょう。契約前に、成果が出なかった場合の対応を確認しておくと安心です。

RPP広告運用代行の料金相場

RPP広告の運用代行費用の相場は、【比較表】RPP広告運用代行業者おすすめ5選で紹介したとおり業者により差があり、自社が取り扱う商材にもよっても異なりますが、おおむね月額10万円〜の業者が多い印象です。


また、初期費用が必要だったり、金額次第で月間のMTG回数が異なったりとさまざまです。


運用代行業者を選ぶ際は、自社の予算で選ぶことも重要ですが、予算内でどんな対応ができるかという視点でも検討し、資料請求や初回打ち合わせ時にしっかりと確認しておきましょう。


なお、RPP広告以外の広告運用代行の費用相場や選定ポイントについて、下記の関連記事もぜひ参考にご覧ください。

関連記事:楽天市場の広告運用代行会社の選び方|厳選3社と費用相場・選定ポイントを解説

RPP広告運用代行業者を選ぶ際の5つのポイント

RPP広告運用代行業者を選ぶ際の5つのポイント

RPP広告運用代行サービスを提供する業者は数多く存在します。数ある業者の中から、失敗しないRPP運用代行業者を選ぶための5つのポイントを紹介します。

  1. RPP広告運用の専門知識とノウハウがあるか
  2. RPP広告運用代行の実績は豊富か
  3. 自社と同ジャンルの支援実績があるか
  4. 日々の細かなメンテナンスと柔軟な対応が可能か
  5. 透明性のあるわかりやすいレポートと改善提案があるか

これらのポイントを踏まえ、複数の業者を比較検討すれば自社の課題や目標に最適なパートナーを見つけることができるでしょう。

1.RPP広告運用の専門知識とノウハウがあるか

RPP広告に関するノウハウがあるかどうかは成果に直結するため事前にしっかりと確認しましょう。


ただし「楽天の広告運用のノウハウがある」ことと「RPP広告運用のノウハウがある」ことは同じではない点に注意が必要です。

もちろん楽天市場の運用知識も必要のため、依頼を検討する代行業者が楽天市場での運用実績があるかどうかも重要です。

具体的にRPP広告のノウハウの有無については以下4つを参考に確認しましょう。

  • RPP広告に関する理解度(他の広告との特徴や違いを把握しているか)
  • 楽天市場特有のユーザー行動のパターンを把握しているか
  • 楽天のアルゴリズム変更への迅速な対応ができるか
  • 楽天市場の季節やイベントに合わせた戦略立案能力

これらの項目を参考に、RPP広告運用に関する専門性とノウハウを持った代行業者を選びましょう。

2.RPP広告運用代行の実績は豊富か

実際に、RPP広告の運用代行実績があるかの確認も重要です。


運用代行の実績を評価する際は、以下の4点を考慮して判断しましょう。

  • RPP広告の運用代行における経験年数
  • 過去および現在代行運用しているクライアント数
  • 具体的な数値で示された成功事例
  • クライアントの業種や規模

RPP広告運用代行の実績は、業者によって大きく異なるため、特に重要視したい項目は、運用代行した店舗のROAS(費用対効果)の改善率や売上増加率、新規顧客獲得数の増加です。

実績豊富な業者は、さまざまな業界や規模の企業に対する、RPP広告運用の支援経験を持ち合わせています。そのため、蓄積されたノウハウやデータに基づいた、より精度の高い戦略立案や運用サポートを期待できます

3.自社と同ジャンルの支援実績があるか

依頼する代行業者が自社と同じジャンルの企業や店舗の支援実績があるかどうかも確認しましょう。

RPP広告は検索連動型の広告なので、ユーザーの検索キーワードやターゲティングなど、細かな設定が必要のため、業界や商材によって効果的な戦略や施策が異なる場合があります。


そのため、これまでに自社と同じジャンルの支援実績がある代行業者であれば、成果を出しやすいデータを蓄積している可能性が高いでしょう。


反対に、自社と異なるジャンルの支援実績しかない業者を選んでしまうと、成果が出しづらくなりROAS(費用対効果)が下がってしまうため、支援してきたジャンルの確認は重要です。

代行業者の選定には以下の点を参考に実績を評価しましょう。

  • 自社と類似の商品、サービスを扱う企業への支援実績
  • 業界に合わせた検索キーワードの知識の有無
  • 同業界での競合分析の経験
  • 業界特有の顧客行動パターンの分析

他にも打ち合わせの段階で、業界への理解度を確認し、自社の課題や目標を達成してくれるパートナーなのかを見極めることも大切です。

4.日々の細かなメンテナンスと柔軟な対応が可能か

代行業者が日々細かな部分までメンテナンスを行ってくれるのかチェックしましょう。

代行業者によっては、広告のメンテナンスが毎日ではなく週に1回~数回のプランの会社もあります

RPP広告運用で成果を出すには、商品ごとにCPC(クリック単価)やキーワードの設定をするなど、日々の細かなメンテナンスが求められます。

RPP広告運用におけるメンテナンスの頻度や各種設定を具体的にどのように運用していくのかは、事前にしっかりと確認しておきましょう。

また「楽天スーパーSALE」や「お買い物マラソン」などイベント開催時には、より迅速で細かな設定を行う必要があるため、夜や土日の対応可否など、イベント開催時の対応方針をあわせて確認しておくと安心です。

5.透明性のあるわかりやすいレポートと改善提案があるか

わかりやすいレポートをフィードバックしてくれるかどうかも、代行業者を選定する上で重要です。

RPP広告を運用すると取得できる「パフォーマンスレポート」を活用して、広告運用方法を分かりやすく説明してくれる代行業者だと安心です。

具体的には、以下のポイントを確認しましょう。

  • レポート内容:クリック率やコンバージョン率など、重要な指標を網羅的に記載しているか
  • レポートの頻度:週次なのか月次なのか、または自社の希望にあわせて作成してくれるか
  • 改善点を提案:現状の課題分析や具体的な改善策が明確に示されているか


他にも専門用語を使う場合や、RPP広告のスキルがない人にもわかりやすいレポートを作成する配慮がある代行業者を選ぶと良いでしょう。

RPP広告運用代行を依頼する前の準備事項

RPP広告運用代行の効果を高めるために、依頼する前に以下の準備をしておきましょう。

  • 運用目標(KPI)の明確化
  • 予算計画の策定
  • 共有すべき情報・データの整理
  • 社内連携体制の整備

順に解説します。

運用目標(KPI)の明確化

運用代行を依頼する前に、まず「RPP広告を通じて何を達成したいのか」を明確にしておくことが重要です。「売上を上げたい」という漠然とした目標だけでなく、より具体的なKPIを設定しましょう。

たとえば、以下のような具体的かつ数値で測れる目標が望ましいです。

  • RPP広告経由の売上を〇〇円にする
  • ROAS〇〇%を達成する
  • 特定商品の新規顧客獲得数を〇〇人にする
  • 〇〇というキーワードでの検索順位を〇位以内にする

明確な目標があれば、代行業者も具体的な戦略を立てやすくなり、成果につながる可能性が高まります。

予算計画の策定

RPP広告運用代行には、広告費および広告運用代行手数料の双方のコストがかかります。依頼前に、広告運用にどれくらいの予算をあてられるのか、具体的な計画を立てておきましょう。

「広告費の上限はいくらか」「運用代行手数料として許容できる範囲はどの程度か」などを事前に明確にしておくことで、予算オーバーを防ぎ、無理のない運用ができます。また、予算を伝えることで、代行業者もその範囲内で最大限の効果を発揮できるプランを提案しやすくなるでしょう。

共有すべき情報・データの整理

運用代行業者が効果的な戦略を立てるには、自社の情報が必要です。依頼前に、共有すべき情報やデータを整理しておきましょう。

具体的には以下のような情報が必要になります。

  • 過去のRPP広告の運用実績データ
  • 主力商品やターゲットユーザーに関する情報
  • 競合店舗の情報 など

また、RMS(店舗運営システム)へのアクセス権限の共有が必要になる場合があります。事前に必要な情報をまとめておけば、契約後の運用開始までをスムーズに進められるでしょう。どこまでの情報を共有すべきか、依頼先の業者に確認しておくと確実です。

社内連携体制の整備

広告運用を外部に委託する場合でも、社内での連携は不可欠です。運用代行業者のやり取りを行う窓口担当者を明確に決め、レポート内容の確認や意思決定のプロセスを事前に決めておきましょう。

たとえば、広告運用に関する提案を受けた際に、誰が最終的な判断を下すのか、承認までどのくらいの時間がかかるのかなどを明確にしておくことで、施策実行のスピードが上がり、機会損失を防げます。

また、広告運用は商品企画や在庫管理とも連携が必要な場面があります。関連部署との情報共有がスムーズに行える体制を整えておくことも重要です。

RPP広告運用代行業者おすすめ5選

ここからは、数あるRPP広告運用代行業者の中から、実績や特徴、料金などをもとに、おすすめの業者を5社紹介します。

それぞれの特徴を詳しく解説していくので、ぜひ自社に最適なRPP広告運用代行業者選びの参考にしてみてください。

業者名費用特徴
ジャグー株式会社月額10万円〜(初期費用:0円)・RPP広告の運用額が年間10億円以上で経験とナレッジが豊富にある
・対策すべき品番選定やキーワードのアドバイスがある
・イベント時や週末の配信強化も対応可能
・月に1度の定例WEB会議を開催
・チャット等で日々やりとり可能
NE株式会社・スタンダードプラン:月額10万円
・プロフェッショナルプラン:月額20万円
・システムと人の手をハイブリットした運用
・日々のやりとりはメールやチャット、打ち合わせはZOOM利用
・契約期間は1ヶ月単位である
GMOコマース株式会社月額10万円〜(初期費用:5万円)・効果的な設定方法がわからず、運用の時間がない店舗の悩みを解決できる
・月次報告のレポートと次月の運用方針の説明
・契約期間は6ヶ月から設定できる
トゥルーコンサルティング株式会社月額8万円〜(月額広告費により費用が異なる)・検索上位を重要視すべき商品選定も行える
・広告費をなるべく必要としない運用を目指している
・目標を一緒に決められる
・毎月3社限定の無料相談会を実施している
株式会社ピュアフラット要相談(初期費用:0円)・楽天市場のスペシャリストによる運用代行が受けられる
・食品、美容品、雑貨に家電などあらゆる業界に対応している
※記載している情報は、変更される可能性があります。最新情報は各社の公式ホームページからご確認ください。

1.ジャグー株式会社

1.ジャグー株式会社

出典:ジャグー株式会社公式サイト

ジャグー株式会社は、年間20億円の豊富なモール広告運用実績を持つEC運用支援会社です。

特に楽天市場の運用支援に長けているため、RPP広告運用の支援実績も豊富です。

RPP広告の運用代行では、毎日の細かなメンテナンスに対応しており、出店者ごとに運用方針を構築し、RPP広告の効果を最大化する支援を行います

ジャグー株式会社の特徴は以下のとおりです。

  • 年間10億円以上のRPP広告を運用しており、経験とナレッジが豊富
  • 対策すべき品番選定やキーワードのアドバイスがある
  • 月に1度の定例Web会議を開催・チャットなどで日々やり取り可能
  • イベント時や週末の配信強化も対応可能
  • 売上拡大だけでなく利益拡大から仕組み化までを支援
社名ジャグー株式会社
本社所在地東京都中央区八丁堀4丁目3-5京橋宝町 PREX8階
サービス名RPP運用代行サービス
費用月額10万円〜(初期費用:0円)
公式サイトジャグー株式会社公式サイト

2.NE株式会社

2.NE株式会社

出典:NE株式会社公式ホームページ

NE株式会社は、楽天広告運用300店舗超えの実績があるコンサルティング会社です。
目的設定から効果検証までのPDCAサイクルを自動化プログラムとして回し、費用対効果を最大限引き上げます。

支援したジャンルは、家具・インテリアや生花、食品や健康家電に医薬品など多岐に渡ります。
出店者にあわせて4つのプランを用意しており、固定費は月額の定額で、変動する広告費はプランにより目安を設けているため費用の計算がしやすいのがポイントです。

NE株式会社の特徴は以下のとおりです。

  • システムと人の手をハイブリッドした運用
  • 支援ジャンルが多岐にわたる
  • 契約期間が1ヶ月単位
社名NE株式会社(エヌイー株式会社)
本社所在地神奈川県小田原市栄町1-6-4 勝俣組ビル6階
サービス名RPP広告運用代行
費用エコノミープラン:月額2.5万円
ライトプラン:月額5万円
スタンダードプラン:月額10万円
プロフェッショナルプラン:月額20万円
公式サイトNE株式会社公式ホームページ

3.GMOコマース株式会社

3.GMOコマース株式会社

出典:GMOコマース株式会社公式ホームページ

GMOコマース株式会社は、デジタルマーケティングのあらゆる課題を解決するためのサービスを提供している会社です。
導入実績が多く、RPP広告以外にも広告運用のノウハウも多く蓄積しているため、成果の出やすい運用が期待できます

GMOコマース株式会社の特徴は以下のとおりです。

  • 効果的な設定方法がわからず、運用の時間がない店舗の悩みを解決できる
  • 月次報告のレポートと次月の運用方針の説明が明確にある
  • 契約期間は6ヶ月から設定できる
社名GMOコマース株式会社
本社所在地東京都渋谷区道玄坂1-2-3 渋谷フクラス13階
サービス名RPP広告運用代行
費用月額10万円〜(初期費用:5万円)
公式サイトGMOコマース株式会社公式ホームページ

4.トゥルーコンサルティング株式会社

4.トゥルーコンサルティング株式会社

出典:トゥルーコンサルティング株式会社公式ホームページ

トゥルーコンサルティング株式会社は、楽天コンサル支援実績200社超えのコンサルティング会社です。
豊富なRPP運用代行実績をもち、支援ジャンルもコスメやペット用品、スイーツなど多岐に渡ります。伴走型の広告運用代行として一緒に目標を決めて運用できる点が特徴です。

トゥルーコンサルティング株式会社には以下のような特徴があります。

  • 検索上位を重視すべき商品選定が可能
  • 広告費をなるべく必要としない運用を目指している
  • 目標を一緒に決められる
  • 毎月3社限定の無料相談会を実施している
社名トゥルーコンサルティング株式会社
本社所在地東京都港区三田2-14-5 フロイントゥ三田10F
サービス名楽天RPP広告運用代行サービス
費用月額8万円〜(月額広告費により費用が異なる)
公式サイトトゥルーコンサルティング株式会社公式ホームページ

5.株式会社ピュアフラット

5.株式会社ピュアフラット

出典:株式会社ピュアフラット公式ホームページ

株式会社ピュアフラットは、EC事業に特化したマーケティング会社です。

またWEB総合代理店のため、広告だけでなく購買率が上がる商品ページの制作も可能です。
さまざまな業界の支援実績があるため、どのジャンルのRPP広告運用代行にも対応しています。

株式会社ピュアフラットの特徴は以下のとおりです。

  • 楽天市場のスペシャリストによる運用代行が受けられる
  • 食品、美容品、雑貨に家電など、あらゆる業界に対応している
社名株式会社ピュアフラット
本社所在地東京都港区南青山1丁目10-6 ファミリー青山ビル 4F
サービス名楽天RPP広告運用代行サービス
費用要相談(初期費用は0円)
公式サイト株式会社ピュアフラット公式ホームページ

RPP広告運用代行の成功事例

最後に、ジャグー株式会社のRPP広告運用代行の成功事例を紹介します。

  • Ulike株式会社
  • エコバックスジャパン株式会社

それぞれ導入事例の記事もあるため、ぜひ参考にしてみてください。

Ulike株式会社

Ulike株式会社

家庭用光美容器を扱うUlike株式会社様。日本市場参入後、楽天市場での広告効率の悪化と赤字経営に悩まれていました。

ジャグーではまず、データに基づきROIの低い広告を特定し削減。RPP広告などの運用型広告への予算の配分を見直し、ターゲットに合わせたキーワード選定や入札調整を徹底しました。

商品ページの改善も同時進行し、結果として広告費用対効果は支援前の3倍に改善。広告費を抑えながらも、売上は前年比5倍、マーケットシェアは約7倍という驚異的な成長を実現されました。広告運用の最適化がいかに重要かを示す好事例です。

(詳細はこちら:支援後のモール内市場シェア7倍、広告の費用対効果3倍!ジャグー社が支えたUlikeによる日本市場の攻略法とは?」)

エコバックスジャパン株式会社

エコバックスジャパン株式会社

ロボット掃除機メーカーのエコバックスジャパン様は、ROAS重視の方針と売上拡大のための広告投資のバランスに課題を感じていました。

ジャグーではROASだけでなく、市場でのシェア獲得や売上目標達成といった多角的な視点から広告戦略を立案・実行。

支援開始直後から広告パフォーマンス設定を見直し、無駄なコストを削減しました。さらに、費用対効果の高い広告投資をタイミング良く提案・実行することで、支援開始初月から売上目標の大幅超過を達成しました。

結果的に、ROASは前年比の2倍以上に改善し、CPCも約3分の1まで抑制することに成功しました。

(詳細はこちら:目標未達続きから一転、売上が5倍に!エコバックスジャパン社を成功に導いたジャグーの支援の秘訣

まとめ|RPP広告運用代行業者を活用して利益の最大化を目指そう

楽天市場で売上を上げるためにはRPP広告の運用が重要です。ただし、正しいノウハウと目的を持って利用しなければ、費用対効果が悪くなってしまうかもしれません。

そこで、RPP広告運用の支援実績が豊富な代行業者に任せることでプロ目線で効果的なRPP広告の運用ができるでしょう。

特に細かな設定や日々の管理が必要なRPP広告の運用に割くリソースが足りないという店舗には、運用代行業者への依頼がおすすめです。

しかし「RPP広告の運用が効果的なのかわからない」「RPP広告を使う目的をいまいち検討できない」とお困りな方もいるのではないでしょうか

ジャグー株式会社では、楽天市場で売り上げを伸ばしたい出店者様に対し、元楽天ECCならではの専門的なサポートを行っています。バナー作成以外にも、売上の改善や社内運用の仕組み化など、戦略から販売までを一気通貫したEC支援をご提供します。
楽天運用に関するご相談があればお気軽にお問い合わせください。

ジャグーの楽天市場総合支援サービス
Jagooは、豊富な成功事例と失敗事例を踏まえて最短距離で進めるEC戦略・運用のプロフェッショナルです。
売上拡大・利益拡大はもちろん、継続し続けられる「仕組み化」に至るまで完全コミット。 楽天出身者が経営しているからこそ実現する、ただの作業代行ではない本気で勝ち抜くEC戦略をご提供致します。

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